『2015 SBK ミザノ スーパーポールトピックス』
★6月20日(土)、SBKミザノ戦スーパーポール1・2(予選1・2)が行われた。
★PPは『ミスター・スーパーポール』の異名を持つトム・サイクス(カワサキ)の1分34秒214。予選1からの参加で、予選1で記録を更新し、予選2で更にそれを更新した。
サイクス選手のコメント。
「実は、今週末はユーズドタイヤに関し、通常とは違う作戦を試してみたんですよ。1周タイムに集中したくなかったんです。予選1から出たしね。重要なのは前からスタートすることで、ミザノでは良い走行ラインが1つだけだし…前にいるとけっこう有利になるから。気持ちが落ち着きましたよ。」
★2位レオン・ハスラム(アプリリア、+0.212)のコメント。
「今週末、ここまでは実に良い仕事をしてきました。各セッション毎に何かしらステップアップさせてね。本当に嬉しいです。フィーリングもかなり良くなりました。金曜にはスタッフに仕事をだっさり渡しておいたんです。マックス(ビアッジ)には感謝しないと…ここでマシンに最高の作業を施してくれた…恵みのほどは見ても分かるでしょ。」
★3位はダヴィデ・ジュリアーノ(ドゥカティ、+0.228)。FP1での転倒で負傷した右足に、けっこうな痛みがある。
チームメイトのチャズ・デイヴィスはギア・トラブルで11位(+1.259)。
ジュリアーノ選手のコメント。
「本音を言うなら、ホームでPPが取れてたら嬉しかったんですけどねぇ。予選用タイヤでの1周は、僕には厳しかったです。タイヤの使い心地も悪かったし…だから、良かったですよ。苦労して、3位を取って…良い結果でしたね。わずかゼロコンマ何秒かの間に選手がどっさり並んでるでしょ。今日は笑って寝られますよ…眠れたらの話しだけど!」
★4位はジョナサン・レイ(カワサキ、+0.245)。
★5位はワイルドカード参戦のマックス・ビアッジ(アプリリア、+0.249)。985日振りの予選だった。ピレッリによれば予選用タイヤでは1周のタイムアタックしかできないところ、ビアッジ選手は2回めの出走で酷似したタイムを2度出しているので、同タイヤをフル活用できていない模様(他の上位選手らは1回のみ)。
ビアッジ選手のコメント。
「2周めが1周めと大差なかったんですよ。つまり、1周めでもう少し攻めないといけなかったわけでね…でも、試したことなかったし。頑張ってみたが…最初にもっと聞いておくべきだったね。まぁ、1周ってことでは良かったでしょ。復帰して、ジョナサン・レイと0.005秒差ってのは良いですよ。無理をしなきゃならない時に、すぐにそうできなかったんだが…今日に関してはこれで良しとしておこうか。」
★ルーカ・スカッサ代役で、金曜セッションに出ていないミケーレ・ピッロは10位(ドゥカティ、+0.925)。
★予選1の首位はトム・サイクス、2位アイルトン・バドヴィーニ。両選手が予選2へ昇格。
(2015年6月20日『Gpone』記事参照)
『2015 SBK ミザノ スーパーポールリザルト』
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