『ロッシ:また先行』
★8月30日(日)、ウェットとなったシルヴァーストーン決勝戦で優勝したヴァレンティーノ・ロッシ。金〜土曜日のFPではドライコンディションでマルケス/ロレンソ両選手相手に苦戦していたが、決勝戦ではマルケス選手は転倒リタイヤとなり、ロレンソ選手はヘルメットのバイザーに問題が生じ、表彰台獲得は叶わなかった。
★ロッシ選手は総合首位となり、2位ロレンソ選手とは12ポイント差。
★ロッシ選手のコメント。
「今朝、起きた時、雨が降っていて…これは朗報なのか悲報なのかは分からなかったけど、実に集中した感じで目覚めたんですよ…何を絶対に成し遂げなければならないのかが、はっきりしてましたね。」
【ウォームアップも好調で…】
「チームが素晴らしいマシンを用意してくれてね…バランスが最高で、レースでもそうだったし、各コーナーでもそうだったし、アウトラップ(※ピットから出た直後の周回)の時からの時からそうだった。各ブレーキング、各方向転換でポジティブな手応えが返ってきてね。」
【スタート後は…】
「アスファルトは乾いてたんだけど、コンディションがかなり厄介でした。幸い、また雨が降り出してくれて…簡単なレースではなかったですけどね。」
【マルケス選手もぴったり貼り付いていたし…】
「ラストラップで勝負になると思ってたんですよ。(マルケスが)転倒した時は一息ついて…それがちょっとミスになってしまいましたけどね。ダニーロ(ペトルッチ)とのギャップがもっとあると思ってたんですよ…ところが4秒程度で…すぐ3秒に縮まって。それで、またプッシュしないとならないって分かって…でも、ダニーロがずっと縮めてくるんですよね。」
【そこが今回の優勝の鍵に?】
「そうですね…もっと速く走らなければならない一方で、ミスで全てを水の泡にしてしまうようなことは避けなければならなかったし。上手く状況をコントロールし、ダニーロを引き離しておけました。」
【今回の優勝は、どのぐらい重要?】
「ドライコンディションではホルヘ(ロレンソ)を倒すのは難しかったでしょう…それがいまや貴重な12ポイント差で…まぁ、大した数字ではないですけどね。マルケスとの差を広げられた方が重要ですね…実に速いんで、彼を大きく引き離しておくのはポジティブですよ。」
【シルヴァーストーンは苦手コースだったが…】
「優勝したことのない、数少ないコースの1つでしたね。それに2011年なんか…あの時も雨だったけど、遅くってねぇ…もう操縦できなくなったんじゃないかって思ってましたから。今回は良い雪辱戦になりましたよ。」
【これで総合優勝に一歩近づいた?】
「タイトル争いをしている時は、レース優勝しないとならないもんでしょ…僕はもう4勝してるんで、去年の倍ですよね。今シーズン、ホルヘの方が1勝多いけど、でも、2人とも前の方にいるし。このまま続けていかないとね。」
【キャリア112勝目と言うことで…あと11勝でジャコモ・アゴスティーニとタイ記録になるが…】
「そう言うことを考えてる必要はないですね…タイトル一筋なんで。」
【今でもこうしてハイレベルで参戦できる秘訣は?】
「僕はマシンを操縦するのが大好きで…情熱を注いでるんです。この人生が好きなんですよ。優勝もリザルトも重要だけど、マシンに乗ってる時に感じる満足感の方がもっと重要でね…スタート5分前の感覚とかね。そう言うことのおかげで、違いを出していけるんでしょ。」
(2015年08月30日『Gpone』記事参照)
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この先は本当にタイトル争いがわからないですね。
今回は本当に天候が味方してくれましたが、この先ドライレースではロレンソ有利な気もするし。
マルケスはもう本当に失うものは無いアタックかけるだろうし。
今回の優勝は本当に運と実力で勝ち取った貴重なポイントですねぇ。
ミサノもムジェロみたいにならないで優勝すればロッシのチャンピオンはかなり濃厚ですね。
ミザノは安定でしょうが、アラゴンが問題ですねぇ。スペイン勢は黙ってないでしょうし、ヤマハ機はドライで優勝してませんから。
アラゴンで表彰台に登ればタイトルが見えてきそうですね。
インタビューでも言っていたがマルクが張り付いて居た時は終盤仕掛けて来るのだろうと拳わ握りしめながら見、マルク転倒ごはペトルッチの接近でシルバーストーンのコースの長いこと長いこと中々周回数が減らずドキドキしたな、でもさいごはギャプをコントロールしフィニッシュ今季4勝目バンザーイ
ミサノは今年Hondaプライベートテストをしているのでマルケスがチョットだけ有利かも今回のリタイヤも在るしタイトルでは無く勝を狙って来そお又ドライならJLも雪辱を晴らしに来るだろうし、ガンバレValentino
マルケスが沈んで一安心したところからの再度のプッシングは
雨脚が激しくなってズル剥けになったタイヤでの終盤は祈るような
思いで見てましたが流石百戦錬磨の玄人ライディングに拍手喝采!
世界戦で9度もタイトルを獲ったほどの男はチャンプ確定までは
絶対に油断はしないと思います。巻き込まれやワンミスで結果が
雲泥の差になると分りきってるからきっとまだまだ勝って兜の尾を締めよ
的な感じではないでしょうかね。
ここ数戦は一騎打ちじゃ苦杯を飲まされてるマルケスは今後も
打倒ロッシに闘志満々だろうしロレンソもたったの12ptしか離せて
ないから残り6戦のチームメイト同士のデットヒートも楽しみ!
我慢して苦労して全身全霊で勝ち取る10度目!絶対見たいです!
Gooooooo!!!!!!! Rossi!!!!!!!
>(ホルヘとは)貴重な12ポイント差で…まぁ、大した数字ではないですけどね。
>マルケスとの差を広げられた方が重要ですね…
うーん、確かにマルクは相変わらずの速さで決して油断できないのはわかるんですけど、もし今回マルクが2位フィニッシュでも差は広げられたし、ホルヘとの差も12以上広がったんですけどね。
12ポイントではまだまだ安泰ではないからこそ、今はマルク云々よりも、1ポイントでも多くホルヘとの差をつけることが第一だと思うんですけど、この発言の真意がちょっと測りかねました。
もちろん私はヴァレンティーノ・ファンであり、今年は是が非でも彼に優勝してもらいたいと思っています。
個人的な憶測としてですのであしからず。。。
ロッシにしてみれば今回のマル0ptは事実上の三つ巴からロレ一人に照準を合わせられる
という意味合いが強いのではないでしょうか?
どんなにマルが超速で優勝しようが一人旅しようがロッシはもうロレの前もしくは一台入れてとか
最悪でもロレの直後でのゴールとか絶対的にレースをコントロールし易くなったと思います。
ましてや今回自滅してくれたんですからロッシにとっては願ったり叶ったりで敵は一人でも少ない
方が絶対にいいに決まってますからね当然ロレンソだって同じ事を考えてると思いますが。。。
ブルノ戦みたくマルケスに間に入ってこられるのが何とも困る展開だと思いますよ今後は特に
pt配分を考えればその点が一番厄介で速いライダーなんでしょうねきっと!言い換えればマルも
チャンピオン争いを自分の匙加減でコントロールすることも出来てしまいますしね(笑)
・・・てな感じで思ってみたりもしました。お目汚し失礼。