『マルケス:手の負傷は言い訳にならない』
★10月11日(日)、茂木GP決勝レースを4位でゴールしたマルク・マルケスのコメント。
「手の負傷が言い訳にはなりませんね…ウェットでの方が調子が良かったのは確かですから。ドライならけっこうキツかっただろうけど、ウェットだと手を動かす時にちょっと問題が出る程度だったんで。」
【難しい週末だった…】
「ドライだと最終的に良いセッティングが見つかってたんです…多分、表彰台に上がれるよう切り抜けられたんじゃないかなぁ。でもウェットだと、午前のウォームアップの時から好みの感じにならなくて。
レースに向けてちょっと変更を加えたんですよ…でも、大したことにはならなかったですね。スタートした時も乗り心地は良くなかったんで。5周目ぐらいの時、ヤマハ組がもの凄く速かったですね。その後、ダニ(ペドロサ)もリズムを上げていって…僕は今日はあまり大きなリスクは負わずに完走しなければならなかったんです。
ドライとウェットが半々のコンディションの時って言うのは、ダニは上手い方のライダーなんですよ。今日のレース終盤なんて驚異的でしたよね。
でも、ウェットレースって言うのはこんなもので、ミザノやシルヴァーストーンの時みたいに調子が良くて凄く速い時もあれば、今回のように苦戦してしまう時もある。」
【タイトル争いの方は…】
「今日、ヴァレンティーノ(ロッシ)は最大限に稼いでましたよね。ドライの時はホルヘ(ロレンソ)の方が圧勝で…そのホルヘ相手に逆転し、また4ポイント引き離してましたよね。」
【これでロッシvsロレンソ選手は18ポイント差となったが…】
「それほど多くはないですよ。特に(今後のレースで)ホルヘとヴァレンティーノの間に誰かが割り込んでゴールしたら。確かなことは、今後、ホルヘはリスクを冒していかなければならず、ヴァレンティーノは自分次第だってことですね。」
(2015年10月11日『Marca』記事参照)
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今回が、このクラスに来て一番パットしなかったと感じます。
怪我が響いてしまいましたか、がんばれーマルケス
これほど精彩を欠いたマルケスも珍しいのでは?
手を骨折しながらも三週連続のレース。
息つく暇もなく移動し、レースでは結果を出さなきゃいけない。
我々の想像を超える過酷さでしょう。
不思議とマルクがドライなら表彰台に上がれたんじゃないかなーと言うのには誰も突っ込まないんですね。
ホルヘはある意味良い仕事しているんだと思いました。
ロッシ万歳(^-^)/