『ヴィニャーレス:ロッシに後追いされるのは好き』
★3月17日(木)、カタール戦モトGPクラスのFP1で、ヴァレンティーノ・ロッシが2位だった(ヤマハファクトリー、+0.267)。
同タイムはマーヴェリック・ヴィニャーレス(5位、スズキファクトリー、+0.407)のスリップに入って記録された。
★ヴィニャーレス選手は固めタイヤを使用し、何周回かロッシ/バルベラ選手(4位、ドゥカティ・アヴィンティア、+0.370)を牽引していた。
★ヴィニャーレス選手はFP1終了後、次のようにコメントした。
「難しいFPでした。最初の何分間かはコースの状態が難しかったし、僕はリアに固めタイヤを履いてたんで、かなり滑ってしまって。でも、その後、速く走れましたけどね。
固めタイヤで出したタイムは良かったですね。テストの時は出せなかったタイムだし、柔らかめタイヤの方がもっと速いんだろうし。
ロッシが僕の後ろに付いてたのは気づいてました。でも、タイヤに熱を入れてるとこだったんで、緩めて減速するわけにもいかなくて。タイヤを暖めるのに2〜3周かかるんで、時間切れになるところでしたからね。
ロッシにスリップに入ってこられるのは好きなんですよ。それって、つまり、僕に一目置いてくれてるってことでしょ。」
★ダヴィデ・ブリヴィオ氏(スズキ・チームマネージャー)ノコメント。
「ヴァレンティーノとバルベラが、マーヴェリックの後追いをしてタイムを出してたのにはがっかりしました。でも、まぁ、良しとしましょう。ヴァレンティーノに後追いされてた姿は興味深いもんでしたね。去年はさっさと追い越して行ってたのに、今回はタイムアタックの際、マーヴェリックを利用できるようヴァレの方でリズムを少し落としてたんですから。
ヴァレンティーノのことだから、2〜3周スリップに入って、マーヴェリックのことを念入りに研究したはずですよ。今はもうすべてを把握してるでしょ。」
★エクトル・バルベラ選手のコメント。
「(FP1で4位獲得は)ご褒美みたいな感じです。目標は5位〜10位までだったんで。スゴく嬉しいですよ。こんなに戦闘力が高いのは本当に久しぶりだから。4位になったら、うちのボックスでは何か普通じゃないって感じになってしまって。うちが速いからなのにね。上の方にいたって、もう奇跡なんかじゃないですよ。」
(2016年03月17日『Moto.it』記事参照)
(2016年03月17日『AS』記事参照)
ヴィニャーレス選手、彼女のおかげもあって、最近はイタリア語も少し喋るようになったんですよ。
以前は最初の1フレーズだけイタリア語で、すぐにスペイン語になっちゃってたんだけど、今は5フレーズぐらいはキープできるかなぁ。
同時通訳さんの声が慌てて入ってくるのも面白くって…
さて、この後追いについて、ロレンソ選手がちょっと苦言を呈しましてね。
ロッシ選手は、まぁ、自分も被害にあってるから、たまたま利用できる時は利用するって感じなんですが。
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【2016カタールGPまとめ その1 ヤマハ】[2016年03月23日 Vol. 82]
●ロッシvsロレンソ小競合まとめ:契約更改、後追い批判、FP4口論、ドゥカティ移籍、お口にチャック
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あっ!やってた!やってた!ww
まあ、マーベリックは好調でしたしね。
ロッシの意識に入る人になったのでしょう。
決勝でも当初は注意すべき相手になっていたんじゃないかな?
次戦が楽しみです。
そっか。キアラはイタリア人でしたっけ。
確かになんかのVでヴィーニャがイタリア語を喋ってるのを見た記憶があります。
お、すごいなって思ったんですけど、なるほどキアラとのスイートなコミュニケーションで上達した訳だ。
まさに言語取得の定石ともいえる。納得。
『最強彼女』って感じですねw いいぞヴィーニャ!