『2016ヘレスGPこぼれ話』
★今回のヘレス戦で優勝したヴァレンティーノ・ロッシは37才68日で、最高峰クラスにおけるレース優勝の最高齢記録では9位となった。しかし、7位以上が1940〜70年台に活躍した選手で、現役の平均年齢も今より高かった時代である。
なお、モトGPクラスでレース優勝した最高齢記録は、2006年ヴァレンシア戦のトロイ・ベイリスによる37才213日で、最高峰クラスの最高齢記録では8位となる。
ロッシ選手は今シーズンのアラゴン戦以降で優勝したら、このベイリス選手の記録を超える。
以下が最高峰クラスにおけるレース優勝の最高齢記録トップ10
1位 Ferguson Anderson 1953年ムンジュイック(スペイン) 44才237日
2位 ジャック・フィンドレイ 1977年ザルツブルクリンク(オーストリア) 42才85日
3位 レスリー・グラハム 1952年ムンジュイック(スペイン) 41才21日
4位 Jack Ahearn 1964年イマトラ(フィンランド) 39才327日
5位 ハロルド・ダニエル 1949年ツーリスト・トロフィ(マン島)39才240日
6位 フランタ・スタストニィ 1966年 ザクセンリンク(東ドイツ) 38才247日
7位 ネッロ・パガーニ 1949年モンツァ(イタリア) 37才328日
8位 トロイ・ベイリース 2006年ヴァレンシア(スペイン)37才213日
9位 ヴァレンティーノ・ロッシ 2016年ヘレス(スペイン)37才68日
10位 フィル・リード 1975年ブルノ(チェカ)36才235日
★ヴァレンティーノ・ロッシがヘレス決勝戦で獲得した優勝トロフィーを、パルマ小児科病院で闘病を続けるロレンツォ君(下記画像)に贈った。
ロッシ選手の公式ファンクラブ会長のフラヴィオ・フラテージ氏がトロフィーの他、Tシャツやサイン入りキャップ等も届けた。
フラテージ氏は数カ月前に同病院を訪れ、ロレンツォ君に「ヴァレが優勝したらすぐに、トロフィーを君に持ってくるからね」と約束していた。
★スズキはモトGP機『GSX-RR』の開発をいまなお続けており、ヘレスGP中は2015/2016年版フレームの比較検討を行っていた。
また、ムジェッロGPに向けエンジンに関する重要な開発が投入される予定で、ダヴィデ・ブリヴィオ氏(スズキ・チームマネージャー)は次のように述べている。
「ヴィニャーレスがスズキ残留を納得できるよう間に合ってくれるといいんだが。」
★KTMではモトGP機の走行テストを長期に渡り予定しており、今後、ブルノ、ヴァレンシア、ミザノでテストライダー(ミカ・カリオ、カレル・アブラハム)が周回を重ねることとなる。
また、オーストリアGP(8/14)ではワイルドカード参戦でモトGPデビューをする予定。また、ヴァレンシア最終戦でのワイルドカード参戦も決定している。
★ドゥカティがモト3クラス参戦を考えている。ジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)のたっての希望によるもので、若手ライダーを育成し、モトGPへと昇格させることが目標。
ダッリーニャ氏はアプリリア時代に低排気量クラスで大きな実績を残している。
また、2017年にはTM(※ペーザロ本拠地)のマシンが、ルーカ・ボスコスクーロ氏のチームでモト3デビューする予定。
なお、ボスコスクーロ氏は既にイタリア選手権(CIV)のモト3クラスにTM機で参戦している。
(2016年04月25日『Moto.it』記事参照)
(2016年04月26日『Moto.it』記事参照)
(2016年05月03日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年04月28日『Marca』記事参照)
(2016年04月28日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
ヴィニャーレス選手とスズキって2017年も契約あったはずだけど、具体的にどうなってるの?決断の時はいつ?
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【2016ヘレスGPまとめ その2 ホンダ&ドゥカティ】[2016年05月01日 Vol. 89]
●ビーチサイドリーグ最新情報
・アンドレア・ドヴィツィオーゾ
・アンドレア・イアンノーネ
・マーヴェリック・ヴィニャーレス
・マルク・マルケス
・ダニ・ペドロサ
・アレックス・リンス
・サム&アレックス・ロウズ
・ヨハン・ザルコ
・マルコ・メランドリ
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KTMさんてレッドブルリンクでもワイルドカード参戦するんですね。
新しくカレンダーに加わったところだとわかることもあるのかな?
て言うかスミスさんは楽しみですよね。多分(^^)
ドカティのモト3マシンか。
最大出力が何より重要なクラスだからデスモドローミックエンジンは無敵の強さを発揮するんじゃないだろうか?
見たいな、是非に。
そのまま250単気筒エンジンの市販とかになったら胸熱ですね。
>>250単気筒エンジン車
それ!!欲しい!!!
そういえば去年のEICMAで250の噂出てましたっけ?
SBKの250/300クラスの話ってどうなったんだろ?
×EICMAで
○EICMAあたりで
KTMの計画は順調なようですね。ワイルドカード参戦数を増やすとは計画が前倒しで進んでいる証しでは?
ジジはここ最近の低排気量ブームにうってつけのプロジェクトを持ってきましたね。先見の明もあるのか、ホントに出来る男ですね。
250cc市場にドカ本気のマシンが出てきたら、国内3メーカーの250スポーツバイクも先鋭化するんでしょうねぇ
日本だと250ccって価格が高いと売れない、でも安っぽくても売れないっていうビッミョーなカテゴリだけど、海外だとどうなんでしょうねー
250スポーツなんていうと、アプリリア、KTMくらいしか思いつきませんが・・・。あぁ、あとメガリがなんか出してたっけ・・・。
JAMAの統計を見れば、国内市場に期待するだけ野暮って言うのが解ります。
5000台も売れたら奇跡の大ヒットと言える市場では頑張ったって採算合わないですからね~
DUCATIはアセアン市場ではブランドとして受け入れられている様に思えないし、
欧州でも250未満の市販車市場はスクーター系がメインで、ロードバイクの市場規模
は微々たるものなので、出すとしたらコンペモデルになるんじゃないですかね?
わかんないけど~
アセアンでは生活の足としての需要が高く、
・安い
・絶対壊れない
・低燃費
・デザインがイケてる(その国の感性で)
と言うハードルが有って日本の4メーカーが基準になってる感もあるので、伊メーカー
には厳しいように思います。
今タイに住んでおりますが、高度成長に伴いバイクが足から趣味、ステータス誇示に変わっており、またドカティはタイで生産を行っており、ここ数年、市場としては中国の次にタイが彼らのドル箱となっております。
ドカティは皆の憧れブランドとして定着、販売戦略が見事成功してます。
街中でドカティが走っていても全く珍しくなく、また価格も大排気量だと日本の2倍ほどしますがそれでもバカ売れ状態です。
二輪の欧米や日本での販売が伸び悩む中、人口が多く購買力の強いASEANこそが二輪メーカーのターゲットとなっており、そういう意味ではASEANで主流の250-300ccが出たら大ヒット間違いなしだ思います。
なるほどねぇ・・・で、最近ASEANの購買力が失速してきて、各メーカー戦々恐々ってワケですね・・・。お二方、ありがとうございました。
しっかし解らないのは、何で日本でバイク人気無いんだろう。
世界のバイクシーンで日本企業が大活躍を続けてるんだから、もっと人気あってもいいと思うんですがねぇ
二言目には「危ないから」って言う辺り、3ない運動の爪痕は大きいなーと感じます・・・
っと、だいぶ脱線しちゃいましたね。失礼しました。
ドラマとかでも転倒したら即死亡みたいな安直な設定多いですよね(^_^;)
危険ならもっと教育すればイイのに。
でも最近は(少子化の影響もある?)遠隔地域のバイク利用登校については緩和されている様な気もします。
私の身の周りだけってこと無いと思いますけど『原付に乗るなら自動二輪免許を』って言う人結構いた様に感じるからこれからちょっとは希望が持てるかも知れませんよー?(^^)
特にこれからバイク乗ろうって女子は250選ぶ人多いと思うから多方面に展開して頂けるとイイなとか…(笑)
80年代のバイクブームは映画の汚れた英雄、漫画のバリ伝やふたり鷹の影響も大きかったですよね。
雑誌ライディングスポーツの発刊やバイク雑誌も一気に増えて。
ブームになってしまうとバッシングされるのも日本文化の特徴で、ちょうど今の街中の自転車もそんな感じ。
ブームにならない程度で熱が上がって成熟した人達に定着すれば良いんだけど…
漫画といえば藤島康介氏が今度motoGPを題材にした漫画を連載するようで少しでも認知度が上がらないかなぁ。
今の4強時代はGPの歴史上でも面白いと思いますけどねぇ。
スミマセン、脱線しました(^_^;)
私も一旦停止無視で飛び出してきたワゴンの横っ面につっこんで廃車にしてやりましたが案外後遺症も無く無事でした。
X-12が仕事してくれましたね。だからってバイクは全然安全とは言いませんけど。
きっかけがマンガでも、アニメでも、もう1回バイクブーム来ないかなーと思います。
MotoGPはF1よりも見た目が随分派手なスポーツだし、ここんとこ整った顔立ちのライダー増えててとっつきやすいし、市販マシンは乗って爽快痛快だしエントリーモデル豊富だし・・・
新規さんを迎える土壌は十分出来上がってると思うんですがねぇ・・・
そんなコト考えて、子供に手を振られたら振り返したり、人に免許取得薦めたりしてるんですが、なかなかバイク人口も増えませんな
藤島康介さんの『トップウGP』期待できそうですね。
藤島康介さんについて全然知識なかったんですが、
なんだかすごくバイクに詳しいみたいで、モテギの日本GPの時にモト3の大久保選手のスポンサーになったりしてたくらいだからGP愛のある方なんだろうな、きっと。と思います。
最近のマンガってスポーツものは実名の出るような物は全然無くて
架空の選手が架空の選手権を戦ってるような物も多い中
検索で出て来たキービジュアルでは主人公らしき少年がレプソルホンダに乗っていました。
月刊誌ってのが少し気になりますがバリバリ伝説のように一般にも浸透するような漫画になってほしいですね。