『ロッシ:ヴィニャーレスはもう速い、もっと上手くやらなければ』
★ヤマハが1月19日、マドリッドの『Movistar』本社で2017年版YZR-M1機のカラーリングを披露した。
★ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「毎回、ちょっと感動するんですよね。でも、チャンピオンシップは毎回、同じように準備していってます…がっちりと取り組んでね。大変な1年になることは必至でしょう。」
【新チームメイトのヴィニャーレス選手については?】
「初日からびっくりですよ。ヤマハ機で速く走るには、もう少し時間がかかると思ってたのに。つまり、あれ以上に上手くやらなければならないわけだ。マシンを改善し、毎回、表彰台が狙えるよう、上手く作業が進められるよう願ってますよ。」
【ヴァレンシアテストで抱いていた疑念は(11月末の)セパンテストで晴れた…】
「セパンテストでは更に走り込み、M1機に物凄いポテンシャルがあることを見出したんです。今後のテスト(※セパン、フィリップアイランド、カタール)で上手く作業を進め、カタール開幕戦までに仕上げられるかが鍵でしょうね。」
【どのような作業になりそう?】
「今後の作業はいつも通り、タイヤと電制システム、フロントに集中していくことです。2016年はフロントに多少問題があったから。細かい所で絶対に違いが出てきますからね。」
【目標はもちろん、10回目タイトル獲得?】
「それは誰にも分からないでしょう。ずっと集中して、良いレースをしていくよう頑張らなければ。毎レース、高い戦闘力を保たなければ。カタール開幕戦で自分の実力のほどが…そして、ライバル達の実力が見えてくるでしょう。」
★マーヴェリック・ヴィニャーレスのコメント。
「モチベーションも高いし、励みもあるし、もちろん、ベストを尽くすよう頑張ります。マシンの印象は最高ですね。極めて速いってところを見せつけられました。」
【モト2からモトGPへの昇格を振り返ってみると?】
「電制システムに関してが、特に厄介です。」
【目標は?】
「難しいことは覚悟の上ですが、タイトル争いをしたいです。年々、チャンピオンシップのレベルが上ってるから、難しくはなってますけどね。」
【しかし、まるでヤマハ機はヴィニャーレス選手のために作られたかのようだが…】
「加速を最大限に活用できるんですよ…そこが僕の強みなんで。M1機のポテンシャルが凄いのは間違いないですね。」
(2017年01月19日『Gpone』記事参照)
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