MotoGP

ロレンソ『ピッロのヒントで上手くいった』2017セパンテスト

『ピッロ:ロレンソを焦らずサポートした』

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★今年、ホルヘ・ロレンソはドゥカティに移籍し、マシンからチーム(※ヤマハから移籍したのはメカニックのフアン・リャンサー氏のみ)、チーフメカニック等、あらゆる面が変わった。

★また、ロレンソ選手はコーチ役もウィルコ・ズィーレンベルグ氏からミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・テストライダー)に変えた。

★ロレンソ選手のコメント。

「ウィルコは素晴らしい人物で、物事を明確に説明できる力がありました。」

【新コーチのピッロテストライダーは?】
「ミケーレに関しては本当にサプライズでした。マシンを理解できるよう助けてくれたんです。ストーナーからも役に立つアドバイスをしてもらいました。
ミケーレは『トラック・アナリスト』としてサポートしてくれたんですよ。僕と同じマシンに乗っていて、速いし、マシンに合わせていくのに何が必要なのかを知ってますから。色々とヒントを貰ったら、上手くいったんですよ。一緒に良いチームを作っていけると思うんですよね。」

★ピッロテストライダーのコメント。

「(ロレンソに)手を貸すのは当然のことですよ。彼はドゥカティに入ったばかりなんだし、僕はデスモセディチ機を熟知してるんだから。
最初は苦労するのが普通でしょ。単純に時間の問題ですよ。僕もアドバイスをいくつかしておいたし。」

【どんなアドバイスが助けになったの?】
「単純に、(ロレンソが)焦っていたようだったんで、僕が落ち着いて見せて、そう言う空気を伝えるようにしたんです。今日はテストが終わった時、ロレンソにハグされました。僕も嬉しかったですよ。」

【フィリップアイランドテストへもコーチとして帯同する予定だそうで…】
「あまり大げさにしないでくださいよ。特に、コーチって呼ぶのは勘弁してください(冗)!」

(2017年02月01日『Gpone』記事参照)


テスト初日、ショック状態で真っ白になっていたロレンソ選手を、まるで丹下段平のように叱咤激励していたピッロテストライダー。
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【2017セパンテストまとめ その2 ドゥカティ&スズキ他】[2017年02月10日 Vol. 128

●ドゥカティ:ロレンソ立ち直り、天然ストーナー役に立たず、新リアエンドの秘密
・ロレンソの『立ち直り力』に賞賛
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・なぜロレンソはストーナーではなくピッロをコーチに選んだのか?
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POSTED COMMENT

  1. スライドSOHO より:

    速いライダーが必ずしもマシンを理解している訳ではないでしょうし
    速いライダーが必ずしも理解したマシンの挙動を的確に、適切に言葉に出来るとも限りませんね。

    ピッロ選手のように、マシンの理解と言葉での出力はそれぞれのライダーの感覚を通して
    自分と他人とは全く別物で、形のない「動き」や「捉え方」を咀嚼して伝えるのは
    本当に難しい事なんだろうなぁと思います。しかも相手の捉え方を理解した上でです。

    ストーナー選手の場合は言葉でどうというよりも、限界走行時のデータログが
    かなり貴重なのではと思ったりします。まぁ妄想の域を出ませんが…(汗

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