MotoGP

ロッシ『近年まれに見る最難関スタート』2017カタールGP

『ロッシ:近年まれに見る最難関スタート』

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★3月23日(木)、カタール開幕戦FP1をヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が9位で終えた。

★チームメイトの首位マーヴェリック・ヴィニャーレス選手とは1.483秒差。

★ロッシ選手のコメント。

「特にこれってリザルトじゃないですね。でも、ちょっとポジティブなものは見つけられたんですよ。すべてごちゃまぜにして、色々なモディファイを加えてみたんですが、上手くいくはずなんですよ。」

【実際のタイムに比べ、本人はそれほど悲観的にはなっていない…】
「マシンに乗ってる時の手応えが、えげつない感じではないんですよ。と言うか…柔らかめタイヤなら、もっとプッシュして、ゼロコンマ何秒か削れるよなぁって感じ。それなら、5〜6位には充分でしょ。」

【いずれにせよ、首位ヴィニャーレス選手には遠いが…】
「マーヴェリックは本当に本当に強い走りをしてますからね。1周タイムもペース面でもね。良い操縦をしているし、ヤマハ機のことを上手く読み取ってるんですよ。」

【ヴィニャーレス選手には追いつけるものなの?】
「実際のところ、まずはマーヴェリックの後ろにいる皆に追いつかないと。1周タイムやペースに関しては、それほど心配してないんですよ。マーヴェリックの後ろにいるグループに追いつくには0.5秒削らなければならないんですよね。」

【なにが問題?】
「フロントへの信頼感ですね。ただ、マシンの問題と言うよりはタイヤの方なんですが。つまり、どう言うことかと言えば…ミシュランが用意してきた新ソフトタイヤが今までより柔らかいんですよ。コンパウンドもカーカスもそうなんです。だから、ブレーキングでけっこう暴れてしまって、高速でコーナーに入っていけないんです。」

【フレームも2種類使っていたようだが…】
「どちらも2017年版で、カタールテストの時もあったんですよ。ただ、試してる暇がなかったんで。でも、それは問題点ではないです。」

【近年まれに見る最難関スタート?】
「2013年が…ヤマハに復帰した時が具体的にどんな感じだったかよく覚えてないんですが、でも、ここ何年間かは今よりは速かったですね。」

(2017年03月23日『Gpone』記事参照)


なぜヴィニャーレス選手はヤマハ機のことを上手く読み取れるのか?
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