『ロレンソ:アルゼンチンではドゥカティにではなく自分に対して腹を立てていた』
★アルゼンチン決勝戦でホルヘ・ロレンソが転倒後、マシンを押し倒した映像が批判を受けていた。
★4月20日(木)、オースティンGPにてロレンソ選手が同行為について次のように釈明した。
「決して良い事ではないし、自慢できるようなことでもありません。こんなことは二度と起きないようにしたいと思ってます。
スポーツ選手には瞬間的に怒りが高まってしまうことが時にあって、例えば、テニス選手がラケットを叩きつけたりするじゃないですか。でも、だからと言って、そのスポーツのことやその他のことを軽視しているわけではないでしょ。
あの瞬間、僕は激高してしまっただけだし、あくまでも自分のミスだと言うことは分かっていたし、マシンやイアンノーネのせいだとは全く思ってません。」
【同件はかなり一人歩きしてしまっているようだが…】
「オブザーバー的な人達の一部が、僕がマシンに向かって叫んでたなんてことを言って、事実を捻じ曲げてるんですよ。僕はこれまでどのマシンとも会話なんてしたことはありませんから(笑)。
あと、僕がドゥカティ機のことやメカニックらの作業を軽んじてるとも言われたが、僕は今いる所を誇りに思っているし、彼らの仕事ぶりにも満足しています。それ以外の事実はありません。」
【アルゼンチン戦については…】
「唯一のポジティブ面はケガをしなかったことです。(ローリス)バズのマシンがほんの何センチか先を通り過ぎて行ったんですから。それ以外に関してはポジティブ面は皆無です。コーナー1つしか走ってませんからね。
シート(ポジション)の感触を確認するためにも、もっと走りたかったんですけどねぇ。今回のオースティンでもマシンへの適応作業を続けていく予定です。僕のライディングスタイルに最適のトラックではないが、ドゥカティ機には向いてますから。」
【アルゼンチンではシート位置を上げ、然るべき方向を見つけたようだが…】
「速攻で1秒削れるようなものは皆無だが、諸々の細かいことがそれなりの道筋は付けてはくれますから。(シート位置の変更で)上位5位以内を戦えるようになるかもしれない…もしかしたら、日によっては表彰台争いができるかもしれません。上位10位以内のために戦うのとは違うでしょ。」
【現在、苦戦中だが、ドゥカティの対応は?】
「非難などは全く受けてません。むしろ、守られているって実感しますね。信頼って言うのは苦戦してる時にこそ伝わってくるものだから。物事が上手くいってる時は容易でしょ。
早々にドゥカティ機に合わせていけるよう頑張ってるところなんです。ただ、予想していた以上の時間が必要でね。今、僕に必要なのはとにかく走り込むこと。降参はしませんよ。いや、むしろ、今年だって勝てるチャンスはまだあると思ってますから。」
★なお、ドゥカティはル・マンGP前にムジェッロで1日、ル・マンGP後にバルセロナで2日、8月25日にはミザノで1日のプライベートテストを行う予定。
レギュレーションで認められている5日間のプライベートテストはこれで全て消化されることとなる。
(2017年04月20日『Gpone』記事参照)
ロレンソ選手のシートポジション変更作戦…
つまりは、ロレンソ選手がやっとドゥカティ機に合わせていくための最初の一歩だと言われております。
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【2017アルゼンチンGPまとめ その2 ホンダ&ドゥカティ、スズキ】[2017年04月19日 発行 Vol. 137]
●ドゥカティ警鐘、ロレンソやっと最初の一歩
・ドゥカティ不調がアルゼンチンGP最大の衝撃
・ドヴィツィオーゾ、意外な戦闘力の低さ
・ドヴィ:ペトルッチにむかつく
・ロレンソ、昔からアルゼンチンは苦手
・ロレンソ、やっと最初の一歩を踏み出す
・ヴィニャーレス活躍、ロレンソはドゥカティ移籍を後悔してる?
・ドゥカティ:ファクトリーよりプライベートが好調
・ドゥカティ型落ち機の方が速いのは警鐘もの
他
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勝利までの道のりは長いだろうけど、、、
下らないノイズに対して、また「お口チャック!」かまして欲しい!
そうそう、ドゥカティスタだって所詮ライダー。
お気に入りのメーカーで結果を出せばすぐご機嫌になるさ。