『イアンノーネ:ロレンソだって苦戦してるし、自分はムカついてない』
★アンドレア・イアンノーネは現在、総合15位と苦戦しているが、アッセンのトラックレイアウトは好リザルト獲得に向け、役に立つかもしれない。
★また、今回のアッセン戦より、しばらく静養中だったチームメイトのアレックス・リンスも復帰する。
★イアンノーネ選手がアッセンGPを直前に控えた22日(木)、次のように語った。
「シルヴァン・ギュントーリも手を貸してくれたんですが…経験豊富なライダーとは言え、ライディングスタイルが僕とは違うもんだから。全体的には前進してるんですけどね。スズキも作業を進めてくれてます。
戦闘力はともかく、最大の問題はマシンへの信頼感だと思うんですよ。そこがしっかりしてくれたら、常に速く走れるんですけどねぇ。でも、例えば、グリップ不足なんかでそこがイマイチだと、苦戦してしまうんです。」
【これまでのレースでは…】
「前回のバルセロナ戦では、疲れたって感覚が一度もありませんでした。と言うか…1レースこなしたって感じさえしなかった。問題は、加速でプッシュすると転倒してしまう点なんですよ。ヘレス決勝戦なんかは、本当に良い例ですね。いつでもプッシュできるような信頼感が掴めたら、状況は一気に変わるでしょう。スズキ機のポテンシャルはもっと高いんだから。
カタール戦の時はグリップが良くて、テストでは苦戦したものの高い戦闘力が出せましたね。マルケスを攻めながら走っていられたし、もし(マルケスに)接触してなかったらトップ陣と競り合いながらゴールできてたでしょうね。」
【今回のアッセンは、これまでのサーキットとトラックレイアウトのタイプが違うが…】
「ここはブレーキング少なめで、スムーズなんですよ…方向転換が多くて。トップ陣に入れるんじゃないかと思うんだけど、とにかく、タイヤを把握しておかないと。」
【降参するつもりはない?】
「これより最悪の時期を過ごしたことはあるから。落ち着いてますよ。使える人間がついていてくれてるんだし、あとはもう時間の問題だと思ってますけどね。これまでのキャリアで、迷いのない操縦ができるってところを…そして、成長し、モトGPで優勝できるってところを見せてきたから。
モトGPに昇格した年はベストマシンに乗っていたわけじゃないが、努力はしましたからね。その後、2016年にはレベルを上げられて、ほぼ毎回、表彰台争いができていた。負傷した後だって、高い戦闘力を維持できていたし。
残念ながら、現状では苦戦してます。スズキ機に乗って、モトGPによくある実り多いこととかができないんですよ。もちろん、日がな一日、ムカついてるなんて風にはなりませんよ。
ロレンソも苦戦しているじゃないですか。何度もタイトルを取ってきたライダーなんだし、とやかく言われるような立場ではないわけでしょ。」
【今回のアッセン戦では、既にテストで試していた新フレームを使用するのだとか…】
「従来のとそれほど変わらないんですけど。どんな風に動けるものか確認しなければならないんで。」
(2017年06月22日『Gpone』記事参照)
(2017年06月22日『motorsport.com』記事参照)
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今回は集中していけると良いですね。
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