『2018 カタールテスト モトGP 最終日トピックス』
★3月1〜3日の日程で、モトGP公式テストがロザイル・インターナショナル・サーキットで行われた。
★従来より同トラックはヤマハとドゥカティが好調で、ホンダは苦戦する。
★なお、2週間後にはカタールGP開幕戦が行われる。
★首位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、1:54.029)。ヤマハ勢トップ。終日、速かった。1分54秒台を7回出した(そのうち3回は連続)。2008年にホルヘ・ロレンソが記録した1’53″927より0.1秒遅いが、当時はタイムアタック用タイヤがあった。17周回のレースシミュレーションを行ったが、1分55秒台は出せなかった。
チームメイトのハフィス・シャーリンは15位(+1.244、ルーキー)。サプライズ。モトGP歴6日目。スリップ転倒。
★2位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー、+0.247)。セッション序盤に第14コーナーでスリップ転倒。まず、ロングランが好調で(全9周で1分55秒前半を記録)、その後、自己ベストタイムを記録。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは5位(+0.442)。
★トップ5内にヤマハ機が3台入った。
★3位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトー、+0.302)。9周回のロングランを行い、7周回で1分55秒台を記録。すべてをコントロールしきっている様子。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは9位(+0.663)。
★ヴィニャーレス&ロレンソ選手のロングランは、ライバル陣よりもペースがイマイチ。
★4位カル・クラッチロー(ホンダLCR、+0.428)。ホンダ勢トップ。12周回のロングランを行い、1分54秒台は1周のみ。あとは1分55秒台。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは21位(+1.734、ルーキー)。午前セッション中、第2コーナーで転倒。唯一、昨日の自己タイムを更新できず。
★6位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.562)。10周回のロングランを行い、7周回で1分55秒を記録し好調。
チームメイトのダニ・ペドロサは11位(+0.745)。
★1分55秒の壁を破ったのは1位〜11位まで。
★7位アレックス・リンス(スズキファクトリー、+0.621)。14周回のロングランを行い、12周回で1分55秒を記録し、快調。
チームメイトのアンドレア・イアンノーネは胃腸炎および発熱で不参加。3日間総合6位(※2日目の首位タイムによる)。
★8位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティプラマック、+0.630、GP18機)。本日、1分54秒台を1番に記録。全選手の中でも最長の21周回レースシミュレーションを行い、徐々にタイムを上げながら18周回で安定して1分55秒台を記録。
チームメイトのジャック・ミラーは10位(+0.720、GP17機)。
★12位フランコ・モルビデッリ(ホンダ・マークVDS、+1.103、ルーキー、VR46ライダーズアカデミー)。ルーキー勢トップ。ホンダ勢トップのクラッチロー選手とは0.7秒差。昨日の自己ベストから0.9秒削り、着実に成長中。セッション序盤、第14コーナーで転倒(※ロッシ師匠と同じ地点。)。ケガなし。
チームメイトのトム・ルーティは23位(+2.093、ルーキー、最下位)。
★13位ブラッドリー・スミス(KTNファクトリー、1.150)。サプライズ。
チームメイトのポル・エスパルガロは19位(+1.460)。昨日は休養していた。
★14位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー、+1.203)。
チームメイトのスコット・レディングは20位(+1.566)。
★本日は通常セッション終了後、トラックに水を撒き、夜間ウェットテストが行われる予定。
(2018年03月03日『Gpone』記事参照)
(2018年03月03日『Motorsport.com』記事参照)
『2018 カタールテスト モトGP 最終日リザルト』
『2018 カタールテスト モトGP 3日間総合リザルト』
ブリーラムテストでは絶不調だったヤマハ…
復習は、こちらでどうぞ。
【2018ブリーラムテストまとめ2 ヤマハ、スズキ、アプリリア、KTM】[2018年02月28日 発行 Vol. 177]
●ヤマハ
・問題解決できず…
・ヴィニャーレス優柔不断、ロッシ我が道を行く
・ホンダ電制システムを解決したエンジニアとは?
・ザルコのマシン評価には注意が必要
・ザルコの政略的なコメント
・ヴィニャーレスよ、ザルコと同じ走りをするな
・ヴィニャーレスよ、電制システムに集中せよ
・ブリーラムでヤマハが苦戦した理由
・タイヤのせいもある
他
『Vol.177』を1本だけ読みたい人は100円(外税)!
『note』02月分マガジンは4本で300円(外税)!
『note』01~03月分季刊号は11本で750円(外税)!
プリペイドカードも利用可能!
[amazonjs asin=”4480423427″ locale=”JP” title=”コメント力―「できる人」はここがちがう (ちくま文庫)”]
[threecol_one]いいねPrego![/threecol_one][threecol_two_last]
[/threecol_two_last]
イアンノーネ…
食あたりか?また叩かれそうな
ザルコのトップタイムはサプライズでも何でも無くなってきたね
YAMAHAは本当にどうするんだろ?
最終日の上位陣の連続した周回タイムを洗い出すと、55秒台で安定したタイムがだせることが今回の相場みたい。
ザルコは56秒台でしか走れずに遅い。なんでこんな遅いタイムで17周も走ったのだろ? もっとセッティングに専念すべきとも思えるけど。
ペトルッチが安定して速い。レース周回数の半分くらい走ればタイヤの減りぐあいもわかるのかもね。ロングランする余裕がなかった選手もいるかな。
1周タイムは潜在能力を示しているだけで、連続して走るレースでは当てにならないってことかな。
最速タイム 時間
1:54.029 18:23 ZARCO 連続55秒台1回,56秒台15回,57秒台1回
1:54.276 19:27 ROSSI 連続55秒台9周
1:54.331 19:18 DOVIZIOSO 連続55秒台7周
1:54.471 19:48 CRUTCHLOW 連続54,55秒台11周
1:54.471 19:48 VIÑALES なし
1:54.591 19:47 MARQUEZ 連続55秒台6周/連続54,55秒台5周
1:54.650 18:25 RINS 連続55秒台11周
1:54.659 18:32 PETRUCCI 連続55秒台19周
1:54.692 18:47 LORENZO 連続56秒台7周
さてさて、今回の結果で先の無いテック3にどれほどヤマハは
肩入れするのか?ザルコにとっても乗れてる時期にサポートが
必要不可欠ではあるだろうけど。今年もヤマハは問題山積か?
イアンノーネの私服姿があったがだいぶ太ったか?かなり重そ
うに見えたが。
台風の目はカルかな…(笑)
無条件に応援したくなる!
モルビデリもきたね。
タカの転倒も気がかり…
あと ダニどした… ブリーラムのあの勇姿を!
マルクとドビはエレキ三味線弾いてるとこかな…
ヤマハはわからん!
また今年もサーキット毎に各メーカー浮き沈みあるのならつまらないな…
まあ しょうがないか…
リンスあたりがダークホースな存在になるとワチャワチャして面白くなるかな?
今年も 皆さん頑張って一年なるべくケガなしで面白く熱いレース期待してますぞ!