ロッシ公表、ヤマハで2020年まで

『ロッシ公表、ヤマハで2020年まで』

★ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハと2019/2020年の契約更改に合意したことが公表された。

★ロッシ選手はこれまでヤマハYZR-M1機で206参戦し、優勝56回、2位43回、3位35回を獲得している。

★ロッシ選手のコメント。

「前回、ヤマハと契約したのは2016年の3月で、『モトGPライダーとしては、これが最後の契約になるのかなぁ』と自問自答してたんですよ。それで、『今後の2年間で決めなければならないんだろうなぁ』って思ったんです。
その2年間で考えた結果、まだ続けていきたいってことになりました。モトGPライダーとしてレースで走っていると…特に、僕のヤマハM1機に乗っていると、気分良く生きられるもんですから。
シルヴァーノ（ガルブゼラ）やマッテオ（フラミーニ）、メカニック全員ら…自分のチームと一緒に働けるってことは、そして、ツジさんや、特にツヤさんら…日本人エンジニア陣と働けるってことは、僕にとって喜びだし、幸せなんです。
リン・ジャーヴィスやマイオ・メレガッリ等、ヤマハが僕を信じてくれたことに感謝しています。厳しい挑戦になるでしょうからね。40才になっても高い戦闘力でいるってことなんだから！
厳しいことは覚悟しているし、僕の方はとにかくトレーニング三昧で努力していかなければならないでしょう。でも、覚悟はできてますから。モチベーションは充分です。だからこそ、もう2年の契約にサインしたんですからね。」

★リン・ジャーヴィス氏（ヤマハ・マネージングディレクター）のコメント。

「ヴァレンティーノがヤマハともう2年契約したと言う発表でもって、金曜にカタールで開幕する2018年シーズンを始められるなんて最高です。
ヴァレンティーノは現役継続を表明していたので、それほど驚くようなニュースではないでしょうが、とにかく、世界中にいる大勢のロッシファンにとっては朗報でしょう。
契約更改ができ、本当に嬉しく思ってます。ファクトリーチームとしては勝てるライダーが…そして、目標達成に必要な努力のできるライダーが必要なのですから。
ヴァレは39才にもかかわらず、かつてないほどの努力を重ね、いまだビッグライダーであることに何ら疑いはありません。先日のカタールテストで総合2位を獲得していたのが、まさにその証と言えるでしょう。
チームとしてのこれからの仕事は、できるだけ優れたマシンを提供し、レース優勝やタイトル争いに加わっていけるようにすることです。
2019/2020年に関しては既にマーヴェリック、ヴァレンティーノと契約したわけですから、あとは全てのエネルギーを今シーズンに、各GPで戦闘力を上げていくことに注いでいけるでしょう。
今年は激しい戦いとなるでしょう。ファンの皆さん同様、我々ヤマハも日曜のカタール開幕レース参戦に向け、本当に興奮しています。」

（2018年03月15日『Moto.it』記事参照）
（2018年03月15日『Gpone』記事参照）

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ロッシ選手がカタールテスト最終日、なぜ急に速くなったのか？
カタールGPに向けての予習って感じで、どうぞ。

【2018カタールテストまとめ その2 ヤマハ＆アプリリア、KTM、ビアッジ予想】［2018年03月14日 発行 Vol. 179］

●ヤマハ
・ロッシは最終日、なぜ急に速くなったのか？
・ヴィニャーレス、1周タイムを気にしすぎ
・なぜ浮き沈みが激しかったのか？
・ザルコ、今年のマシンはファクトリー機にかなり近い
他

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