『ロッシ:モトGPの拮抗ぶりがもの凄い』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)がカタールGPのFP1では2位、FP2では9位だった。なお、FP総合も9位(+0.492)。
★ロッシ選手のコメント。
【6位マルケス〜9位ロッシ選手までがかなり接近してるが…】
「0.004秒内に4選手がひしめき合ってるわけでしょ。こんなの初めてですよ。凄いですよね。」
【そして、4位ロレンソ〜9位ロッシ選手までだと0.02秒差…】
「新タイヤで完璧な周回をしたわけじゃないんだけど、ちょっとミスったなと思った途端に9位ですよ。
まぁ、素晴らしい順位とは言えないが、確かにかなり接近しあってるし、僕自身のリズムはけっこう速いんですよ。マシンの乗り心地も良いしね。」
【今のところ、何が心配?】
「まず第一に、明日の午前セッションで10位以内に入って、予選2に直行できるようにしないと。
その後は、フロントタイヤを慎重に選んでいかないとね。ソフトかミディアムになると思うけど、レースのラスト5周がどうなるのか見当もつかないんですよ。
タイヤを保たせるために、マシンの荷重にもっと手を入れていかないとね。」
【ユーズドタイヤで走った感触は?】
「良いリズムで走れてましたよ。1分55秒辺りだったんで、レースでもそのペースを維持できるなら上位争いが可能だと思います。」
【ドゥカティ勢には目を光らせておいた方が良い?】
「今のところ、ちょっと速そうですよね。ただ、まだ初日だし、僕もまだまだ改善していけますから。
ファーストかセカンドローからスタートできるかどうかが鍵でしょう。理屈でいけば、もっと気温が上がるわけだから、これ以上改善していくのは厳しいでしょうね。ただ、絶対に改善してくる選手はいるだろうから。
僕は気温が低いと走りやすいし、レースではそう言うコンディションになると思いますけどね。」
【各選手のタイムがこんなに接近していて驚いた?】
「それほどでも。冬季テストでも、こう言うことはあったから。
スズキ組が上位にいるって言うのにも驚いてませんよ。あの2人はコーナー立ち上がりが速いから、勝負に加わってくるでしょうね。」
【なぜこれほどタイムが接近しているの?】
「タイヤのせいじゃないかと思いますけどね。ミシュランタイヤになってから、いつも接近し合ってるから。こうなると、細かい部分の作業がさらに重要になってくるんですよ。
あと、1周タイムでミスをしないよう集中力を保つこととかね。
運営陣は電制システムをワンメイクにしたりして、こう言う風に拮抗させたかったわけだから。この方が見応えがありますからね。
全選手、接近し合っていて…1周タイムは特にそうですね。でも、リズムもそれほど大きな違いはないしね。」
【ミシュランはタイヤの不具合など、改善できているよう?】
「たまに調子の良いタイヤや、イマイチなタイヤに遭遇することはあるけど、今日はそう言う問題はなかったです。」
【ロッシ選手は上機嫌のようだが、ヴィニャーレス選手の方は…】
「自分に何が起きてるのか分からない時さえあるんだから、彼のことまではねぇ(笑)。
実のところ、僕の方では、いまだ現状をがっちり分析してないんですよ。タイヤの影響ってこともあるし…。
今のところ、僕の方からは何とも言えません。」
(2018年03月16日『Gpone』記事参照)
カタールテスト最終日、なぜロッシ&ヴィニャーレス選手は急に速くなかったのか?
それぞれに理由があり…
詳しくはこちらで、どうぞ。
【2018カタールテストまとめ その2 ヤマハ&アプリリア、KTM、ビアッジ予想】[2018年03月14日 発行 Vol. 179]
●ヤマハ
・ロッシは最終日、なぜ急に速くなったのか?
・ヴィニャーレス、1周タイムを気にしすぎ
・なぜ浮き沈みが激しかったのか?
・ザルコ、今年のマシンはファクトリー機にかなり近い
他
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