『ロッシ：ドヴィがドゥカティ離脱？意味なし』
★ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）はカタール開幕戦で3位を獲得し、今なお速いことを証明してみせた。しかし、全戦で速いとは限らない。
かなりざっくりとまとめるならば、ロッシ選手の現在の心境はそんなところだろう。
★ロッシ選手が4月5日、アルゼンチンＧＰ会見で次のように話した。
「カタールではテストでも良い作業ができてたんで、良いレースができるんじゃないかと期待はしてました。
ただ、去年からレース毎に変わってきてますからね。今回どうなるかは、なんとも言えないでしょう。
理屈では、うちの戦闘力は高いはずなんですよ。去年、ヤマハはヴィニャーレスが1位で僕が2位と、良いレースをしてたから。ただ、今は状況もガラリと変わってしまったし。ホンダ機やドゥカティ機も去年より好調ですからね。
ここは好きなトラックなんですよ。テクニカルで面白いんです。でも、すべてはアスファルトとタイヤの相性に依りますね。」
【天気予報では雨になりそうだが…】
「ウェットだったら、速いのはドヴィツィオーゾ、マルケス、ザルコでしょう。
ただ、ウェットになったら僕は嬉しいですけどね…ウェットでのうちのマシンの戦闘力を検証できるから。
去年はウェットになると悪夢でしたからねぇ。今年はかなり改善されてるはずなんだけど。
いずれにせよ、レースはドライになってくれると嬉しいんですけどね。」
【現在のモトＧＰレースは耐久レースっぽくなってきたと思う？】
「そうですね。ブリヂストン時代と比べると、作戦を立てて走ることが多くて…レース終盤に向けてタイヤを温存するようにね。
ただ、それができるのはマージンの多い選手だと言うのも事実です。とにかく、僕はこう言う集団戦は好きですよ。」
【ライダーの契約交渉が取り沙汰されているが…もはや契約を終えたロッシ選手としては？】
「もう自分が契約してしまうと、他の選手が上手く調子を合わせながら、のらりくらりとコメントしているのが面白くって…。」
【もしロレンソ選手がドゥカティから移籍したら、びっくり？】
「ドヴィツィオーゾが移籍するほうが驚くでしょうね。双方、どちらにも意味ないだろうから。ロレンソに関しては、僕は分かりません。」
（2018年04月08日『Moto.it』記事参照）
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