MotoGP

クアルタラロー『勝つことではなく、ひたすら学ぶことを考える』2019アッセンGP



『クアルタラロー:勝つことではなく、ひたすら学ぶことを考える』

★6月29日(土)、アッセンGPでファビオ・クアルタラロー(ヤマハ・ペトロナスSRT、ルーキー、20才)が予選首位となった(FP総合首位で予選2へダイレクト進出)。

★最高峰クラスで2戦連続PP獲得の最年少記録を更新。これまでは2013年のマルク・マルケスだった。

★クアルタロー選手のニックネームは『El Diablo(エル・ディアブロ:悪魔)』。

★ヤマハ勢の順位は以下のとおり。

首位クアルタラロー(ヤマハ・ペトロナスSRT、ルーキー)
2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー)
9位フランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT、ルーキー)
14位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)

★クアルタラロー選手のコメント。

【PPは、また取れそう?】
「そうであって欲しいとしか言えません(笑)。実は、今日の目標は1〜2列目獲得だったんです。そうしたら、マシンの乗り心地が本当に良かったものだから。
これまで予選が得意だったことってないんですが、今日は物凄い2周にすることができました。と言うか、最終セクターでミスってしまったのが惜しかったぐらいなんですよ。あれで0.1秒落としてしまったから。
本当に限界ギリギリだったけど、ベストな形で乗り切れたんで満足です。」

【実に自然な走りをしているように見えるのだが…】
「正確には、そんな感じでは絶対ないです。大変なんですよ…操縦しつつ、時にはソフトに、時にはアグレッシブにならなければならないんですから。しかも、ここは特に複雑なトラックで、初日にこのマシンで第15コーナーに差しかかった時とか、その次の方向転換で痛感しました。
でも、徐々に自然にできるようになっていったんです。」

【ここまでの8戦で3回PPし、先のバルセロナでは初表彰台に上がり、もうすぐにでも優勝しそうでは?】
「こう言うリザルトのおかげで少しプレッシャーから開放されました。でも、レースでの目標は今までどおり…トップ6〜7位でゴールすること、そして、たくさん学習することです。
もちろん、表彰台に上がれそうなチャンスが巡ってきたら、それに乗るつもりですけどね。
(手術したての)腕のため鎮痛剤を使っても、あまり大きな問題は出ないようだし、あと、レースに向けてのモチベーションも高いですからね。」

【去年のアッセン戦と言えば、オーバーテイクの嵐だったが…】
「なにからなにまで初めてのことで…いや、まぁ、100%初めてってわけでもないけど!
冬期間中、期待していなかったようなリザルトなんですよ。まぁ、努力すれば上位陣に付いて行くことができるだろうと思ってはいましたが。
今回は集団戦になると思ってます。ヴィニャーレスとマルケスが確実に前に出て来るでしょう。あまり大人数にならなければいいんですが。終盤ラップが鍵になるんでしょうね。」

(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)


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