A.バウティスタ:一か八かシャワーを浴びたら恐怖が消えた

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モトGP『バウティスタ:飴がもらえなかった子供みたい』




日本語で挨拶
Ohayo!
この書き方で正しいかどうか分からないけど、日本語で『ブエノスディアス』って意味なんです。今回のレースウィークエンドでちょっと日本語を覚えたんですよ。
今日はみんなに今回のグランプリがどんなだったか、TVカメラに映らなかった部分、レース以外の部分を話したいと思います。
と言うのも、今の僕の心境はまるで鼻先に飴を見せられたから取りに行ったら、それを手から奪われた子供みたいなものでね。モトGPクラスでの最高リザルトに近づいていたって言うのにね。
あの奇妙なスタートの後、僕はこう思ったんです。多分、表彰台は無理だろう、でも、4位ならば…ってね。後ろからはドヴィツィオーゾ選手が1ラップ1秒削りながら凄い勢いで迫ってきてたけど、こっちが有利かなって計算して、その結果、ストーナー選手について行くことにしたんですよ。
こっちが頑張れば、向こうも逃げてゆく。レースってそんなものですからね。いや、実際の人生もそうかな。危険に身をさらせば手が届くかもしれないし、失ってしまうかもしれない。大切なのは常にチャレンジし続けること!決して諦めずにね。

恐怖、そして地震について
実際の状況がどうだったのか、もう少し説明しておきたいと思います。
日本へ行くかどうかについては多くの議論が交わされ、大げさに考え全てをクロにしてしまった者もいたし、絶対に何も起きないって思っていた者もいました。実際、ちょっと恐かったんですよ。一体、何に遭遇することになるか分からなかったんですからね。ただ、現地調査の結果で安全だと言われたら、僕らはそれを信じるしかないわけで。何が一番恐かったかって言えば、多分、滞在中に何か起こるかもしれないってことかな。原子力発電所から100km程度しか離れていないわけで、そこで何か問題が起きるかもしれないって。それからもちろん、水と食糧のこと。どう言う状況になっているのか分からなかったんでね。

日本に着いてしまったら、何もかも普通だし、全てがきちんとしていて、いつもの日本人でした。警戒すべきようなこともないし、すべて問題なく、人々も普通、腕が3本あるとか1本もないとか…そう言う事はなかったです。ハハハ!
滞在中はずっとシャワーを使わないって思ってたんだけど、初日に一か八かシャワーを浴びてみました。その瞬間に恐怖がスーっと消えて行ったことは認めなければならないけど、ホテルにいた時に急にちょっと揺れたんですよ。隣の部屋で何かあったのかなぁって思ったんだけど、すぐに終わらなくて、100%感じましたね。地震だったんですよ。壁の絵が落ちるとか、そう言うことはなかったけど、でもドキッとして、変な感じでしたね。その後も地震はあったらしいけど、僕は寝てしまってたんで知りません。最初のほど揺れなかったらしいし、マグニチュード5.2だったって聞きました。

親愛なる日本
もう1つ、いつもと変わらないこと。それはファンの皆さんでした。本当に日本の状態と同じぐらい普通で、日本人がどれだけオートバイが好きかってことは想像もできないと思いますよ。もう信じられないぐらい。僕ら、マシンを走らせた距離以上に、たくさんのサインをしたんじゃないかな。それと不思議なのは、誰か一人がサインとか写真をお願いしますって言ってくると、その瞬間に、大勢の日本人が取り囲んでくるんですよね。そして本当に、みんな礼儀正しい。日本ではいつも自分って好かれてるんだなぁって思えたし、すごく良いファンばかりで、そのうえ毎年たくさんのプレゼントを持って来てくれるんですよ。
そして今回は、これまでで一番感謝されました。それは僕らが来日したからで、来るかどうかはっきりしてなかったことも知っていて、最終的には僕らが、日本の皆さんにこの数ヶ月の辛い日々を一瞬でも忘れてもらいたくってレースをしに行ったからなんです。

スペインのタイトル獲得について
表彰台に上がったスペイン人ライダー全員にお祝いの言葉を送りましょう。ニコには特にね。5ポイント縮められてしまったけど、あと残り3戦を死守すれば良いんだから。そうすれば125ccタイトルはスペインが獲得できる。
それからマルケス選手にも。モト2クラスのポイントリーダーになって、同カテゴリーでは最強ですよね。このタイトルもスペインが獲得できれば良いですねぇ。
それから、この場を借りて既にタイトルを獲得した一人…カルロス・チェカ選手にお祝いを言いたいです。WSBタイトルはスペインでは初めてだしね。チェカ選手のライダー人生において大きな賞であり、僕も本当に嬉しいです。

お見舞いの言葉
それから、これを書かないうちは今夜は寝られません。友人であるセルヒオ・ガデア選手とエクトル・バルベラ選手にお見舞いと、一刻も早く回復できるように。茂木で負傷し、まだ入院してるんです。ああ言う状態の時に、自分の家から離れているって言うのは辛いものだから。
これからの1週間は休養期間となるから、僕は次のオーストラリア戦に備え、また時差ボケにならないようタイに滞在することにしました。辛いもんだからね、あれは。
それじゃ、みんな、お元気で!

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Diario AS 2011年10月04日




スペイン人ライダーの間では、やっぱりシャワーが大きなポイントになってたんでしょうか…

バウティスタ選手に、来年の茂木は活躍してね!!クリックPrego
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One Response to A.バウティスタ:一か八かシャワーを浴びたら恐怖が消えた

  1. 栃木県民 2011年10月15日 at 6:02 PM #

    地震があったのは「ライダー気づいたかな」と思ってましたが
    さすがに分かったんですね。
    地震直後に比べれば激減しましたが、まだ余震は続いてます。

    シャワー程度でビビってたけど、
    毎日風呂に浸かっている私は大変な事になるのかな!?

    まあ、原発理由で来なかったのがMoto2のライダー1人だけだったのは
    不幸中の幸いでしたね。

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