MotoGP

マルコ・シモンチェッリ死去:セパンGP

モトGP『セパンGP事故、シッチ死去』




マレーシア戦、第2ラップを走行中のマルコ・シモンチェッリ選手(ホンダ)が激しい事故に遭遇。そのままマシンに引きずられたシモンチェッリ選手は、アルバロ・バウティスタ選手(スズキ)の前を塞ぐ形となるが、バウティスタ選手はこれを回避。しかし、コーリン・エドワーズ選手(ヤマハTech3)およびヴァレンティーノ・ロッシ選手(ドゥカティ)が回避しきれず、頭を強く打ったシモンチェッリ選手はヘルメットが脱げた状態でコース上に倒れ動かなくなった。
その後、必死の蘇生治療にも関わらず、メディカルセンターより同選手の訃報が届く。

(訳者注:事故後の経緯がイタリア時間で記されてます。)

1 1 : 0 4 – セパンのメディカルセンターにてマルコ・シモンチェッリ選手の死亡が公表される。享年24才。

1 0 : 5 9 – グレジーニの広報より次のように発表される。
「医師らが蘇生を試みており、酸素吸入もまだ行なわれているが、大きな希望は持てない。」
パドック内は皆、物も言えない状態。

1 0 : 4 9 – メディカルセンター建物前にはチームスタッフ、友人、選手、シモンチェッリ選手のスタッフらが集まって来ている。

1 0 : 4 7 – シモンチェッリ選手の事故は、かつてのフランコ・ウンチーニ選手が巻き込まれた事故に酷似している。

1 0 : 4 6 – ドルナCEOエスペレータ氏のコメント。
「ボックスを回って歩いて、容態を説明してるんです。非常に悪い知らせですね。レースを行なうような状況じゃありませんよ。中止で正解ですね。」

1 0 : 4 5 – モバイル・クリニックのジュゼッペ・ルッソ医師がコメント。
「心肺機能停止状態で搬送された。頸にタイヤの跡がくっきり付いていた。医療スタッフは蘇生治療を行なっているが、非常に難しい状況だ。」

1 0 : 4 0 – スタート近くの直線コースに据えられたカメラが切られる。

1 0 : 3 8 – 涙のカピロッシ選手。ドルナCEOのカルメロ・エスペレータ氏が各チームのボックスを回って状況を説明。

1 0 : 3 6 – ドゥカティのボックスにロッシ選手とカピロッシ選手が一緒にいる。非常に緊張した中、ロッシ選手が事故の経緯を説明している。ロッシ選手は目の前に飛び出してきたシモンチェッリ選手とエドワーズ選手を避けきれずに衝突。

1 0 : 3 4 – サーキットにヘリコプター到着。シモンチェッリ選手を病院へと搬送するためか。

1 0 : 3 3 – レース・ディレクションよりレース中止が決定。

1 0 : 3 0 – シモンチェッリ選手の親戚らがメディカルセンターの前で情報を待っている。セパンのサーキット全体がとても現実とは思えないような静寂に包まれている。

1 0 : 2 7 – レース・ディレクションではレース再開の時間をいまだ決めかねている。

1 0 : 2 0 – ロッシ選手が涙がこらえきれない様子で、ボックス内で目を潤ませている。

1 0 : 1 5 – エドワーズ選手もメディカルセンターへと搬送される。おそらく肩を負傷(骨折か脱臼)。



(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Sport MEDIASET 2011年10月23日





マルコ・シモンチェッリ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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