モトGP『ジャービス:ドゥカティはかなり改善された』
ヤマハ・ワークスチームのリン・ジャービスマネージャーが、セパンテスト2日目を終えた現在の状況を語っている。
本日のランキングでは上位5位以内に3名のヤマハライダーが入っており、肩の傷が癒えかけているアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手(本日9位)が、上位争いに食い込んでくるのも時間の問題だろう。
ジャービス氏は次のように言う。
「うちの出足は良かったですね。それに、まだまだ走り始めだし、うちはなかなか楽観的ですから。スピース、ロレンソ両選手ともタイム順位表のトップに長い間いたわけだし、今年はもっと高い競争力でいけると思いますよ。」
「モトGPのような長丁場のタイトル争いでは、ライダーにとっては体調を良い具合に維持できるかどうかが基本ですから。ホルヘは昨シーズン、ラスト3戦欠場してしまったが、現在、指の調子も良い状態だしね。ベンも絶好調で、シーズン初めで心身共にこんなに調子が良いのは初めて見ましたよ。去年、ヴァレンシア最終戦では髪の毛一筋で2位に終わり、良い感じで閉幕したわけだし、その時と同じように良い感じで始められたって感じですね。」
ヤマハM1機が改良された良い証拠に、まさかの4位カル・クラッチローと言うのが飛び出したが。
「カルのスタイルは1000cc向きだし、最高のタイムを刻めていましたね。ドヴィツィオーゾ選手の方はまだ肩のケガから病み上がり中で、もう少し時間がかかるだけでしょ。」
今年初のテストの結果、ジャービス氏としてはなかなか期待ができるようだ。
「興味深い年になるんじゃないですか。うちも好調だが、ライバルチームも強いですからね。ストーナー、ペドロサ両選手は常に上位グループにいるし、ドゥカティもこのオフシーズン中に著しい進歩を遂げたようだし。昨日のヴァレンティーノなんか、まるで以前の彼に戻ったようじゃないですか。3メーカー全てが高い競争力を有するなら、この1年はかなり沸き立つでしょう。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年02月01日)
ホンダの中本修平さんのコメントも出ないかしら…
さあ、いよいよ最終日、超楽しみだぞ〜!!!クリックPrego