MotoGP

『ロッシがホンダでキャリアを終えても良いでしょ』L.スッポ

モトGP『ロッシがホンダでキャリアを終えるたら良い歴史になるんじゃないですか』




ホンダHRCのマーケティング&コミュニケーションマネージャーであるリヴィオ・スッポが、セイレーンの歌声のごとくヴァレンティーノ・ロッシを誘惑。
「ケーシー引退によって物事がずい分と変わりました。ヴァレンティーノは500ccキャリアをホンダ始めたのだから、そこで終わる可能性もあるのでは。」

ペドロサ選手の契約更新をする予定でしょうか?
「話し合いを始めたところです。」

ここ数ヶ月間、ホンダが3クラスのタイトルを制覇するのではと言われてましたが、ストーナー引退により将来に関しては荒波に放り出されてしまったようですが
「そうは思いませんが。間近な将来と言えば今年なわけで、レースに勝てる…モトGPタイトルを獲得できるような選手が2名いますからね。」

引退を決めたことにより、ストーナー選手は何らかの影響を受けるでしょうか?
「ないですね。レースで勝ちたいとも、もう一度タイトルを取りたいいも思ってるでしょう。ル・マン戦で優勝できなかったのは、ヤマハ機の方がホンダ機より上手く機能してたからであって。ダニもケーシーと同じ問題を…リアのグリップ不足を抱えてたしね…ドライだったらまた別の話ですよ。」

ストーナー選手不在ならば、2013年の参戦ライダーの中でロレンソ選手が最強なのでは?
「去年はそうでしたが、2010年は茂木戦でのケガの前まではペドロサ選手の方が速かったですから。」

ロレンソ選手との交渉は?
「その話題はまだ時期尚早ですね。」

ロッシ選手は2004年にホンダを辞めて以来、その扉は閉ざされたままですか?ヤマハでは今でも受け入れ可能だと言ってましたが。ホンダHRCの中本副社長はカタールで、ホンダワークスで走ることは二度とないだろうと言ってましたが、ル・マンでは “何でも有り” と仰ってましたし…。
「ナカモトが “選択の余地なし” と言った際には、うちではケーシーとダニに賭けてましたからね。ケーシー引退によって物事がずい分と変わりました。ヴァレンティーノは500ccキャリアをホンダ始めたのだから、そこで終わる可能性もあるのでは。良い歴史になるんじゃないでしょうかね。」

ロッシ選手との関係は?
「一緒に働いたことは一度もないんですよ。当然、彼のことは尊敬しきってますけどね。そうじゃない方がおかしいんじゃないですか。」

ル・マン戦ではストーナー選手を倒してましたが、いかがでしたか?
「貴重なレースをしましたよね。ドゥカティ機の調子も良かったし、ロッシ選手もレース・アニマルだってところをまた披露していた。ひとたび血の匂いを嗅げつけたなら非常に勇猛果敢になって、終焉説など吹っ飛ばして見せてましたね。ドライ・コンディションでのパフォーマンスの低さは、マシンの特性とモチベーションの問題にあるんじゃないですか。」

マルケス選手が昇格したならもの凄いチームになるでしょうが…先日、エスペレータ氏(ドルナCEO)に『ルーキー規制』撤廃について訊いたところ、不動の姿勢と言う風でもなさそうでしたが。
「ルーキー規制と言うのはプライベート・チームのいくつかにとっては興味深いものかもしれないが、ワークスチームにとっては大きな犠牲を払うことになりますね。好みの選手を獲得しても…例えば、ホンダのシモンチェッリ選手とかヤマハのスピース選手とか…1年間はプライベート・チームに置きながら多額の金をかけてサポートしていかねばならない…ワークス選手に払う以上の金額ですよ…うちなら3選手分の額ですね。現在のような状況では同規制は障害なんですよ。」

ストーナー選手が引退することにより、同規制の撤廃が進むと思われますか?
「2013年にはワークス・チームはわずか4台しか参戦させない等と話されてるわけで…私としては、プライベート・チームが現在のスポンサーとの関係を台無しにできるもんなんだろうか…と疑問に思ってますが。たった1年の間、ある選手を抱えるために…ね。私がこう言うのも、マルケス選手がレプソルのライダーであるからであって…うちとしては、今後、すべて包括して議論し何らかの解決案を見出したいと願ってます。」

ストーナー選手は、“当然、マルケス選手がレプソル・ホンダにおける自分の後継者であるべきなのに、馬鹿げたルールに邪魔されて”と言ってますが。
「ケーシーはケーシーですから。」

しかし、この件に関しては同意見ですよね。
「ケーシーは彼の専門分野では非常に才能豊富なんですが、駆け引きと言うものがあまりなくってね(笑)。ストーナー引退ともなれば、うちとしては何かと様子を伺わなければね。まだ開幕したばかりで、そっちにも集中しなければならないでしょ。マルケス選手は、うちが2013年に向けて関心を持ってる選手の一人ではあるが、若手にあまりプレッシャーをかけるもんじゃない。彼然り、フェナーティ然り…誰に対してもね。」

最後になりましたが、ストーナー選手は引退宣言の際に世界選手権を批判しまくりで、感謝の言葉もありませんでしたが。
「無限の才能を有してはいるが、駆け引きが上手い方ではないんでね。考思ったことをそのまま口にするわけで…この世界では誤摩化せるぐらいの方が楽に生きていけるんですが…ただ、そう言ったところはないもんでね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:As 2012年05月22日



ストーナー選手が『駆け引きが下手』なことは良〜く分かりました…


ここまできたら…やっぱりドゥカティでタイトル取って欲しいなぁ…クリックPrego
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POSTED COMMENT

  1. 坂本八 より:

    从*・ェ・リ<ロッシ!?絶対に反対ですよ2度とホンダの門をくぐらせません!!

    KC引退発表翌日

    从*・ェ・リ<ロッシ選手と再び手を組むというのは良いアイデアだし以前から私の考えていたことと一緒ですロッシ選手は流石ですよ

  2. TAL より:

    ナカモト氏の2枚舌には・・・┐( -“-)┌ヤレヤレ…

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