MotoGP

2012年ブルノGP必読コメント集:ストーナー手術、ヤマハNo.1はロレンソ、復帰の提案はロッシから…etc


はい!ブルノGPウィークエンド、始まりました!!
(モトGP界の東海林のり子を勝手に自称する管理人ですが…
最近、少し宮尾すすむも混じってきたような…)
木曜日、定例プレスカンファレンスの内外で、またまた各種コメントが飛び交ってたようですが…
では、興味深そうなのを拾ってみますか。

『ストーナー:足首手術、ブルノ欠場』

motoit-stoner-operato.jpg ★じん帯断裂の手術は来週の予定。復帰の目処は立っていない。

★ケーシー・ストーナー談
「インディ戦後、オーストラリアにTACとレントゲン検査の結果が入ったCDを送り、医師らの回答を心配しながら待っていた。アメリカの医師団は素晴らしかったが、僕を熟知している専門医から、現況を正確に聞きたかった。それほど悪くない…ブルノ戦に出ても大丈夫だと言って欲しかったが、残念ながら真逆のことを…予想していたよりもかなり悪いと言われてしまった。いつレースに復帰できるか分からない…手術やリハビリ次第。このシーズンを締めくくらなければならないし、諦めるつもりはない…できるだけ早く復帰したいと思っている!僕にはやるべき仕事があり、こんな形でキャリアを終わらせたくはない。だから、できるだけ多く参戦できるよう、できるだけ早く戻って来る。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Moto.it 2012年08月23日記事より抜粋]


ストーナー選手に関しては、この他、『Gpone』にもう少し詳しい情報が出てまして…
「炎症が治まってから手術することになる。じん帯と軟骨、骨など…実際のところ可能な限りの全てを損傷した。また転倒したら、更に損傷する危険がある。ケガの実状はまだ分からない。手術後、詳しい発表をする。復帰の目標はフィリップアイランドの1〜2レース前だが、まだ未定。
インディではケガをしていても速く走れることは分かっていた。ロレンソ選手との差を縮められると思っていたが…僕のタイトル争いはあの瞬間に終わった。
引退を撤回する気はない。おとぎ話の結末を書く為にここに居るわけじゃない。最初から厳しいシーズンだったので、今回のケガはその最後の仕上げのようなものになってしまった。」


で、この状況を受けて、現在、総合ランク首位のロレンソ選手はと言いますと…

『ロレンソ:ストーナー不在なら話は簡単になる』

mediaset-lorenzo-stoner.jpg ★ストーナー不在を受け、ホルヘ・ロレンソのコメント
「チャンピオンシップにとって悲惨なニュース…へイデン/バルベラ選手不在と同様にネガティブな話だ。早く回復するよう願っている。特にケーシーは僕やダニにとって本当に倒し難いライバル。彼抜きなら話は変わってくる。レースも予選も少し単純なものになるだろう。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2012年08月23日記事より抜粋]


この他にもペドロサ、ドヴィツィオーゾ選手など、ストーナー選手不在についてのコメントは続くのですが…
もう少しロレンソ選手絡みの話題で行きますか…え〜今回、目を引いたニュースがこちら。
ついに『ヤマハNo.1ライダー』宣言が、出るべきところから出されたようですな…

『リン・ジャービス:ロレンソが開発指揮、機材面でロッシ同じ待遇』

motograndprix-jarvis-rossi.jpg ★リン・ジャービス(ヤマハワークスチームマネージャー)が今回ブルノで、ヴァレンティーノ・ロッシ復帰について初めて口を開き、今回の復帰の件で先にアプローチしてきたのはロッシ選手だったこと、マシン開発の陣頭指揮はロレンソ選手が執ること、機材面での待遇は同じで、マシンのカラーリングも同じだがディテールには多少バリエーションがあることを強調した。

★MCNサイトが報じたジャービスコメントより
「ロッシ選手はヤマハ機に大いに手をかけてくれたし、これからもチームに、このスポーツに多くを与えてくれるだろう。
今後もロレンソ選手はタイトル争いに向け競争力の高い選手でい続けてくれるだろうし、ロッシ選手はヤマハのために好結果を出してくれるだろう。」

★ジェレミー・ジャービスを筆頭とするロッシ・チームに関しては、
「彼らの復帰もあり得るだろう。門戸は開いている。ただ、チーム全体の話はまだヴァレンティーノと話し合わなければならないし、まだ何も決まっていない。」

★ロッシ復帰についてのロレンソ反応について
「(ロッシ選手の復帰について)ムジェッロでホルヘに話した。その際、状況は随時変わっているが、ロッシ選手が復帰してくる可能性があると説明した。正直なところ、おそらくホルヘはベン(スピース)の方がチームメイトとして良かったのだろう。彼らの関係は良好だし、この2年間良い仕事をしてきているから。だが、最終的にはロッシ選手を選んだヤマハの決定を尊重してくれた。現在は我々に対し、状況を整えていくよう期待しているのだろう。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: MOTOGRANDPRIX 2012年08月23日記事より抜粋]


このニュースに関してはですね、大体どこの記事も見出しに「ロレンソがNo.1ライダー」って言うのを押し出してるんですが、やっぱりロッシ広報こと『Mediaset』では『ヴァレとホルヘは同等』になってました(笑)。
あっ、そして、上の記事内にもあった『MCN』のオリジナル記事を見に行ったところ、ヴァレンシア最終戦後の公式テストでは早々にロッシ選手もM1機に乗れるようですぞ。それから、ロッシ復帰にあたり、ドルナのカルメロ・エスペレータCEOからの圧力もなかったんだとか。
ちなみに、ずいぶん前からエスペレータ社長が「来年、ロッシは勝てるマシンに乗るだろう」って言ってたのは、ホンダのことを言ってったってはずですけどねぇ。


さて、こうなったらお次ぎは、やっぱりロッシ選手がなんと言ってるのかが、気になる…気になる…
あぁぁ〜やっぱり、こう言う時は『Gpone』が上手いことツボをついてくれますねぇ。

『ロッシ:ヤマハよ、言われたことをやるよ』

gpone-rossi-yamaha-_sca.jpg ★ヴァレンティーノ・ロッシが断言。
「求められていること全てをやる準備ができている。マシンを尚一層向上させるために手助けできるんじゃないかと思う。」

★金銭面については、
「確かに収入は減った…ロレンソ選手と比べても、今までの僕のスタンダードと比べても。」

★復帰にあたってヤマハとの接触については、
「さぁ、どちらから言い出したのかなぁ。日本人技術スタッフとは常にコンタクトがある…復帰については話してるうちに出てきたもの。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年08月23日記事より抜粋]


この『Gpone』インタビューでは、この他にも聞き逃せないコメントがちらほらありまして、例えば、先日の古沢政生さんとプレツィオージマネージャーの密会については…
「あの2人は良い関係だから…僕が引き合わせたんですよ…確か、2010年だったかなぁ。ただ、何があったかはあまり知らない。フィリッポがマサオを高く評価してることはは知ってる…多分、助言を求めたのでは。僕はフルサワとは時々連絡を取ってるけど、その件に関しては何がどうなったのか知らない…会ってたってことは教えられたけど。毎日、僕らが電話し合ってないことは確かだ。」等々。いやぁ〜こんなこと言って、本当は全てを把握していそうですねぇ…
あっ、それから、ストーナー選手については、
「ケーシーのことは残念に思う。じん帯断裂は骨折よりも悪いから。」と。


いやぁ〜まだまだ話題は尽きないんですけど、管理人、明日に備えて、もう寝ます♡


明日、明後日は雨だって言うし…ここ最近は、やっぱり…安全祈願クリックPrego
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