MotoGP

慎重ロッシ&二枚舌?バージェス


え〜と、おそらく『MotoGP.com』での最新インタビューかと思われますが…
あのヴァレンティーノ・ロッシがかなり慎重な発言をしております。

『ロッシ:打倒ロレンソは難しい』

mediaset-rossi.jpg ★ヴァレンティーノ・ロッシの最新コメント
「ホルヘのように速く走れるかどうか分からない…来シーズンの自分のパフォーマンスがどれくらいなのか理解するのに、自分自身に対して集中しなければ。
多分はロレンソが最優秀ライダーだろう…M1機でもって驚異的なレースをこなしてきている。打ち負かすのは厳しいだろうなぁと思う。
重要なのは好順位を争い、ポジティブなリザルトを出し、マシンを成長させ、最初から最後まで強い走りをするチャンスを得ること…。厳しいのは分かってるが、それが目標だ。
(ロレンソ選手とは)今後、トラブルは少ないだろうと思う。ロレンソ選手は僕の復帰に関しとてもフェアーな態度を取っていたし、阻止したりしなかった。
(ドゥカティでの失敗に関して)僕のファンやドゥカティ・ファンにとって残念なこと。世紀のカップルだったのに。僕もとても残念…全力は尽くしたが、リザルトが出なかった。今年のル・マン戦など良いレースもあることはあった。難しい決断だった…ドゥカティで多くの人に出会ったし、アウディ参入で今後は変わっていくだろうから。
(ドゥカティでの)チャレンジは最初から複雑なものだった…1年半で問題解決に至らず、戦闘力があったことは一度もなかった。フロントのグリップ不足は2010年のヴァレンシアテスト以来、常に一番の問題点だったし、2年経っても同じ状態だ。
僕のライダー人生の現段階ではもっと戦闘力のあるマシンで走ることを模索しなければ…それが移籍を決意した基本的な理由だ。困難は人を高めてくれるもの…ここまでとても苦しんできた…全てを試みたが、それでも足りなかった。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2012年09月12日記事抜粋より]


さて、『慎重』を通り越して『弱き』と言ってもいいぐらいのロッシ発言でありますが…
チーフメカニックことバージェスさんの方は、強気と言いますか…歯に衣着せずかなりズバズバ言っとります。

『バージェス爆発:ドゥカティでは選手に耳は傾けない』

motograndprix-burgess.jpg ★ジェレミー・ヴァージェスのコメント
「私達がドゥカティに呼ばれた目的はデスモセディチを万人向け改造することだったが、作業の進め方は私達が期待していたようなものではなかった。
いまだにカタール開幕戦のシャーシを使っている…他のメーカーでは新しい物のテストをしていると言うのに。向上するにはあらゆる努力が必要だが、そうはいかないのだ。このままドゥカティで続けると言うことは、今と同じようなシーズンを送るようなもの。だから私はヴァレに…まだモトGPで2年走るならもっと良い物を選んだ方が良いとアドバイスした。これまでのことはメーカーにとっては良い勉強になったことだろう。2004年にヤマハに移籍した際、レース部門は完全にリフォームされ、開発に関する私達の提案に対しては短期間で満足できるような反応が返ってきたし、常に検討の余地があった…ドゥカティはそうではないのだ。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年09月11日記事抜粋より]


このコメントって…多分、先日、ご紹介した『ヤマハがロッシと契約したのはロレンソ&スピース開発に自信がないから』のインタビュー記事のやつじゃないかと思うんですが…
だとすると、こっちの下の方の記事もそれ関連じゃないかと…
でね…実は1ヶ月程前にイタリア紙によるバージェスさんインタビューと比べると、発言がけっこう異なってるんですよぉ…

『バージェスは自分が何を言ってるか分かっているのか?』

motoit-bugess2.jpg ★『Motosprint』9月11日号に掲載された、オーストラリア人コーリン・ヤングによるジェレミー・バージェス(2000年よりヴァレンティーノ・ロッシのチーフメカニック)へのインタビュー記事抜粋。
「何もしないなら、何も得られはしない。ロッシはカタール開幕戦でのシャーシを使い続けなければならなかった。全然気に入らないシャーシなのだが、ドゥカティではそれを進歩させることができなかったのだ。ドゥカティでは新シャーシ制作を禁じさえした…彼らには不可能だからだ。
変化の兆しはドゥカティに見られなかった…ヴァレンティーノと私は、2013年も今年と同じことをするためにあそこに留まるわけにいかなかったのだ。」

★一方、8月19日付け『la Gazzetta dello Sport』紙のインタビューで、バージェス氏は対照的なコメントをしている。
「ドゥカティに残って仕事を仕上げたかった…もう少しなのだから…おそらく後1%と言うところまで来ている。
(2011年末には設計済エンジンにシャーシを取付けねばならなかったが良策ではなかったとし)正しい道を探り当てるには何年か…とにかく長い時間が必要だ。しかしドゥカティには日本人のような経験がない…1989年にホンダはローソンに13通りものシャーシを作り上げたのだから。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Moto.it 2012年09月12日記事抜粋より]


う〜〜〜ん……オーストラリア人記者のインタビューの方が本音っぽい感じもしますが…
どうなんですかねぇ…


こう言う後味が微妙な記事の時に、こんなおまけの写真もなんだかなぁ〜とは思ったんですが…
クラウディオ・コルティ選手が出してたもんでね…

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POSTED COMMENT

  1. Ken より:

    ロッシは正直にコメントしているように思います。 自分の経験では、速いライダー程、言い訳をします。 「マシンは最高だが、自分の実力不足」と発言するメンタリティーでは、こに世界では生きていけないんでしょうね。 ヴァレンティーノは、昨年の初めは何かと理由をつけ、不振を説明してましたよね。 彼の哲学はマシーンの問題を滅多に表に出さないので、苦しかったと思います。 マシーンがどうしようも無いとは言えなかったんだと思います。 今年は、期待した1000ccが思った程戦闘力がなく、ホルヘ、ケイシー、ダニは元より、他のライダーに先をいかれてしまう信じられないレースもありました。そしてついにマシンへの不満を言い始めた。 この段階で、ドゥカティを離れる決断をしたんではないでしょうか?

    でもそこで終わらないのがヴァレンティーノロッシです! ヤマハに戻る決断はファンとしては大歓迎ですが、以前No1 としていたチームにNo2 として戻る。 そしてNo1ライダーはヤマハを離れた最大の原因だったホルヘ。 ホルヘの対応も賞賛に値しますが、あえてNo2のポジションに身を置き、チャレンジする勇気に感服します。だってもしホルヘにコテンパンにやられたら・・・ 言い訳はなくなってしまいます。 2005年のヘレス、ジベルノーと最終ラップまで大バトル、最終ラップの最終コーナーでジベルノーのイン側に突っ込み、ジベルノーをコースアウトさせ、自分はウィリーしながら挑発的にゴール。 レース後のインタビューでは悪びれる風もなく、睨むSeteを横目に、 I know Sete is angree, but this is racing, thank you very much と言い放ったふてぶてしさ、今なら間違いなく問題になるオーバーテイクをして謝罪もしない。 これには前年のカタールの問題も絡んでいるんですが、ヴァレンティーノは、そんなライダーなんです。だから今の彼をすごいと思う。 あの強烈なプライドを、今はしまい込み、磨いているのでしょうか?

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