MotoGP

『マレッリ電制にドゥカティのソフトウェアを入れ替えたわけじゃない』ジジ・ダッリーニャ



『ダッリーニャ:ドゥカティのオープン機参戦?すべて規則通り』

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★ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)が最近、ミラノで行なわれたドゥカティ・モトGPチームのプレゼンで次のようにコメント。

【ファクトリー2について】現時点では、今後なにがどうなって行くのかは理解しづらいでしょう…現状では『ファクトリー2』と言うのは一案にすぎないのだから。今、私に分かる事は皆さんと同様、燃料や使用エンジン数の減少云々だけで。大した減少ではないとは言えないが、同案の真意も理解できなくはない…つまり、うちがオープン機参戦を決めた事で、うちのポテンシャルを抑えようと言う事でしょ。以前にも言いましたが、同案について理解はしてます。ドゥカティのようにリソースが豊富なチームがオープン機参戦すると言う事は、同カテゴリーの利点を大いに活用できる訳ですから。一種の妥協案と言う事だが、ドルナの立場は理解できますから。また、私が理解したところによれば、シーズン中に自由に『ファクトリー』から『ファクトリー2』に変更できるオプションも話し合われているようじゃないですか。運営陣がどう決定するのか、今はただ待つだけですよ。

【第2回セパンテストではドルナ提供のソフトウェアがドゥカティのインプットにより進化し過ぎていて、先のカタールテストでは全チームが第1回目セパンテストのパッケージを使用していたが…】ドルナは以前も今もソフトウェア開発を支援してくれる者を必要としていて、それについては全員に呼びかけてました。うちは協力したが、他所はそうする気がなかったんです。ソフトウェアは第1回セパンテストまで全員に対し同様のままで、その後、最初のアップデイトが行なわれました。全員分同じですよ…ただ、より進化し、良く機能するようになっただけです。

ドゥカティのソフトウェアが、マニェティ・マレッリ製の電制システムに入れ替えられたわけじゃない。昨年、うちのマシンの電制システムは全てドゥカティ製で…そして、今回に関してはアップデイト版と言う事で…つまり、1回目のソフトウェアを基にして開発されたものです。実際には、1回目のソフトウェアを更に上のレベルに高めたものですね。複雑さからすると、リソースやスタッフが少ないチームにとっては扱いづらい可能性があると言う事には気づきましたが。ただ、うちは規則から外れた事は何一つしてませんから。うちがやった事と言えば、オリジナルのソフトウェアへの改良を何ヶ所か提案した事であって…それがドルナとマニェティ・マレッリによって実行された訳です。

【オープン機用のソフトタイヤについて】その『スーパーソフトタイヤ』はまだ試してないと言うか…カタールテストで(ドゥカティ・プラマックチームが)何周か走ってみただけで…必要以上の作業はしなかったですね。私としては、全く重要事項ではなかったものですから。うちが現在、第一に優先させているのはマシン開発であり、そうするには安定させておきたいファクターもいくつかあります。ある方法で作業を進めたいのなら、タイヤはそのファクターの1つでしょ。そのタイヤを履いたオープン機で、実に速い走りを見せていた選手もいるが、他の選手のレース・シミュレーションにも私は注視してましてね…実に面白い結果を出してました。今年はサプライズに事欠かないでしょう…予選だけではなくね。
(Source:2014年03月16日 Motoblog.it記事より抜粋)


おぉぉぉ〜当初、『一周番長』で終わるのではないかと思われていたオープン機用の『スーパーソフトタイヤ』…
なかなか侮れない存在になりそうですな。
そう言えば、ロレンソ選手も「(オープン機は)よりソフトなタイヤも使えるのだから…レース前半とか、時によってはレース丸々で脅威になるでしょうね。」なんて言ってましたもんねぇ。



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なんだかんだ言って、けっこう楽しみかも…クリックPrego

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POSTED COMMENT

  1. simokatana より:

    兄パロがインチキドカをコテンパンにやっけるのが楽しみです(^^;

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