スズキ問題解決、アレイシ4位＆ヴィニャーレス9位！！2015セパンテスト2

『スズキ機のパワーに驚き』

★第2回モトGP公式セパンテスト初日（2月23日）、2011年末にモトGPより撤退し、その後、テストを重ね、久し振りに復帰したスズキ。
第1回セパンテストではエンジン馬力の脆さが目立っていたが、その問題も早々に解決した模様。

★本日、アレイシ・エスパルガロが4位、ルーキーのマーヴェリック・ヴィニャーレスが9位。

★エスパルガロ選手（上記写真）のコメント。
「ポジティブな1日でした…ちょっと改善できましたからね。今日のコースは滑りやすく、汚れてたんで…また信頼感を取り戻さなければならなかったんですよ。でも、手応えは実にポジティブです。パフォーマンス改善に向けて作業している最中で…進みは小さいんですよ。だから今日のパワーとスピードにはちょっと驚いてるんです。ウェットコースも試せて…良い感じでした。小ぶりのマシンで操縦しやすいし、自信がついてきましたね。明日の午前はセットアップの改善作業をして、午後にはペース面での作業をしていくつもりです…多分、1ラップタイムより、そっちの方が重要でしょう。」

★ヴィニャーレス選手（下記写真）のコメント。
「相変わらず良い乗り心地です。僕の目標は、できるだけ走り込むことなんですよ…マシンの挙動とか、ベストな走行ラインについてまだまだ学習しなければならないもんですから。学習状況としては、半分ぐらいまで進んできてるし、マシンを改悪してないし…ライディングスタイルをもっと合わせていけるかどうかですね。ウェットコンディションでも良い感じでしたよ。」

★ダヴィデ・ブリヴィオ氏（スズキ・モトGPチームマネージャー）のコメント。
「選手らもマシンへの信頼感を掴んでるし、うちにはエンジンのパワーを上げていける力もあったし。前回のテストでは、マシンの信頼感を増やすため、ちょっと馬力を落さなければならなかったんです。今回は、それを徐徐に下に戻していってるんですよ。先週、日本で風洞テストを行なったんですが…新カウルの開発もしましてね。今日はそれを試してみました。思っていたような結果ではなかったんで…形状を変更する予定です。」

（2015年02月23日『Gpone』記事参照）

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