2015 アッセンGP【モトGP：FP3リザルト＆トピックス】

『2015 アッセン モトGP FP3トピックス』

★6月26日（金）、アッセン戦モトGPクラスのFP3が行われた。セッション中盤で雨がわずかに降ったものの、特に支障はなく、終了5分前には日も差していた。

★首位はあヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）の1分33秒167で、ベスト・ポール記録（2012年 1分33秒713 ケーシー・ストーナー）を更新した。T4セクターは最速ながら、T1/T2セクターでは改善の余地あり。おもにリズム面での作業をこなし、ユーズドタイヤで1分34秒前半を刻み、FP2での首位ペドロサ選手のタイムを抜いた後、セッション終盤は新タイヤを使用していた。

★ロッシ選手のチームメイト、ホルヘ・ロレンソが2位（+0.108）。ペースはロッシ選手より0.2秒遅く、T2からT4セクターの間でほとんどタイムロスしている。

★3位はアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティファクトリー、+0.125）。リアにスーパーソフトタイヤを使用。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも4位（+0.189）。両選手とも両選手とも自己タイムを0.5秒削ってみせた。ただし、いまだペース面はいまいちで、1分34秒後半。両選手ともフロントの問題を嘆き、特に高速ゾーンで酷いと。

★ホンダファクトリー組はFP2より降格。マルク・マルケスが6位（+0.310）、ダニ・ペドロサが7位（+0.341）。
ペドロサ選手は上位10位ライダーの中で、唯一、自己タイムを伸ばせなかったものの、ペースは1分34秒半（マルケス選手も同様）。
マルケス選手は以前のアグレッシブさを取り戻した模様で、見応えある走りを見せつつ正確さもある。コーナー進入とハードブレーキングでの問題解決に向かい、2014年版フレームを使用している。T3セクターでタイムロスしている。

★アプリリアファクトリー組は、アルヴァロ・バウティスタがFP2の自己タイムを0.5秒削り、17位（+1.501）。
マルコ・メランドリは24位（+4.222）。

★予選2へと直行できる上位10選手のタイム差は0.5秒台。10位カル・クラッチロー（ホンダLCR、+0.577）。

★予選1行きはダニーロ・ペトルッチ、アレイシ・エスパルガロ、ステファン・ブラドル、スコット・レディング、ジョニー・エルナンデス他。

（2015年06月26日『Gpone』記事参照）

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『2015 アッセン モトGP FP3リザルト』

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