『ロレンソ：ミスを犯した、これからは勝たねば』
★9月13日（日）、ミザノ決勝戦でホルヘ・ロレンソがウェット/ドライと目まぐるしく変わるコンディションの中、転倒リタイヤとなった。
なお、ロレンソ選手は「ドライコンディションならば、常に勝てる」と言っている。
★ロレンソ選手のコメント。
「レース序盤、ドライの時は逃げ切りで優勝できるって思ってたんです…その後、雨がどんどん強くなり、ボックスに戻らざるを得なかった。ウェット用のマシンではマルク（マルケス）と互角のリズムだったけど、コースが乾いてきたらヴァレンティーノ（ロッシ）の方がちょっと僕より速かったですね…でも、ギャップは大体保ってました。ヴァレンティーノに接近していたし、リスクは負いたくなかったんです。彼だってそうだったでしょ…だから、2人とも2回目のマシン交換が遅れてしまった。
（2回目のマシン交換の前は）ヴァレンティーノがどう出るのかを待ってました…もし一緒にボックス入りしたら、スリックでなら僕の方が速かったですからね。
チームからの指示を信用すべきでした…今更言っても遅いですけどね。これが最初のミスですよ。
その後、ドライ用タイヤでコースに戻った時、他の選手らの方が速いことに気づいて…それで、タイヤを温めるのにちょっとタイムロスしてるなぁって思いながらプッシュしたんです。
スリックタイヤを温めて、リズムを取り戻すのが容易じゃなくて…ある時点で、（スコット）レディングに猛スピードで抜かれて…自分は慎重すぎるんじゃないかって思ったんですよ。最後から1つ手前のコーナー（※第15）に差し掛かって…そのコーナーって、右折がいくつか続いた後の最初の左折で…あまり注意を払わなかったんですよね。でも、リアのそっち側は冷えていて…このミスがなければ表彰台だったんですけどねぇ。僕のミスです。もう少し慎重になって、転倒しないようゆっくり走るだけで良かったのに。」
【転倒した瞬間は…】
「本当に残念でした。チームにとっても…特に、自分が残念でしたね。」
【総合首位のロッシ選手とは23ポイント差となったが…】
「今シーズン、既に4連勝で29ポイントを挽回させてみせましたから。もしかしたらヴァレンティーノがミスするかもしれないし…いまや失うものが多いのは彼の方なんで、プレッシャーも感じるでしょう。僕の方はどこのサーキットでも戦う覚悟はできてます…ドライでね。今までとおりポジティブ思考でいきますよ…まだ何にも阻まれてませんから。このまま集中し続け…これからの作戦は『勝って、勝って、勝つこと』ですよ。勝てない時は、マルクの後ろについて2位でゴールします（笑）」
【転倒後、ケガの方は？】
「かなり激しい転倒で、右手を打ちつけてしまい、けっこう腫れてたんですよ。でも、レントゲン検査の結果、異常なしでした。転がりながら、頭を何度も打ったんで、起き上がった時はクラクラしてしまって…でも、もう大丈夫です。」
（2015年09月13日『Gpone』記事参照）
（2015年09月13日『Moto.it』記事参照）
ロレンソ選手が『運』ついて、『フラッグ・トゥ・フラッグ』について、『無線通信』についても語ってます。
【メルマガ号外 2015年09月19日 発行】
【2015年ミザノGP内輪話】
●ロレンソ焦って転倒：複数のミス…原因…後悔…闘志
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闘志メラメラで安心しました。
心配しましたが無事で何よりです。もう最終戦まで目が離せません。（笑）
勝負事にたらればはないですが、シルバーストーン、ミサノ共ドライだったら、ほるへ連勝、バレ連続3位で、逆にホルヘが18ポイントリード、というかシナリオだったのかな？ と思うとホルヘの悔しさが伝わってきます。本人も言っていた通り、彼のドライでの自信、そして実際の速さはキャリアでも最高です。ツキはバレにありますが… 2012年のホルヘとダニの争いを彷彿させます。キャリア最高の速さを持っていたダニが結局ホルヘに勝てなかった。というと、ホルヘの序盤のポイントロス、そして今回の転倒がキーになるような気もします。当時との違いは、マルクの存在ですね。 ホルヘは最後まで諦めませんので、後5戦、目一杯楽しみます！
ホルヘ逆転のシナリオは、バレをスピードで追い詰めて行く事、つまり全勝すればチャンピオン、野球で言えば自力でのチャンピオン獲得が可能なこと、バレチャンピオンのシナリオは、これまでのように、表彰台フィニッシュを続けて、2012年の様に追ってくるホルヘにプレッシャーをかけ続ける。 ホルヘのスピード、バレの経験から裏打ちされたクレバーさもどちらもチャンピオンに相応しい、どちらがチャンピオンになっても相応であるというストーリーはいくらでも作れますよね。 ポイントがほほ同じであればホルヘ有利ですが23ポイントが、現在のホルヘとバレのスピード差より大きいか小さいか…。
こんな風に考えるのは楽しいです。バレ、ホルヘ共に充実して、シーズンを終えてほしいですね。
長文失礼いたしました。
シルバーストーン同様、ＦＰを見て、よしよし今日も勝てるな！と安心していましたが、ＭＯＴＯＧＰレース直前に曇っていて、雨が降って来た時に「なぜ雨がぁー」と叫んでしまいました・・・。予報では晴れだったし、サンマリノでの雨はここ数年記憶にないので、なんて運がないのだろうと悲しくなってしまいました。
ホルヘはレインでの走りはかつての走りに戻ったと思いますが、ロッシのレインは誰よりも早いですね。今回の転倒がなければかなりの確率でチャンピオンになると予想してましたが、まさかのサンマリノでの雨とは・・・仕方ないのですが運に見放されすぎ。
しかし、今年はヘレス・ルマン・チェコとここ数年勝てないサーキットで勝利して来ているので、ホルヘとＭ１の仕上がりが良い状態と考えられます。よって、ドライならば勝ーーつ！！！
イヤこのキャッチPIC・・・また泣けてくるじゃないすか・・・ｗ
ペケさんのおっしゃるとおり、かつて、このホルヘに「怖かった」と言わしめたレイントラウマはゼロではないにせよ、彼なりに結着していると思いますね。
ただ今年のこの連続レインレースのリザルトを見るに、一筋縄ではいかぬ難しさがあるなぁとつくづく感じました。
ドライのホルヘはまさに磨き上げられ、研ぎ澄まされた日本刀。
どんなに苛酷な苦境にあってもその美しさ、骨まで断つ切れ味が損なわれることはないと思います。
必ずや、レインレースでも降る雨を断ち切るような走りで優勝する日がやってくる。
それを信じて待つことにします。
ともあれあと５戦。
ホルヘが全力で行くのが当然なら、私もまたも全力で観戦するのが鉄板ｗ
水垢離、お百度参り、てるてる坊主、甘いもの断ち・・・あと何あるか？（爆）
もう解析不要、問答無用の待ったなし！
最後まで見届けさせてもらいます。
ドライ時のロレンソはたしかに強い！
でも、チャンピオンシップは年間通してのもの。
安定して、着々とポイントを積み重ねてきたロッシはさすがだなと思います。
完全にレインレースを苦手としているロレンソは、ここを克服しないと…
茂木は雨率高いからなぁ(笑
ドライコンディションならば、常に勝てる
確かにそうなんだろうけど今の不順な日本の天候を思えば、もともと雨が多い茂木は覚悟が必要だしイギリス、イタリア連続で雨となれば世界的にも天候不順なのかな？
王者になりたいなら雨の強さも必要だよ。ホルヘ君。
追記
雨で不運、ツキが無かったといわれますが、全戦ドライレースって方がよっぽどついてませんかね？（笑
特にイギリス、オランダ、マレーシア、日本、全部晴れるなんて今まであったのかな？
長いこと見てますが、ロレンソはバトルになった時に競り勝つ印象が あまりなく 何戦か前のような先行逃げ切りが得意という印象です。速さは素晴らしい！ついでに フォームも完成されてるように美しい！ あとはバトルの強さを見せつけられれば 良いですね。必ずしも速い=強い ではないのが レースなんだと感じます。頑張れ 応援していますよ
ロレンソ無事でなにより！
りゅさん、本当にホルヘ好きなんだなぁ＾＾
大分派手に吹っ飛んでたんで大事じゃなくてよかったですよ
でも勝負は勝負
私としてはヴァレとは別の気持ちでホルヘも頑張れとも思いますが、雨を不運という言い方は余り好きじゃないかなぁ
転倒についてもやはりそうですね
どっちもやはり実力の内だと思うので
そういう意味なら今年はマルクもやたら転倒してますしね
そうだなぁ、やっぱぶつけられてしまったり、巻き込まれてしまったりだと不運とは思いますが、雨だから転倒したからはコンディションは平等ですし、現に雨で強いライダーもいるわけですからね
なのでドライなら勝てた！ってのを最近のロレンソはよく言いますが結果によってはちょっと言い訳かな＾＾
だってそれを肯定しちゃったら雨だったら勝てた！も肯定しなくちゃならないと思うので
あとはmaxtuさんがおっしゃるよう、全戦ドライレースって方がよっぽどついてるとも言えますしね
りゅさん、ホルヘの悪口じゃないから堪忍よ＾＾
纏めるとチャンピオンとは雨だろうと勝たねばならんって事じゃないかなと
でなけくば負けた事を不運と言えば勝った事も幸運と言わねばならなくなる
勝ったときは私の実力です！負けた時は不運ですは「おいｗ」ってなるかも
まぁでもホルヘがもし彼の言う通りドライ続きで5連勝出来れば彼は幸運にも～って言いそうですけどね
そして彼自身も5連勝はとんでもなく難しい事くらい承知なんでしょうね
ホルヘがドライでヴァレより速い事は悔しいですが認めましょう
もっともコースによってはドライでもヴァレの方が速いときもありましたが、それでも総合的に見ればやはりね
しかしマルクもいますからねぇ
彼にも5連勝しなければならない…
現実問題、残り全戦ドライでも相当難しい事でしょう
でも、奮起するように全勝すれば文句なしに俺の勝ち！って言うのは敵ながら嫌いじゃないですね＾＾
泣いても笑ってもあと5戦
もう毎戦待ち遠しいです！
>りゅさん、ホルヘの悪口じゃないから堪忍よ＾＾
わかとるよｗｗ
確かに私も「ドライなら」って言い方は私も少し引っかかる部分があるにはあったんですｗ
今現在のような差し迫った状況だとそうもいってられないんじゃ？とも思うし、カズさんやmaxtuさんのおっしゃるようにオールラウンダーであることも大切な要素だとも思うから。
オールラウンダーな強さというのは、CSにおいては絶対的なスピードよりも、ある意味アドバンテージがありますよね。
事実、今シーズンのヴァレがそれを証明していますし。
対してホルヘは状況的にエキスパートになっている。
本来、レインも苦手ではなかったはずだし、アッセンシンドロームも彼なりに結着していると思うんだけど、ドライで研ぎ澄まされていけばいくだけレインに繊細になっているというか・・・（ということを夫と話したんですがね）。
でもあれこれ考えているうちに思ったんです。
考えてみりゃ、オールラウンダー寄りでもエキスパート寄りでも『パーフェクト』は有り得ないしな、と。
『今』の自分のアドバンテージとウィークポイントをガチで見据えて全力を尽くすしかなかろうな、とも。
そう考えるとホルヘの「ドライなら」発言も納得できるんです。
イヤ全勝が難しいなんてことは本人がもう痛いほどわかってると思うよｗｗｗ
環太平洋ラウンドはレインレースの可能性は高いし、マルたんもいるしさ・・・
でもね、気負ってナンボ。強気でバイブスあげてナンボでしょ！
オレはそんなホルヘがごっつスッキなんやぁーーーーーー！ｗｗｗ
・・・ぜぃぜぃ
茂木って雨多いでしたっけ？
１２年通ってますが、雨２回くらいだったような気がします。（土曜が大雨でキャンセルありましたね。）
自分の勘違いでしたら、すいません。
>軽～視～ストーナーさん
12年って凄いですね。茂木から近いんでしょうか？
私は茂木から遠く彼方に住んでるので、羨ましい限りです。
kaiさん
コメントありがとうございます。
そうですねー隣の県なので、２時間半くらいです。
kaiさんは、遠く彼方におすまいですか！日本もひろいですよね。＾ｍ＾
なので、鈴鹿は、遠く彼方になってしまいます。
ですので、茂木の開催は、自分達は、ありがたいです。＾＾ｖ
>軽～視～ストーナーさん
遠いですよ～。交通費だけでパドックパス1.5人分+片道の移動時間9時間はかなりキツいッス。
もっと遠い所から観戦に行かれる方もいらっしゃるんでしょうけど(^^;
だから去年の茂木でロレンソが勝った時は嬉しかったです。
>kaiさん
交通費、所要時間もかかりますねー！！！
茂木の駐車場もナンバーいろいろですもんね。
うひゃーと、関心する遠方もあります。ご苦労様ですね。
去年の茂木でのロレンソの勝利！
いやぁ、かっこよかったです！！その分、喜びも倍！倍！倍！ですよね↑
私は2002年から観戦しに行ってますが、ロッシが優勝したのは、2008年のチャンピオンを決めたときだけでしたね
ここからがドラマの始まりということで。
ミサノの夜は全然眠れませんでした。
気合いを入れるのは良いけど、気負い過ぎだと、これも良くない！
焦ると、それはロッシの思う壺ではないかとw
それにしても昨年後半からのロッシは凄い！
一昨年の低迷がウソのよう。
チーフメカを替えたのが功を奏したのでしょうか？
頑張れホルヘ～。
個人的にはこれからか本番、クライマックスです。
ロレ、マルク、ヴァレ…スミスも含めてMotoGPになってから一番の輝きを放つようなシーズンになりそうな予感…。
先行逃げ切りが彼のストロングスタイルなのは確かですね。
見ている方は、どちらかというと派手なエンターテイナー型を好むと思いますが、私はホルヘをアスリート型として見ていますので、これはこれで素晴らしいと思っています。
もっとも、彼の尊敬するライダーはシュワンツとかビアッジとかですから、バレやマルクとはそもそも目指すチャンプ像が違って当然でしょうか。
アスリートとして見ると、彼から学ぶことはとても多いです。
デビュー年の茂木のパドック、カタコトで「君はチャンプになるべき偉大なライダーだ」と声をかけたら、ちょっと照れながら私のYAMAHAキャップにゼッケン48入りのサインを書いてくれました。その1日だけで4回もサインをくれたので、4回目は気さくに声をかけてくれたり。あの頃を思うと、少し泣けるくらい素晴らしいチャンプになってくれました。
最終キャリアをYAMAHAで、Mr.YAMAHAのままで終わってくれれば、と、切に願っています。
>ニトロ芳賀命さん・・・これ以上泣かせてくれるなｗｗ
嬉しい涙だからいっか。
僕がホルヘが好きなところは、ライディングフォームがダントツに美しいところ！
昔のローソンの様に本当に流麗。
無駄な動きがなく、かつ全てがスムーズ。
当時とはマシンも、そのバンク角なども全然違うけど似ています。
その点から見るとロッシやマルケスは少し独特なんですよね。
もし、ホルへが雨でも 最速だったら・・・
もし、マルクが今期も14年の状態だったら・・
もし、ロッシがヤマハに戻っても勝てずに 引退でもしていたら・・
私は今 モトＧＰを見てなかったかも知れない。
ＧＰの神様 ありがとう。
本当にその通りですよね。
競技としてもショーとしても最高峰クラスでこんな闘いが観れるとは本当に素晴らしいことだと思います。