ロレンソ『3位…いや、2位でゴールできてたかも…』2016ブルノGP

『ロレンソ：ミシュランソフトはチューイングガムみたい』

★8月21日（日）、ブルノGP決勝戦をホルヘ・ロレンソ（ヤマハファクトリー）が17位でゴールし、ノーポイントで終わった。なお、昨年の当GPでは優勝している。

★チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは2位を獲得し、総合順位でもロレンソ選手を抜き2位に浮上した。

★ロレンソ選手のコメント。

【もう少し違う結果を予想していた…】
「当然、大いに落胆してますよ。3位ぐらいでゴールできたんですから…いや、2位の可能性だってあった。フロントタイヤに問題が発生するまでは好リズムで走ってましたから。ただ、コース後半では苦戦しましたけどね。それでボックスに戻ることにして…ドヴィツィオーゾにも同じ問題が出てたもんですから。」

【マシン交換では…】
「（メカニックらは）多分、僕が戻って来て、スリックタイヤで走って行くとは思っていなかったのでしょう。だから、とりあえずセカンドマシンに乗り換えて、チームに（1台目のタイヤ交換）作業ができるようにしてあげたんです。残念ですよ。このゴタゴタがなければ、ロッシやマルケスのグループについて行けるペースはあったんですから。」

【ヤマハ機と言うのはウェットではそんなに走りにくい？】
「うちのマシンはウェットでも順調に走れる状況もあるんです。大雨だと苦戦してしまうが、今日みたいなコンディションだとリアに固めタイヤを履いてた方が楽ですね。コースが乾いていくもんだと思ってたんです。そうしたら、タイムを伸ばしていけたんですが。」

【大半の選手がミシュランタイヤで苦戦してるが…】
「ソフトタイヤなんかチューイングガムみたいでね。10分走っても、新品みたいなんですよ。ブリヂストンの方は固かったですね。消耗していったし、それが分かりましたから。ミシュランは、この消耗の仕方が異常でね。当然、もう少し前進してもらう必要があるでしょ。今回のレースでも新たな問題点が出てきたんだし。今日はハードが勝利タイヤだったが、そうそう簡単に選べるもんじゃないんでね。」

【総合順位ではロッシ選手に抜かれてしまったが…】
「ここから最終戦までに何があったかで、ライダーの評価が変わることはないでしょう。なんだかんだと色々と起きていくだろうし…例えば、ムジェッロでのロッシのエンジン故障みたいなこととか、今日の僕みたいなタイヤ劣化とか。」

（2016年08月21日『Gpone』記事参照）

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2016 モトGP Gpone ブルノ戦 ホルヘ・ロレンソ