『2016 フィリップアイランド モト3 決勝トピックス』
★10月23日（日）、フィリップアイランド戦 モト3クラスの決勝が行われた。
★序盤ラップで転倒多発し、ジョン・マクフィ転倒時にレッドフラッグ掲示。全選手、深刻なケガはなく、25分後、全10周でレース再開。
★マクフィ選手は第9コーナーでフロントが流れ、スリップ転倒後、後続のアンドレア・ミーニョのマシンに轢かれた。その直後、エネア・バスティアニーニが転倒したマシンに衝突して転倒し、ホルヘ・ナヴァッロのマシンに轢かれた。
幸い全選手、打撲のみ。マクフィ選手は検査のため病院へ搬送された。
★優勝ブラッド・ビンダー（KTM、今季モト3チャンピオン）。今季6回目の優勝。
ビンダー選手のコメント。
「すぐにスペースとタイムが稼がなければならないことは分かってました。たった10周しかなかったから、速攻で動いていかないと。自分の優勝も嬉しいが、弟ドリンの4位はもっと嬉しいです。」
★チームメイトのボー・ベンスナイダーは10位（ルーキー）。
★2位アンドレア・ロカテッリ（KTM）。今季2回目表彰台。
ロカテッリ選手のコメント。
「超厳しい週末で…もちろん、雨の時だけど。晴れると上手くやれるんですよ。多分、ギア比が完璧ではなかったが、2位表彰台には満足してます。来年のモト2昇格は…体重も身長も増えてきてるんでマシンに乗るのが楽しみです。モト3機だと、だんだん窮屈になってきてるんで。」
★チームメイトのファビオ・クアルタラローは12位。予選でのテクニカルペナルティにより全タイムが無効とされ、最後尾スタート。レース中断前は2位だったが、再スタートではまた最後尾スタート。
ホアン・ミールはレース中断前に転倒リタイヤ、レース2に参戦できず。中断前の第1ラップ第2コーナーでの転倒で片足を負傷したが、今のところ打撲のみ。なお、同転倒事故にはカネ、ダリン・ビンダー、グェヴァラ、パウイ選手らが巻き込まれた。
★3位アロン・カネ（ホンダ、ルーキー）。レース中断前に転倒。
チームメイトのホルヘ・ナヴァッロは転倒リタイヤ（総合3位）。
★総合順位は2位バスティアニーニ（164ポイント）、3位ナヴァッロ（143ポイント）、4位ブレガ（129ポイント）、5位ミール（124ポイント）。
★4位ダリン・ビンダー（マヒンドラ、ブラッド弟）。もう少しで兄弟表彰台だった。
チームメイトのマルコス・ラミレスは7位。
★5位リィヴィオ・ロイ（ホンダ）。
★6位ホルヘ・マルティン（マヒンドラ）。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアはレース中断前に転倒リタイヤ、レース2に参戦できず。第10コーナーでガブリエル・ロドリゴがファビオ・ディ・ジャンナントニオを若干強引に抜こうとしたため、後者が膨らみ、バニャイア選手に接触。
同事故の直後、ニコロー・ブレガがクアルタラロー選手と接触し、第6コーナーでコースアウト、転倒。
★8位ヒロキ・オノ（ホンダ、タディ岡田氏率いるチーム・アジア）。
チームメイトのカイルール・イダム・パウイ（ルーキー）はレース中断前に転倒リタイヤ、レース2に参戦できず。
★9位ジュール・ダニーロ（ホンダ）。
チームメイトのニッコロー・アントネッリは再スタート後の第1ラップ第4コーナーで転倒リタイヤ。
★13位タツキ・スズキ（マヒンドラ）。
★19位ロレンツォ・ダッラ・ポルタ（KTM、VR46チーム、ルーキー、フェナーティ後任）。ジャンプスタートでライドスルー。
チームメイトのニッコロー・ブレガとアンドレア・ミーニョはレース中断前に転倒リタイヤ、レース2に参戦できず。
★エネア・バスティアニーニ（ホンダ、総合2位）レース中断前に転倒リタイヤ、レース2に参戦できず。
（2015年10月23日（『Gpone』記事参照）
（2015年10月23日（『Moto.it』記事参照）
（2015年10月23日（『Motorsport.com』記事参照）
『2016 10月16日 フィリップアイランド モト3 決勝リザルト』
『2016 フィリップアイランド モト3 総合順位』
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