ホンダ不安解消、今年はペドロサも速い:2017フィリップアイランドテスト

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『スッポ:新エンジンはパワフルだが、まだ生後6日なので』

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★ホンダはセパンテストでは多少苦戦していたようだが、フィリップアイランドテストではマルク・マルケスにより懸念が解消された。

★マルケス選手は1周タイムだけでなく、ペース面も快調だった。

★リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCチームマネージャー)のコメント。

【セパンテストでは何かが上手く機能していないようだったが、フィリップアイランドでは全て順調…】
「いずれにせよ、セパンテストはポジティブな3日間でしたよ。序盤セッションで多少苦戦はしたが、2016年と比べると満足度はかなり高かったですね。
フィリップアイランドは、あの手のものの中では特殊なトラックだから。去年も、その前のテストで若干苦戦していたわりには、(フィリップアイアランドでは)速かったし。」

【マルケス選手がこんなに速いと思っていた?】
「マルク(マルケス)の場合、速くない方がニュースになるでしょう(笑)。個人的には、去年のセパンで苦戦していた時の方が驚きましたね。」

【去年はソフトウェアと格闘し、今年はエンジンパフォーマンスに取り組んでいたが…そのへんがホンダの強みだから?】
「新エンジンは上手く機能しているようですよ。トラックでは6日間しか使用していないので、改善すべきエリアはありますが。ポテンシャルに関しては、一度に少しずつ理解を深めていってます。去年よりも一歩先を行っている感じですね。周知のごとく、オートバイと言うのは1つのパッケージですから。各コンポーネントが上手く噛み合うよう、エンジニア陣があらゆることを試みたと言えるでしょう。」

【ホンダ機には何が足りないと思う?】
「各サーキットでの戦闘力がどの程度のものか、様子を見ていかなければ。従来の3日間テストでマシンを調整するのと、レースウィークエンドでするのは別物なんでね。」

【もうすぐ開幕戦だが…マルケスvsヴィニャーレスの一騎打ちになりそう?】
「私はこの業界で21年もやってきたが、テストで速く、チャンピオン候補だと目された選手を数多く見てきました。例えば、グレジーニチームに居た頃の(コーリン)エドワーズは、全戦優勝しそうな勢いだったが、結局、そうはならなかった。もちろん、ヴィニャーレスやマルケスの場合は話は別でしょう…2人とも何勝かはあげるだろうから。
他の選手を除外してしまうのは時期尚早だと思いますよ。今回は(ダニ)ペドロサの戦闘力が高かったし、イアンノーネもセパンでは速かった。かなり面白いチャンピオンシップになるでしょうね。」

【ヴィニャーレス選手によれば、安定性ではマルケス選手の右に出る者はいないと。これはマルケス選手にとって大きな武器になりそう?】
「私はレーサーじゃありませんからね。ただ、マーヴェリック(ヴィニャーレス)がそう言うのなら信じますよ。マルクはフィリップアイランドでかなり速かったし、16周回のロングランで1分28秒8を出してましたからね。破格ライダーだと言うことは数字が物語っているでしょう。」

【『とにかくチャンピオン候補はマルケスで、あとは誰がマルケスと戦うかだけだ』と言う説があり…先日、(セテ)ジベルナウ元選手がそんな説は信じないと言っていたが…】
「マルクは本当に強いが、強豪選手はまだ他にもいるから。絶対こうだ!と言うことは何一つないでしょう。このレベルのチャンピオンシップだと、有力候補を挙げるにはまだ時期尚早でしょうね。シーズン中盤まで待たなければ。」

【今回、ペドロサ選手は熱があっても速かった…】
「ポジティブな傾向でしょう。実質的に丸1日テストを休んだんですからね。そのうえ、(ペドロサにとって)得意なトラックでもないし。方向転換が多いせいで身体的にキツいんですよ。満足な出来だったと言うべきでしょうね。」

【今回、スズキとアプリリアが新カウルを披露していたが…】
「いつも言っている通り、私はエンジニアではないので…この何年間か、スポイラーが登場しては消えて…を繰り返してますよね。
以前、ケーシー(ストーナー)がウィング付きマシンに乗っていたこともあったし…もっと小型のものだったが。エアロダイナミクスと言うのは、どのメーカーでもずっと作業を続けている分野だから。ウィングから得られていたダウンフォースのいくらかを求めて、いまや各メーカーが模索しているでしょう。ただ、ここはその機能を検証するには不向きなトラックだと思いますよ。」

(2017年02月18日『Gpone』記事参照)


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