『カタールGP雨天決行に選手ら懐疑的』
★カタールGPでは夜間レースが恒例だが、今後、雨天でも決行される可能性が出てきている。
★ローリス・カピロッシおよびフランコ・ウンチーニ元選手が数日前、カタールのロザイルサーキットで走行テストを行った結果、ウェット路面でも照明光は反射せず、雨天でもレースは実施できると言う結論に達した。
なお、両名ともドルナおよびセーフティコミッションのメンバーである。
★カタールGP開催時に雨が降る可能性はかなり低いが、2009年には大雨に見舞われ、史上初めて翌月曜日にレースが開催されたこともある。
★先のフィリップアイランドテスト中、選手および関係者がカタールGP雨天決行について次のように話した。
・マーヴェリック・ヴィニャーレス
「実際にカタールで試してみなければならないでしょう。夜間のウェットコンディションで走ったことはないんだから。問題は照明がアスファルト路面にどのぐらい反射するかですよ。」
・アルヴァロ・バウティスタ
「それほど単純な話ではないと思うんですけどね。普通のバイクで一般道を走っていたって、そう言うコンディションでは反射が物凄いじゃないですか。ポジティブ面はないでしょうね。ただ、実際に走ってみない限り、絶対なんてことは言えないけど。とにかく、雨が降らないでくれるのが一番ですよ。そうしたら、みんな万々歳でしょう。」
・ポル・エスパルガロ
「最終的には選手同士が合意して決めるべきことでしょう。適当に決めるんじゃなくて。なぜ僕らの意見が求められなかったんでしょうかねぇ。GP開催中の金曜日ミーティングで話し合いますよ。」
・ラモン・フォルカーダ(ヤマハ、ヴィニャーレス選手のチーフメカニック)
「雨が降ったら、照明の反射がどのぐらい影響するものなのか様子を見てみますよ。ウンチーニとカピロッシが小雨か、濡らした路面で試しただけなのでしょう。そんなの別物だから。基本的に気温が変わるわけだし。」
(2017年02月25日『Motorsport.com』記事参照)
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安全性より放送時間を優先するような感じがするのは、私だけでしょうか?