バウティスタ『もう僕はタイトルの行方を握っていない』2019 SBK ラグーナセカ

『バウティスタ：もう僕はタイトルの行方を握っていない』

★SBKラグーナセカ戦（7月12〜14日）でアルヴァロ・バウティスタ（ドゥカティ）が、レース1は転倒後に17位でゴール、スーパーポールレースは転倒リタイヤ、レース2は肩の痛みにより第2ラップでリタイヤした。

★総合順位は首位レイ（433ポイント）、2位バウティスタ（352ポイント）となった。

★バウティスタ選手は序盤4戦11レースを全勝しながら、6戦目ヘレスより今回のラグーナセカまでレースで5回転倒している。

★バウティスタ選手は13日（土）レース1の後、次のように話していた。

「厄払いに頭を丸めようかと思ってるんですよ。ブロンドにしたせいで不運につきまとわれだしたのかもしれないから。」

★バウティスタ選手が14日（日）レース2の後、次のように話した。

「頭を丸めてみたんですが、駄目でしたね。いまだ不運にとりつかれているようで（冗）。」

【スーパーポールレース転倒で左肩を強打していたのが響いた…】
「無理でしたね。痛みより力が入らなくて。被害をさらに大きくする前にリタイヤした方が良いと思ったんです。
直線コースなんかマシンを支えてることもできなくって。まるでモトGP機よりも凄いものを支えているような感じでした。
左肩の靭帯を切ってしまったのかどうか…レントゲンしか撮ってないんで何とも言えないんですよ。MRI検査はまだなんで。」

【トプラク選手は単純なレース・インシデントだと言っていたが…】
「第1ラップでハスラムのイン側を走ってたら、突然、トプラクがアウト側から入ってきて、ぶつかってきたんです。まるで自分の他には誰もいないみたいな操縦をしてました。
その後、クリニックの方に謝りに来てましたよ。僕の姿が目に入った時はもう遅すぎたって言って。」

【また転倒してしまったが…】
「今回のラグーナセカでは2回やってしまいました。こうなるとは思ってもいなかったんですけどね。
シーズン序盤もあんな風に連勝するとは思っていなかったけど、ただ、あのままの調子で最後までやっていけるとは思ってなかったんで。
いったいどうなってしまったのか、自分でも説明がつかないんです。どう考えればいいものやら。」

【精神的な問題じゃないかと言っている者もいるが…】
「メンタルの問題ではないです。僕は今でも速いですからね。今回だって速いことは速かったんだから。
レース1は落ち着いた気分だったし、プッシュもしてなかったし。
ここ最近ので、唯一、然るべき転倒だったのはドニントンのウェットの時だけですよ。あの時は、ああなっても仕方がなかったから。でも、それ以外は全く説明がつかないんですよ。マシンの限界点にだって達していないし。行き詰まってるわけでもない…FP/予選セッションでは転倒してないんだから。レースだけなんですよ。
変でしょ…限界点を探るためにFP/予選の方がプッシュしてるって言うのに。」

【今後の対応策は？】
「いちばん重要なのは、身体の方を回復させること、頭を休ませてバカンスに出かけることですね。それから、マシンへの信頼感を取り戻していきます。
もちろん、マシンの方ももっと改良していけるだろうし。
シーズン序盤の頃と現在の唯一の違いは、最初は連勝していたのに、今は連続転倒してるってことなんですよ。」

【タイトル争いの方は？】
「もちろん、計算上はまだ決まってないわけで…ただ、今後のレースで全勝したとしても、（ジョナサン）レイが常に2位でゴールする可能性がありますからね。
もう僕はタイトルの行方を握ってはいませんから。僕にできることは、できるだけ優勝を重ねていくことだけです。
とにかく、タイトルのことはもう考えません。」

Alvaro Bautista: il mondiale non è più nelle mie mani: "Matematicamente non è perso, ma ammettendo che io vinca tutte le restanti gare, Rea può permettersi di arrivare sempre secondo" https://t.co/47mEzICApD pic.twitter.com/cDh0pGptDq

— gpone.com (@gponedotcom) 2019年7月15日

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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