ロレンソ『キャリア最難関の週末になるだろう』2019シルバーストンGP

『ロレンソ：キャリア最難関の週末になるだろう』

★8月23日（金）、シルバーストンGPでホルヘ・ロレンソ（ホンダファクトリー）がFP1で22位（最下位）、FP2で21位だった。なお、FP総合は22位（最下位、＋3.682）。

★ロレンソ選手によれば、現状からすると予選2昇格は厳しいとのこと。予選では全力を尽くすつもりだが、常に転倒に注意する姿勢でいく予定。

★なお、新アスファルトはグリップも高く、気に入った模様。唯一の問題点は最後のコーナー2ヶ所に陥没があることのみと。

★ロレンソ選手のコメント。

「想像していたのに近い感じの1日でした。当然のことながら、厳しい1日でしたね。最下位の時は、もう厳しいの一言でしょ。
とにかく、これが現状なんだし、無理をして転倒したら想像を絶する結果になるかもしれないんだし。いまだ痛いんですよ…セッションが終わると特に痛みが出てきてしまって。
けっこう筋肉も落ちていて、今はモトGPに乗るのに完璧なコンディションにはなってませんからね。
おそらく、ミザノテストの時はもっと楽だと思うんですよ…特にミザノGPの時はね。もっとプッシュできる状態になっているでしょう…特にブレーキングやコーナー中盤なんかで。あと、方向転換でゆっくり体を動かさなければならないような方向転換とかね。首の辺りの筋肉がけっこう落ちてるんですよ。
今、タイムロスしてないのは加速地点だけですね。」

【このタイミングで復帰するのが正解だったの？】
「今回の暑さは復帰に適してるでしょうね。これ以上遅らせると、色々複雑になってしまうだろうし。もちろん、もう少し休養していた方が回復しやすいだろうけど。でも、反射神経や筋肉が落ちていってしまうでしょ。だから、今回復帰して良かったと思います。
ブルノGPに出ても大丈夫って言ってくれた医師も何人かいたんですよ。ただ、状況や回復具合を考慮して、シルヴァーストン復帰にしたんです。
厳しいだろうと言うことは覚悟してましたよ…ジムでのトレーニング内容を上げる度に、夜には痛みが出ていたから。多分、今夜もそんな感じだと思うんですよ。でも、これ以上復帰を引き伸ばすわけにはいかなかったんで。」

【レースに向けては？】
「これまでのキャリアでの最難関レースになるでしょうね。転倒前でさえ戦闘力はそれほど高くなかったのだから。去年のアラゴン以降、100％の状態になったことがないんで、結局、色々なことが重なってるわけですよ。ただ、こう言う状況なんだし、ケガのせいでこれ以上のことはできないわけだし。
レースはどうなるか分かりません。FP2セッション後、痛みが増してるんで、上手く体力をコントロールして、それなりのタイムを維持していかないと。」

【今回の復帰でポジティブ面もあった…】
「アッセンGP以来、チームスタッフとはずっと会ってなかったんで、今後のためにも皆にきちんと話をしておきたかったんですよ。
今回は優勝や表彰台、トップ10入りを目指して参戦してるわけじゃないってことは、皆、承知してくれてます。チームは分かってくれていて、とにかく、1周ごとに信頼感を掴むことだけを考えるようにって言ってくれるんですよ。」

Lorenzo: "Giusto tornare ora, ma sarà il GP più duro della carriera": "Sono in difficoltà ovunque tranne che in accelerazione. Se avessi posticipato il rientro avrei perso riflessi e muscoli. Ho parlato con il team in modo sincero: non siamo qui per… https://t.co/rNeymWyKo9 pic.twitter.com/avTkGi6gt8

— gpone.com (@gponedotcom) August 23, 2019

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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