『マリーニ:僕が兄ロッシと組むのは、かなり無理な話…』
★1月30日、『Sky Racing Team VR46』チームのプレゼンテーションがタヴッリャにある『ランチ(ロッシ私設トレーニング場)』で行われた。
★ルーカ・マリーニ(ロッシ異父弟、モト2参戦)のコメント。
【ファビオ・クアルタラローが2021年以降、ロッシ後任に決まったが…ここ最近のロッシ選手はどんな様子?】
「会ってないんですよ。トレーニングの時間帯が違うもんですから。お互いに忙しいですからね。」
【マリーニ選手はヤマハがこう言う決断をすると思っていた?】
「ヴィニャーレスの契約更改には驚きました。クアルタラローの方がファクトリーに相応しいと思ってたんで…昨シーズン、物凄かったですからね。
でも、僕もヤマハの人間だったら、同じ決断をしてたでしょうね。兄にとっては残念だったけど…何戦か様子を見て決めたいと言ってたんですから。
でも、ライダーとの交渉に制限がかけられてないわけだから、チームとしてはとにかく急がないとね。」
【(交渉制限がないのは)良くないと思う?】
「絶対に良くないでしょう。交渉制限がないから、この時期にどんどん契約が決まってしまうじゃないですか。運営サイドはライダーとチームを保護し、然るべき時期に決断できるようにしてやるべきでしょう。」
【今回の件にはマリーニ選手も関係していると見る向きもあるが…いずれペトロナスで兄弟チームを結成するのではと…】
「兄が辞めたりしないよう、皆さんで説得して下さいよ。まぁ、どうなるでしょうね。ただ、僕としてはかなり無理な話だと思いますけど。」
【しかし、ウッチョ氏も『マリーニはモトGP昇格できるレベルだ』と言っていたが…】
「ウッチョがそう思ってくれてるのだとしたら、嬉しいですね。確かに、モト2機はちょっとモトGP機に似てるから…トライアンフのエンジンに代わって良かったですよ。モトGP昇格に向けての予行練習になりますからね。
でも、とにかくペトロナスにはモルビデッリがいるし、調子も良いからクビになんてされないでしょ。」
【モルビデッリ選手もそうだが、ヤマハテストライダーに就任したホルヘ・ロレンソも大きな壁になるのでは?】
「ヤマハはホルヘと言う、実に大きな買い物をしましたよね。真剣に勝負に出ようと思ったら、テストライダーとして大きな助けになる存在ですよね。」
【モトGP昇格と言うのは、まずモト2タイトルを取ってからの方が良いと思う?】
「クアルタラローと言う良い例がありますからねぇ。モト2ではレース優勝2回でモトGPに昇格し、毎回、マルケスと競り合ってたんですから。
なにがなんでもタイトルを取る必要はないでしょう。まぁ、全選手の目標ではありますけどね。
とにかく、重要なのは今シーズンに集中していくことだから。強い走りができていれば、世間も認めてくれますからね。」
Marini: "Rossi fuori dal team Yamaha? Un peccato, serviva più tempo": " Io in squadra con Valentino? È quasi impossibile. Sono stato più sorpreso dal rinnovo di Vinales che dall'arrivo di Quartararo" https://t.co/w0YUCN3fdp pic.twitter.com/pFNVMPUYOX
— gpone.com (@gponedotcom) January 30, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
ロッシ選手が降格人事を受け入れたのは、兄弟チーム結成と言う代償オファーがあったからでは?って話は有料閲覧『note』で!!
ヴィニャーレス、ファビオの早期契約がまさかのマリーニへ飛び火になってるとは(笑)
これもロレンソ引退〜マルケス兄弟チーム誕生というウルトラCの流れの余波でしょうか?
気が付けば主力ライダー達が30歳越えで世代交代が危惧されてましたが、こうやって時代が進んでいく…
兄達の因縁を弟達が受け継いで繰り広げるのだろうか