MotoGP

スズキ、スペンサーに抗議『規則は遵守するもの、解釈するものではない』ダヴィデ・ブリヴィオ

『ブリヴィオ、スペンサーに抗議:規則は遵守するもの、解釈するものではない』

★8月23日(日)、スティリアGP決勝戦の最終ラップ最終コーナーでコースアウトしたポル・エスパルガロが何ら処罰もなく3位となったため、後続していたジョアン・ミール(スズキファクトリー)は4位となった。

★9月10日(木)、スズキのダヴィデ・ブリヴィオ氏(チームマネージャー)が次のようにメディアに訴えた。

「(スティリア決勝戦の最終ラップで)ポル・エスパルガロがグリーンゾーンに乗ったにもかかわらず、なぜ処罰の対象にならなかったのか抗議したんですよ。ジョアンが不利になってしまったのは明らかでしたからね。
あの時、ポルは順位を死守するため、アクセルを開きまくることができてるんです。もしあれが芝生だったら、そんなことはできずに順位を落としていたでしょ。
本人だってそれに気づいていて…実際、表彰台の方へは行かず、ピットボックスへ戻っていたのが映像に残ってるじゃないですか。わざわざそう言うシーンが撮られたと言うのは、本人もミスってしまったと言うことに気づいていたからであって…それでもう充分でしょ。」

【スチュワード・パネル代表のフレディ・スペンサーにも話したそうで…】
「ライダーとして彼のことは尊敬しているが、人の話を聞かないと言うのは問題ですね。きちんと事実を説明したにもかかわらず、彼なりの理由から…つまり、ポルにはなんの得もなかったからと言う理由から却下されましたよ。」

【それは事実と矛盾しているような…】
「私もはっきりそう言いました。私としては、あのグリーンゾーンルールは気に入らないのだが、でも、実際にあるのだから遵守すべきでしょ。規則と言うのは、解釈されるべきものではないのですからね。
ピット側に速度違反の規則があり、それを破ってしまったなら、ライダーも『うっかりしていた』なんて言えないわけでしょ。たとえ時速1kmオーバーだとしてもね。トラック外走行だって同じ話じゃないですか。
ジャンプスタートの件と同じでしょ。スタートラインで動いてしまったからと言って、常に得をしているわけじゃない…いや、むしろ、得をしてることなんてほとんどないのに、やはり処罰の対象になってるじゃないですか。」


(参照サイト:『Gpone』)

グリーンゾーン問題まとめについては、note『スティリアGPまとめ』でどうぞ!

ブルノ&オーストリア、スティリアの『GPまとめ』3本とも読むなら『まぐまぐ』がお得です!

【送料無料】”シャインマスカット” 秀品 2房 約1kg 産地厳選【予約 9月下旬以降】

POSTED COMMENT

  1. BWH より:

    お気持ちはよ~く分かりますが・・・

    確か、ミール&その他大勢もレース1でグリーンゾーンにはみ出していませんでしたか?
    ミールも言ってたと思いますが、「あれが芝生だったら・・・云々」は言わない方がイイですよ。
    あくまでも「表彰台争い攻防中の最終ラップでグリーンゾーンにはみ出していた」って所と、クラスによって判断基準が変わるのか?って所を突かないと。
    あんまり余計な事は言わないで、ルールを定めたのであれば尊守するべきだと訴えかけるだけで良いと思います。

    でも、今回の「お咎め無し」はビッグスポンサーに忖度したと疑われても仕方無いですよね。
    果たしてペルじいの言う様に更迭はあるのか?
    スポンサー・・・もとい、スペンサー氏の胸中や如何!?

  2. ジジ より:

    Moto2.Moto3のレースちゃんと見てた?ポルが許されるなんてマルティンや小倉くんは納得できないよ。
    1コーナーはイン側から押し出される形、若しくは接触を避ける為でしょ。毎周はみ出してると警告があり酷いとロングラップペナルティになるはず。最終ラップの最終コーナーは直接ペナルティになってます。
    ダビデ ブリビオが抗議に行ったのはスズキの総意でしょうし、言わずにいるよりも抗議してスチュワードパネルの考察のきっかけになれば良いのではないでしょうか。
    良くぞ言ってくれた!と思います。

  3. 名無し より:

    そもそも遵守すべき規則に無理があるからこういうことになるのだと思う。スペンサーの判断も悪かったのかもしれないけど、今の規則のままなら他の人間でも同じミスを起こし得ると思う。

  4. 9191 より:

    スペンサーだからしかたないですよ。

  5. 馬14 より:

    だってスペンサーはケニー押し出してチャンピオンになった人だよ(笑)

  6. キャンディヘッド より:

    ブリヴィオさんの言うことは至極全うですが。

    それよりもレースってのは、
    コース内をクリーンに走って美しくブチ抜き誰よりも前でチェッカーを受ける。

    そういう物なんだから、前の奴がどうのこうのとか、どうでもいいでしょ。
    後ろがゴタゴタ言っても負け犬扱いですね。残念だけど。

    ルールに守ってもらえなくても、自分はルールを守って美しく走り
    イケ好かない奴より前でチェッカーを受けろ。
    4輪の人の話では、その最たる例がセナとホンダらしいですよ。(そうなの?)

    モータースポーツってずっとそんな感じでしょ、どこのどんなんでも。

    クリーンに勝ったら貴族にも大金持ちにも誰にも文句は言わせない。
    競技の良いところですね。だから結果や順位で語られるんだよね。
    見えないズルもたくさんあるけど笑

    日本はモータースポーツ後進国の割にルールに厳格なのがいいところだけど。
    世界ではルールの骨抜きなんてある意味伝統でしょ。2輪も4輪も笑

  7. ハンス より:

    セナはイメージと違って結構汚い走りしてましたよ?
    強引に抜きにかかって相手をコースアウトさせるとか結構してました。

    あれ?全盛期のロッシとよく似ているような・・・

  8. ななし より:

    メーカーの母国開催のレースでビッグスポンサーのついたチーム。表彰台か否かだからペナルティなんてあるわけ無いじゃない

  9. キャンディヘッド より:

    ハンスさん

    ありがとうございます
    セナ御大とプロスト御大の戦いは正にそうでしたね笑

    美しいが余計だった気がしてます笑
    (美しく見えるライディング、ドライビングが好きなんで)

    まぁ、レースってのは権威あるところの依怙贔屓や不平等不公平、
    ダーティーなアタックにも負けずに勝たなきゃいけないんですよね。
    というのも伝統ですよねぇ………

  10. カル より:

    この件で俺が気になってるのはポルがコース復帰したあとコース反対側のピットウォールまで寄るブロックラインをとった事。
    抜かれまいとして後続のライダーに危険な行為をした事。
    あれだけで十分ペナルティの理由になると思うんだ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP