ウッチョ『万人の心を鷲掴みにできたのはロッシだけ…』アレッシオ・サルッチ

『ウッチョ：万人の心を鷲掴みにできたのはロッシだけ…』

★8月5日、ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハ・ペトロナスSRT）が2021年末の引退を公表した。

★ウッチョ（ロッシ心の友、アレッシオ・サルッチ）がロッシ引退について、次のように話した。

【ロッシ選手が引退を表明したが…】
「ちょっとジ〜ンとなってしまって…。数日前から知ってはいたけど、ただ知らされるのと、実際にそうなってしまうのは別物だから。
本人が落ち着いていたんで良かったですよ。つまり、正しい決断をしたってことでしょ。
僕としては現役継続を強く勧めようかとも思ったんですが、ただ、それは違うだろうって思えてきてね…本人の気持ちを尊重するって言うのは、こう言うことなわけだから。」

【今後は…？】
「モトGPにとっての重要な章が1つ終わったけど、ただ、物語がすっかり完結したわけではないから。今後はVR46チームが前に進んで行き、本人もレースを続けていきますからね…まぁ、今度は四輪だけど。
レース参戦やマシン操縦、強い走りができる喜びとかを追い求めて、どこへでも…ってね。」

【なぜロッシ選手は、他に類を見ないライダーなの？】
「あのカリスマ性やどんどん走り方を変えてきたこと、そして、全般的にレベルを上げてきたからでしょうね…常に勝負に絡んで行くとかね。
家でTV観戦している人達にも、そう言うのが伝わるんですよ。それで、皆から愛されてるんでしょうね。
ヴァレは唯一無二の存在で、万人の心を鷲掴みにすることができたんです。」

【ロッシ選手のキャリアに重要な要素が、もう1つあるそうで…】
「常に同じ顔ぶれの人間と一緒に居るってことですね。ヴァレのキャリアにおいて、それが強みになってたんですよ。ヴァレのことを本当に大切に思っている人間を、周囲に置くことができたんでね。
他の選手にも勧めますよ…そうすれば、トラックで落ち着いた気持ちを保つことができるから。まぁ、右に習っている選手らもいるのかもね。例えば、ライダーズ・アカデミーの選手とか。あのアカデミーは、ヴァレの功績ですからね。」

（参照サイト：『SKY』）
（参照サイト：『Tuttomotoriweb』）

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