ストーナー、ドゥカティ選手に大人気『教えてもらいたいことが山ほどある…』2021アルガルベGP

『ストーナー、ドゥカティ選手に大人気：教えてもらいたいことが山ほどある…』

★今回のアルガルヴェGPでは、ケーシー・ストーナー（36才。2007/2011年モトGP総合優勝）がドゥカティのピットボックスでファクトリー選手らをサポートしている。

★予選後のドゥカティ選手らのコメント。

・フランチェスコ・バニャイア（ファクトリー、予選首位）

「もし来年、ストーナーがコーチとして付いてくれたら…ドゥカティからの素敵なプレゼントって感じでしょうね。色々な角度から物事を見るのは役に立つし、ケーシーのようなレジェンドライダーの視点は特にそうでしょ。今、うちにはコーチがいないのだし、物凄い助けになってくれますよ。
ケーシーのアドバイスのおかげで、最終コーナーが良くなったんです。とにかく、アプローチの仕方が素晴らしいんですよ…いまだにプロレーサーのメンタリティで、僕らの頭の中を読み取るみたいに状況をスッと理解してくれるんです。
しかも、コース脇でも観察してくれて、他の選手と僕らの違いを説明してくれるんですから。」

・ジャック・ミラー（ファクトリー、予選2位）

「（ストーナーへコーチ役のオファーを出した際の報酬について）正直なところ、僕の給料から差し引いてくれって言っても、たいした額なんて出せない状況なんだけど（冗）…
でも、この2戦はケーシーが付いてくれるんで素晴らしいですよ（※ストーナー元選手は当初より、ラスト2戦の特別ゲストとして招待されている）。
家族もいるし、世界の反対側に住んでるわけだから、（ストーナーに専属コーチをしてもらうのは）移動やらなんやらを考えるとマジで大変だとは思うんだけど…でも、100％やってもらいたいですね。
ペッコ（バニャイア）も言ってたけど、凄く良いと思うんですよねぇ。これまで僕は何人かお目付け役に付いてもらったことがあるけど、彼の場合はそんじょそこらの人とは訳が違うから。あのケーシー・ストーナーなんだから…レジェンドライダーで、ベストライダーの1人なんだから。
うちのプログラムには何か足りないって思っていたんですよ…なにかを導入すべきだってね。まぁ、ケーシーをってのは無理かもしれないけど、でも、もちろん、ケーシーが引き受けてくれたら大喜びしますよ。別に具体的な話があるわけじゃないんですけどね。
とにかく、ケーシーって言うのは、きちんきちんとしていて…説明が正確なんですよ。良いことですよね。雑な言い方なんかせず、ビシッと核心を突くことができるんですよ…よく心得てるって感じでね。
二輪レーサーなわけだから、この走行ラインは速いとか、コースの展開についてとか、ライダーって言うのは特定の視点に固執してしまうなんてことも良く分かってね。あと、他のライダーがコースの各所でどんな動きをしてるのかを教えてくれるんです。」

・ホルヘ・マルティン（プラマック、予選4位）

「二輪選手と一緒に撮った写真はたくさんあって…2006年のヴァレンシアで、ほぼ全員に会うことができたもんですから。この時の写真を見て、今、自分もモトGPに出てるんだって思うと『凄いなぁ〜』って気分になるんですよ。
（ストーナーとは）そんなに話せなかったけど、でも、当時の写真を見せたら喜んでくれました。それで、『この頃と全然変わりませんね…悪魔と契約でもしたんですか？』なんて聞いたりして…。
でも、アドバイスしてもらう時間はなかったんですよねぇ…。」

・エネア・バスティアニーニ（アヴィンティア、予選13位）

「（ストーナーは）あいにく、今週末はファクトリーの方のピットボックスに入ってるんですよね。それでも、昨日、なんとか話はできたけど。
今日、あとでまた会いたいんですよ…教えてもらいたいことが山ほどあるもんですから。」

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Twitter）

バスティアニーニはいかに弱点を克服するか？って話は、『エミリア・ロマーニャGPまとめ』でどうぞ！