MotoGP

『ミルには驚いた…内向的なタイプだと思っていたら…』サンティ・エルナンデス

『エルナンデス:ミールには驚いた…内向的なタイプだと思っていたら…』

★ホンダでマルク・マルケスのチーフメカニックを長年務めていたサンティ・エルナンデス氏は、今シーズンからジョアン・ミールを担当している。

★フランスGP中にエルナンデス氏が、『Relevo』のインタビューで次のように話した。

【貴方はモト2/モトGPと11年間マルケス選手と組み、今年からミール選手を担当しているが…】
「確かに私はマルクとしか組んだことがないんですが…でも、時々、他の選手らと一緒に作業をしたこともあるんですよ。
まぁ、(マルケスから離れ、ミールと組んだ)初日は、ちょっと変な感じでしたけどね。ただ、ジョアンとの作業は、良い意味でのサプライズだったと言えますね。
去年はピットボックス内のあっちとこっちに別れていて、けっこう内向的な若者だと思ってたんですよ…かなり真面目なタイプで、コミュニケーション能力は低そうだなと。
はたから見た印象はそんな感じだったんですが…(組んでみたら)実にオープンな若者で驚いてるんですよ。やる気もあってね。
常に人の話に耳を傾け…特に、その点は驚きましたね。私がマルクと一緒に培った経験をもとに、『こう言う風にマシンを試してみたら?』と言うと、きちんと試してみようとするんです。
オープンマインドなんでしょうね。上手くいくかどうかはともかく、とにかく、僕らがサポートできること全てを試してみようって姿勢なんですよ。」

【精神的に何か変わったとか…?】
「去年と違う手応えを感じているのかどうか…それは分かりませんけどね。
確かに、(去年は)マルクがプロジェクトの陣頭指揮を取っていたし…今はジョアンがここのベテランライダーですからね。以前よりやりたいことが自由にできたり、進んでみたい道を選んだりできるのかもしれません。
比較はできませんけどね…結局、マルクがいた時と同じことをやってるんだから。
もしかしたら、内向的なタイプだと外国語で自分の意思を伝えるのは難しいのかもしれませんよね…母国語で話せるって言うのが助けになってるのかもしれません。
とにかく、重要なのは今シーズン末、ジョアンが『君達と作業して上手くいった…君達は良い仕事をしてた』と言ってくれるかどうかですからね。
まぁ、恋人ができた時みたいな感じなんじゃないんですか…最初は全てがバラ色だけど、本当に上手くいくかどうかは1年経ってみないと分からないものでしょ。」

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)

POSTED COMMENT

  1. なし より:

    間違ってるとは言わないがマルクのメカはマルクの特殊なセッティングを作った張本人達。良いか悪いかじゃなくベクトルの違う連中では改善は遠いと思うけど。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP