『マルケス:故グレジーニが恵みの雨を降らせてくれた』
★9月8日(日)、サンマリノGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝で優勝した。現在、総合3位(+53ポイント)。
★前回のアラゴンから連勝している。
★決勝後、マルケス選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
【今回の決勝については?】
「今回は雨がレースの鍵になりました…ここでのオーバーテイクは最難関なんで。
僕としては、前に出ることが重要だったんですが…ファーステストラップ(1’31”5)も出せたし、バニャイアを引き離すこともでき、気分が良いです。アラゴンと同様、実にスムーズな操縦ができました。
良い感じで進んで来てますよ…まだ細かい所を調整しなければならないけど。これ以上、予選でミスはできませんからね…とにかく、今はそれが重要なんだから。
でも、毎回、このドゥカティ機の感触が良くなってきてますね。」
【2分間の降雨に助けられた…?】
「グレジーニチームの皆が、ファウスト・グレジーニ(同チームのオーナー兼マネージャーだったが、2021年にコロナにより逝去した)のことを色々と話して聞かせてくれて…僕も面識はあったけど、それほど良くは知らなかったんですが…絶対に、ファウストが空から雨を降らせてくれたんでしょうね。
僕はとにかく前に出て行きたくて…ここはオーバーテイクが難しいから。昨日のスプリントもそうだったんですが…僕はバニャイアやマルティンのペースとほぼ互角だったのに、抜けないんですよね。フロントタイヤは膨張してしまうし。
(今日の決勝では)バニャイアにがっちり喰い付かれ、僕のタイムに対抗してきてたでしょ…僕はハードブレーキング地点2ヶ所でプラスアルファの力を出せてたんで、そこでプッシュしまくってました。
バニャイアは後ろに喰い付きながら、僕より少し苦戦してたようで…僕は徐々に引き離して行きました。そこが一番大きかったでしょうね。
雨がずっと降り続けるのかどうかは分からなかったけど、でも、終盤になっても速さは出せてました。」
【アラゴンに引き続き、連勝で…】
「(優勝の味に)慣れてきましたよ…1000日ぶりだったのが、今回はたったの7日ぶりなんだから(笑)。
でも、大曲コーナーのバニャイアの走りって凄まじいんですよね…0.1秒は引き離されてしまうんで。こっちは緩急を付けて走るようにして…でも、何回かフロントが切れ込んでました。
今回は特に第1と第4セクターのおかげで勝てました…僕の方がちょっと速かったんで。公式テストが終わったら、次はまたミザノ戦ですからね…今度はどうなることか。」
(参照サイト:『Motosprint』)
アレイシ氏やディッジャ氏ならともかく、面識のさほど無いマルク氏にはファウスト・グレシーニ氏の恩恵は無いでしょ。笑
しかし悪天候も味方にできるのは流石の一言。
ファウスト・グレシーニの地元イタリアで、凄く模範的な良いコメントが出来てる。これでもまだ若干ブーイングが聞こえてた気はしましたが、気のせいでしょう。w
走り、コメント、そして最近のダンスと、Motogpをもっと盛り上げようと努力してるよね。もうDJが最後に入るのは定番のようだから、みんな踊れるようになったほうが良いのかも。w
イタリア人次は頼むで!!!!
ディジャもヘルメットほとんど映らなかったじゃないか!!!
ああいったコンディションでマルクに勝てるライダーはいないでしょう
乾いたラインが一本あれば細くても正確に毎周回通しちゃうんだから
しかも誰よりハイペースでね
たった2分間の雨。それを利用できる運。
この人はやっぱり、持ってるんだよねぇ。
ジジさんはマルクの勝利で自分の決断に胸を撫でおろしてるだろうなぁ。
それに近代最高のライダーを自分の作ったマシンに載せたいって気持ちは十分理解できるしね。
F1のニューウェイさんもハミルトンやアロンソと仕事できなかったのが心残りだって言ってたし。