『アレックス・マルケスが兄マルクを解説:人として、二輪レーサーとして、チームメイトとして』
★アレックス・マルケス(28才)は2020年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2021年にホンダLCRに移籍した。2023年にドゥカティグレジーニに移籍した。
★兄マルク選手(31才)とは2020年にホンダファクトリーで、2024年にドゥカティグレジーニでチームメイトとなった。
★最近、アレックス選手が兄マルク選手について次のように話した。
【マルク選手って、どんな感じのお兄さんなの?】
「僕のことを守ってくれますね…友達のことも理解してくれるし、人の話をきちんと聞いてアドバイスしてくれるタイプです。
二輪レーサーとしては、『生粋の才能』とでも言うか…本能的に動くタイプでしょうね。」
【チームメイトとしては?】
「『ベテラン』であり、『リーダー』です。」
【チャンピオンとしては?】
「『規格外』とでも言うか…とにかく、『もっと、もっと!』って感じなんですよ。決して満足しないと言うか。う〜ん、まぁ、『規格外』ってとこですよねぇ。」
【プライベートでは?】
「ごく普通でしょうね…家に居る方が好きで、大きな計画を立てるタイプではないです。
むしろ、色々と複雑になってしまわないよう…なにかとシンプルにしたがりますね。複雑になってくると、ストレスを感じて『ダメ、ダメ』って言うんですよ。
あと、とにかく穏やかです…二輪レーサーとしては、ちょっと理想的と言えるでしょうね。
二輪レーサーって沈着冷静であるべきだし、プライベートはシンプルにしておいた方が良いでしょ…そうすれば、悩みを抱えながらオートバイに乗らずに済むんだから。」
【兄マルク選手に憧れていた?】
「憧れの選手と言うよりは、『指標』とする選手ですね。憧れの選手は…僕は子供の時からダニ・ペドロサだったんで。
(兄マルクは)1つの例として、指標にすべき選手です…これまで出してきた結果は、決して『たまたま』ではないんだから。
才能だけじゃないんですよ…見えない所で物凄い努力をしてるんで。だから、好結果を出すための指標だと思ってます。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)