『グイドッティ:マルク・マルケスがKTMに加入する可能性は皆無だった』
★12月14日、フランチェスコ・グイドッティ(元KTMチームマネージャー)が、イタリアのジョヴァンニ・ザマーニ記者(SKYピットレポーター)のインタビューで次のように話した。
【KTMの経済危機が、突然、発覚したが…】
「ここまで深刻な事態だとは、誰も気づいてなかったですね。まぁ、(KTM側に)ややブレーキをかけているような気配はありましたけどね…あと、作業メソッドを変えていたし。
とは言え、経済危機の気配はなかったんですよ…そう言う空気が漂ってきたのは、10月以降ですかねぇ。」
【負債の大きさに驚いた?】
「驚いたって言うよりは、皆さん同様、ショックでしたね。ここまで苦戦してるなんて、本当に僅かな人間しか知らなかったでしょう。」
【ところで、ヴィニャーレス&バスティアニーニがKTM陣営に加わる件については、どう思う?】
「他の選択肢もあったようだが、まぁ、きちんとサポートを受けられれば、好結果を出せるんじゃないんですか。
ヴィニャーレスについては、長所も短所も良く知っているが…今回がラストチャンスになるかもねぇ。まぁ、(KTM陣営では)チヤホヤしてもらえるでしょう。
バスティアニーニの方は、ドゥカテイからKTMへの乗り換えだから…適応作業は、けっこう大変でしょうね。それ用の期間をきちんと設けてやらないと。」
【ちなみに、マルク・マルケスが加入する可能性もあったの?】
「ないない…残念ながら、なかったですよ…まぁ、詳しいことに触れる気はありませんけどね。」
★グイドッティ氏は、長年、プラマックのチームマネージャーを務め、2022年よりKTMファクトリーのチームマネージャーに就いていたが、2024年末、アキ・アジョと交代となった。
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)