『リンス：エンジンがパワーアップしたんで、次のル・マンで使ってみる！』
★4月25〜27日、スペインGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス（ヤマハファクトリー）が予選23位、スプリント15位、決勝13位だった。現在、総合17位（−123ポイント）。
★今回はFP2で転倒したため、身体コンディションがイマイチだった。
★4月28日（月）、ヘレス公式テストでは4位だった。
★同テスト後、リンス選手が次のように話した。
【今回のテストでは何を試したの？】
「新エンジンです。良かったですよ…パワーアップしてたし。ヤマハがトップスピードに取り組んでくれたんですよ…今まで、それがイマイチだったから。
明らかに時速2kmは上がりました。最高ですよ。改良エンジン第3号なわけで…次のル・マンでファビオ（クアルタラロー）と一緒に使う予定です。多分、プラマック両選手もかな…（彼らが）気に入ったらの話ですけどね。
あと、セッティングもちょっと試しました…けっこう上手くいって、今回の自己ファーステストラップから0.5秒削れました。けっこう喜んで良いんじゃないんですか。
とにかく、パワーアップで操縦しやすくなったうえに、トラクションも良くなりました…トラックでの仕事がやりやすくなった感じですね。」
【改善すべき点は馬力だけではないのでしょ？】
「もちろん、他にもありますよ…例えば、電制システムとかね。とにかく、僕はけっこう満足してます…セッティングに手を入れたら、コーナ進入が良くなったんでね。」
【しかし、パワーアップすると、ブレーキングフェーズでのコントロールが難しくなるのでは？】
「それはないです。フレームのセッティングで、ちょっとした解決策を試してみたんですが…マシンのスピードを抑えられるようサポートになってくれました。
けっこうなメリットですよね…上手く行ってくれてたし。」
【今週末はクアルタラロー選手が表彰台に上がり…ヤマハ機の調子も上がってきているのでは？】
「期待できますよね。今週末、ファビオは超速で…今日も速かったでしょ。今後、どうなって行くか…（ヤマハ機が）常に表彰台に上がっちゃったりとかね。」
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
