2025イタリアGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】

『2025 イタリアGP モトGP 決勝リザルト＆トピックス』

★6月22日（日）、イタリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス（270ポイント）、2位アレックス・マルケス（-40ポイント）、3位バニャイア（-110ポイント）、4位モルビデッリ（-142ポイント）、5位ディ・ジャンナントニオ（-150ポイント）、6位ザルコ（-173ポイント）

★トップ10はドゥカティ5名、アプリリア3名、KTM2名。

★ルーキー陣は10位オグラ、12位アルデゲル、18位チャントラ。

★ドゥカティ

首位マルク・マルケス（ドゥカティファクトリー）。今シーズン決勝5勝目。世界選手権キャリア93勝目。モトGPキャリア67勝目（※ロッシ記録は89勝）。序盤は競り合いを繰り返し、第9ラップより首位を固持。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは4位（VR46ライダーズアカデミー）。序盤はマルケス兄弟と競り合い、第7ラップより3位を固持したがラスト2周と言うところでディッジャ選手に抜かれた。3連勝の得意トラックで表彰台を逃してしまった。

2位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ）。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは12位（昨年はモト2総合5位）。序盤の第1コーナーで膨らみ、後方に下がった。終盤は3〜4位と互角ペースだった。

3位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ドゥカティVR46）。終盤は超速で、最後の直線コースでは2位アレックス選手にも迫って行った。今シーズン2度目の決勝表彰台。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは6位（VR46ライダーズアカデミー）。抜こうとしたヴィニャーレス選手に接触し、転倒させてしまい、LLP処罰を受けたが、実行中にグリーン・ゾーンに上がってしまい、やり直した。

★アプリリア

5位マルコ・ベッツェッキ（アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー）。グリッド10位から追い上げた。ただし、ペース的にはトップ陣に追いつくリズムは出せてなかっただろう。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは17位（テストライダー）。ホルヘ・マルティン代役。

7位ラウル・フェルナンデス（アプリリアTrackhouse）。
チームメイトのアイ・オグラは10位（昨年はモト2総合首位）。グリッド21位から追い上げた。ブリティッシュGP中の膝骨折で手術し、今回が復帰戦。

★KTM

8位ペドロ・アコスタ（KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー）。
チームメイトのブラッド・ビンダーは9位。

※テック3両選手はリタイア。バスティアニーニは第1ラップの『ブチーネ』で転倒。
ヴィニャーレス選手は第9ラップでモルビデッリ選手に接触され、転倒。エスケープゾーンでTVカメラに向かって、しばらく怒りを現していた。

★ホンダ

11位ジョアン・ミール（ホンダファクトリー）。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは16位（テストライダー）。ルーカ・マリーニ代役。

18位ソムキャット・チャントラ（ホンダLCR、昨年はモト2総合12位）。ウォーミングアップラップのスタート時にトラブルが発生し、LLP2回処罰を受けた。
チームメイトのヨハン・ザルコはリタイア。

★ヤマハ

13位ミゲル・オリヴェイラ（ヤマハプラマック、昨年はアプリリア機）。
チームメイトのジャック・ミラーはリタイア（昨年はKTM機）。

14位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー）。土曜スプリント同様、グリッド4位から徐々に下がっていった。脱臼した肩の痛みに加え、タイヤ損耗も激しく好ペースを保てず。
チームメイトのアレックス・リンスは15位。

『2025 イタリアGP モトGP 決勝リザルト』

『2025 イタリアGP モトGP 総合順位』

（Photo：Motogp.com）