MotoGP

バニャイア『ドゥカティに謝罪した…』

『バニャイア:ドゥカティに謝罪した…』

★6月27〜29日、オランダGPが行われ、モトGPクラスのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選2位、スプリント5位、決勝3位だった。現在、総合3位(−126ポイント)。

★今年はドゥカティ最新機のフィーリングが掴めず苦戦しているが、チームメイトのマルク・マルケスが同じマシンで絶好調なため言い訳ができない状況だ。

★先日、バニャイア選手がスペイン『DAZN』に次のように話した。

【前回の決勝後、貴方は『ドゥカティ機のDNAを変えることはできないから、僕自身が変わらなければ』と言っていたが…】
「(レース後)チームとミーティングをしたのですが、ごく短いもので…僕の方からは謝罪だけしました…僕自身を変えたいと思ってるんで。
これまでよりチーム側の方向性を重視していこうと思ってます…今のところ、問題点は少ししか解決できていないんで。」

【具体的に、どのような方向に進むの?】
「うちには変化が必要なんです…それを理解することが重要でした。」

【次のドイツGPに向けては?】
「各セッションでピットボックスへ戻ったら、一つ一つの問題を探ってゆくようにして…現状をさらに複雑にしてしまわないようにしながら、取り組んでいこうと思ってます。
僕はけっこう敏感な方で、マシンに気に入らない点があると最初のコーナーですぐに気づくんですよ…ただ、1〜2周しか走らない時は、あまり役に立たないんですよね。
難しいとは思うんですが、今後はもっと走り込むようにします…まぁ、時には、スピードを落とさなければならないってことでもあるんだけど。」

【スプリントに関しては、2023年に導入して以来ずっと苦戦しているが…】
「いつも同じことをしてしまってますよね…抜かれまくって、あとはずっと皆のレースを眺めてるだけ。
攻めていけないんですよ…手も足も出ないって感じで…でも、原因は僕にあるんです。僕が合わせていかなければならないのに、どうすれば良いか分からなくって…。
決勝の時と同じように走ろうとしても、上手くいかないんです。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鯖通り より:

    これはペッコの好みに合わせた方向では今後開発しない又は諦めたという事でしょうか?
    マルクスペシャルの轍は踏まないと思いますが…。

    ジジのコメントも聞いてみたいですね。

  2. knife より:

    多少問題のあるマシンに乗らせても乗りこなすマルクに比べて能力の差が歴然としてますね。ベッコもかなり経験積んでるだろうけどこの差は埋まらないと思う。今後別個のスイートスポットのマシンが完成してやっとマルクと渡り合えるのでは??

  3. ダニだに より:

    本田の二の舞にはならないで欲しいな。またマルクでも勝てないマシンになってマルク引退脱退ってなったら目もあてられない

  4. ねこ より:

    ペッコが悪いわけではなくマルクが異常なだけ
    そして未だにマルクスペシャルとか言ってる人
    ホンダでもドカでも専用機でもないマシンでチャンピオン獲ったりシーズンのトップを走ってる
    いい加減考えをアップデートさせた方がいい

  5. しらんけど より:

    純粋に速いマシンを追求するとマルクにしか乗れなくなるんだと思う。それで結果が出るもんだから遅くする理由もないし。ホンダでもドゥカティでも同じ事が起きてる。

  6. 舞蹴同伴喫茶 より:

    「理論最適解の罠」だね。
    機械とはいえ人間が操るものだから、理論的に最速でも人に優しくないと結果に繋がらないのは当然のこと。
    でもマルクマルケスやマックスフェルスタッペンは、単に「弘法筆を選ばず」みたいな話じゃなくて、理論最適解マシンの性能を額面通りに引き出してしまう非人間的な能力がある。だからホンダみたくヤバいサイコマシンが出来ちまい、市販レーサーレプリカにも影響があった。
    でも今後は、そういう機械文明の申し子みたいな乗り手が増えてくるとも思う。ニュータイプと言うよりサイコ。

  7. NSR50 より:

    ホンダがトップライダーしか乗れないマシンを作ってきたのはマルクだけじゃなくてスペンサーの時代からそうだし、それ以前にしてもエンジン性能だけで牽引してきた過去があるからね。
    基本的にホンダのマシンは曲がらないし、ステアリングに癖があって、お世辞にも乗りやすいとはいえない。
    ドカもストーナーの時代から直線番長だったし、ドビィもさんざんコーナー中盤での重さをなんとかしてくれっていってたしね。

  8. ペペロンチンコ より:

    その認識が古い
    211V時代やストーカー、ペドロサ、ドビィの3人のホンダか1、2、3表彰独占してたの忘れたか?
    ストーカーのコメント「ドカは速く走れるラインが一つしかないが、ホンダは何通りもある」
    今や見る影もないが…

  9. サミー13 より:

    普通ならライダー優先でマシン造りしてライダーに気持良く乗ってもらう。
    結果として優勝に繋がる。
    普通ではなく超人的な乗り方するようなライダーだと出来上がったマシンはオバケのような乗り物になる。
    当然ながら普通のライダーでは乗れない代物になる。過去にホンダがはまった罠である。その証拠にダニがライダーの頃はまだ乗れるマシンだった。
    ダニが居なくなればマルクの意向だけがマシンに反映される。
    それはマルクさえ乗れないマシンになった。ドカも同じだ。◯◯スペシャルなんて糞の役にも立たない。
    各メーカー共に早く気がつけば良いのにな。タイムは重要だが各コーナーに出かけて観察した方がいいよ。
    たぶんメーカーのエンジニアや設計を任されている人達はバイクでサーキットを走った経験がないのだろう。
    なんならオレが設計して差し上げても良い(笑)

  10. ツラペッコ より:

    ホンダの開発はマルクが迷走・没落させたけど、ドカティーの現状はそれとは違うでしょうね。
    マルクのマシンを乗りこなす技術は他の選手より遥かに高いので、開発の道幅が滑走路並に広くて、余裕で並走出来る感じで比較が難しい感じなのではと思ってしまいます。
    マルクがホンダで行った卑劣な開発行為を再び行うとは思えません。彼も自分のマイナスになることは経験したので変化してるのではないでしょうか?

    ある意味ペッコの存在が常人レベルの正しい道を指し示すのでしょうね。

  11. maxtu より:

    HONDA時代にマルケスはわざとチームメイトと開発方向を変えていた、って言ってなかったっけ?
    自分寄りでもなく、ライバルが苦戦するように仕向ける、ある意味これがマルケススペシャル
    自分は何でも乗りこなせる天才だからね

    本当はRCが壊滅的だったHONDAラストイヤーでもポディウムとか今思えば異常
    開発側の処置が遅れても仕方ない

  12. dai-34 より:

    でも、マルケスを加入させずペドロサがエースのままだったらあんなにタイトルは獲れてなかったと思うよ
    ストーナーはマルケスが加入しなくても不安障害や慢性疲労症候群のために引退してただろうから
    ホンダは10年代に7回タイトルを獲得しているが、これはドゥーハン時代だった90年代の6回を超えている
    それだけの天才を獲得したのだから反動もまた大きかったってことだよ
    そして、何時かは最強の座から転落する時が訪れるし、それはドゥカティにも当てはまる
    仮にマルケスが原因でドゥカティ王朝が凋落したとしても、落ちる速度が少し早くなった程度のことだろう

  13. にわか より:

    乗りこなせないと、マルケスは終わりだ
    乗りこなすと、マルケススペシャルになる
    強者は孤独だ

  14. ほるへ より:

    マルクがホンダを迷走、没落させた?
    いやいや、そんな単純な話じゃないでしょ。

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