『ブレガ:ラズガットリオグルのおかげで、モトGPを目指してみようと思った』
★11月7〜9日、ポルトガルGPがアルガルヴェ・インターナショナル・サーキットで行われる。
★11月6日(木)、ニコロー・ブレガ(マルク・マルケス代役、今季SBK総合2位)が、イタリア『SKY』で次のように話した。
【貴方は2016〜2021年にモト2/モト3クラスに参戦、2022年にスーパースポーツに移り、2024年にSBKに昇格し、久しぶりにこちらに戻ってきたが…】
「なかなか良い話ですね…まぁ、もっと長いストーリーにしていきたいけど。
とにかく、今回、こうして戻ってこれて嬉しいです…ちょっと無理かもって思って移ったら、SBKで多くの物を得られたんで。
スーパースポーツでタイトルを取った時、今度はSBKに昇格し、年々、戦闘力を上げて良いキャリアを築いていこうって思ってたんですが…SBKに昇格した年にいきなりタイトル争いができたんで、考えが変わったんです。
特に、トプラク(ラズガットリオグル)がモトGP移籍を目指して頑張ってるのを見て、気持ちが変わりました。
この2年間、僕はトプラク相手にタイトル争いをし、こう思うようになったんです…彼がモトGP移籍できるなら、僕もチャレンジしてみたいって。
今回はあくまでも代役で…フル参戦ではないけれど、それでも嬉しいし、大満足です。」
【同じドゥカティ機でも、SBKの方とはけっこう違う?】
「全てが少しづつ違いますね…マシン自体はこっちの方がちょっと速いです。ただ、ヘレスの直線コースはたいしたことないんで、まだピンときてないのかもしれません。
今回、もっとはっきり分かるでしょう…最後の大曲コーナーの立ち上がりから、かなり速い走りになりますからね。スピードをさらに実感できるでしょう。
しかも、SBKとは異なり、カーボンブレーキだからかけ方も違うだろうし。あと、下降デバイスもあるでしょ…慣れ親しんだ動きじゃないから、考えながら操作しなければならず…あまり良くはないでしょうね。特にモトGPなんだし。
次から次へとコーナーが迫ってきて…あと、タイヤもSBKとは大違いですからね。フィーリングが違うから慣れていかないと。」
【けっこう大変なチャレンジになりそう…?】
「結局のところ、オートバイなわけで…宇宙船じゃないんだから、操縦はできるでしょう。
ただ、ヘレステストでは30周も走ってないんですよ…路面に濡れた箇所がいくつかあったんで、ちょっとしか走ってないんです。まぁ、フィーリングは良かったですけどね。」
【今回の目標は?】
「ありません…各セッションで学習し、迫っていけるようにしつつ経験を積んでいかないと。本当はテストでそう言うことをやりたかったけど…今回、ここでやります。」
★ブレガ選手はヴァレンシア最終GPも代役を務める。
来年もSBK参戦を続けるが、それと同時にモトGPテストライダーも兼任する予定。本人としては、タイヤがピレッリに替わる2027年にモトGP昇格したいと願っている。
★今シーズンのSBK最終ラウンド・リザルトは、こちらの記事下にあります。
(参照サイト:『Corse di moto』)
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