『スッラ:ロッシの眼を見ただけで言いたいことが分かる』
★11月23〜28日、ミラノで開催されていた『EICMA(モーターサイクルショー)』に、VR46ライダーズアカデミーに新規加入したばかりのアルベルト・スッラ(17才、ピエモンテ出身)が参加していた。
★スッラ選手は2021年にイタリア選手権(CIV)に『Bardhal VR46 Rider Academy』チームから参戦して総合6位を獲得し、その後、VR46ライダーズアカデミーへの加入が正式決定した。
★スッラ選手は2022年、世界選手権モト3クラスに『RIVACOLD SNIPERS TEAM』チームから参戦する。なお、チームメイトは同じVR46ライダーズアカデミーのアンドレア・ミーニョ(25才)である。
★スッラ選手のコメント。
「2021年は僕にとって密度の高い1年でした。イタリア選手権(CIV)に初参戦し、世界選手権にもスナイパーチームからワイルドカード参戦し、途中、VR46ライダーズアカデミーへも正式に入れたんですから。
精神的にも身長の方でも成長できたんで、嬉しいです(笑)。」
【同アカデミーを率いる、ヴァレンティーノ・ロッシについては?】
「まだ、そんなに良くは知らないんですが、でも、立派な人ですよね。ヴァレからも他の皆さんからも、最高な形でグループに迎え入れてもらいました。
ヴァレと一緒の時は、眼を見ただけで何を言いたいかが分かるんですよ…時々、言葉にする必要もないってことがあって。」
【来年、ミーニョ選手がチームメイトだが…】
「最初はお互い、ちょっとギクシャクした感じで…まぁ、普通ですよね…それまで知り合いだったわけでもないんだから。でも、その後、どんどん良い感じになってます。
今シーズン中もミーニョがたくさんアドバイスしてくれて、けっこう一緒にいる時間が長かったんですよ。
僕らは良いチームになるんじゃないかと思うんです…お互いに助け合っていけるような。
来年はミーニョとも、たくさん競り合えるようになりたいです。」
【来年に向けては?】
「ヘレスでの初テストは良い感じに終わりました。初めてのトラックだったし、グリップもいまいちだったんですけどね。チームと一緒に作業を進め、けっこう面白そうな解決策が見つかったんですよ。
あと2ヶ月あるんで、開幕戦をベストな形で始められるように準備していきたいです。」
★なお、2022年の世界選手権モト3クラスに『アビンティア・VR46ライダーズアカデミー』チームから参戦するのは、スッラ選手と同様に2021年イタリア選手権(CIV)に『Bardhal VR46 Rider Academy』チームから参戦していた以下の2名である。
エリア・バルトリーニ(CIV総合首位、18才)、マッテオ・ベルテッレ(CIV総合2位、17才)。
★ちなみに、12月初めに『ランチ(ロッシ私設トレーニングコース)』で行われていた耐久レース『100 Km dei Campioni(チャンピオンズ100km)』に上記の3選手も参戦しており、リザルトは以下のとおり。
2位ステファノ・マンズィ&エリア・バルトリーニ
7位アルベルト・スッラ(※VR46新人)&フェデリコ・フーリーニ
16位マッテオ・ベルテッレ&ケヴィン・ザンノーニ
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
ロッシ後継者は誰になる?って話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
スッラ産まれたときにロッシはヤマハ移籍時とは どんな眼差しで見るんでしょうね。
まぁそういうお年頃なんだろうな(笑)