マルク・マルケス『弟とはチームメイトになった途端、揉めた（笑）』

『マルケス：弟とはチームメイトになった途端、揉めた（笑）』

★2月19〜20日、カタールサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★2月28日、マルク＆アレックス・マルケス兄弟（ドゥカティグレジーニ）が、スペインの有名トーク番組『El Hormiguero』に出演した。

★兄マルク選手が同番組で次のように話した。

【弟アレックス選手と、また同じチームになったが…】
「一緒になった途端、揉めました（笑）。
ピットボックスって、選手2名が右側と左側に分かれて使うんですが…僕はこれまでのキャリアで、ずっと右側を使ってたんです（※通常、一番手選手が使用する）。
でも、今回はアレックスがいるんでねぇ。
グレジーニのチームマネージャーに交渉はしてたんですよ…『右側を使えたら嬉しいんだけど』って。
そうしたら、『弟さんが変わりたくないって言ってるから』って…それで諦めることにしたんです（笑）。」

【11年間所属していたホンダを離れ…なにかと勝手が違う？】
「ドゥカティ機の場合、リアの下降デバイスの下げ方が違うんで…なかなか覚えられなくって。
第1コーナー立ち上がりで転倒し、1周まるまる無駄にしてしまうことが良くありました。すべて自動化すべきなんですよねぇ。」

【弟アレックス選手については？】
「トップ7〜8ぐらいで安定してくれると良いんですけどねぇ…そこから今度はトップ5ぐらいで安定できるとね。
とにかく、既にスプリントでは優勝してるし、決勝でも表彰台に何回か上がってるから。それが特別でなくなるよう、強化すべきでしょうね。」

【冬季テストについては？】
「けっこう『我慢の子』でしたね…14位とか18位なんて日が多かったから、辛抱してました。でも、転倒はしてないんですよ。
次はレース本番だけど、どうなることか…とにかく、可能性は感じてます。
あの2020年以降、4年が経ち…その後も多くの転倒を喫し、けっこうケガしてきたじゃないですか。右腕は8回手術しましたからね。
とにかく、辛抱していかないと。
世間では『ドゥカティ機でなら上位を走り、破壊王になれるだろう』なんて言っててるけど、そんなわけないでしょ。
この2年間、1勝もしてないんだから、タイトル獲得なんて頭にないです。
まずはポイントを獲得し、トップ5入りできるようになって…それから、表彰台に上がれるよう…少しづつ頑張っていきますよ。」

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（参照サイト：『Moto.it』）