アコスタ『KTM機が悪いって、言えるほどの度胸はない』

『アコスタ：KTM機が悪いって、言えるほどの度胸はない』

★8月16〜18日、オーストリアGPが行われ、モトGPクラスのペドロ・アコスタ（GASGASテック3）が、予選14位、スプリント10位、決勝13位だった。現在、総合7位（−150ポイント）。

★KTMのホームサーキットだったが、フリーセッションでの転倒多発が響いた模様。

★決勝後、アコスタ選手が西サイト『Motosan.es』のインタビュー記事で次のように話した。

【今週末については？】
「サーキット入りした時は希望を持ってたんですけどねぇ…胸が痛い状態で帰ることになってしまいました。なんとかしますけどね。
なんてコメントして良いんだか…想定外のトラブルが多発してしまい、いまだに原因が分からないんですよ。
今週はミザノでプライベートテストがあるんで、僕もテストチームと一緒に現地入りする予定なんです…興味深い3日間になるでしょうね。
原因を解明できるのか…今後の対処法とかもね。落ち着いて、冷静にすべてを分析しないと。」

【まったく原因が分からないの？】
「僕は説明できないです…そもそも理解さえできないし。
とにかく、うちにはダニ・ペドロサと言う最優秀コーチがいてくれるから…一応、「君の場合、けっこう上手く機能してた点がいくつかあったよ」って言ってもらえましたけどね。
ミザノのプライベートテストは（テストライダーは）ダニだけなんで、開発がどんな方向に進んでいるのか等々…もうちょっと見えてくるんじゃないかと思います。
スランプってのは抜け出すものでしょ…僕らも頑張りますよ。」

【KTM機に問題があるの？】
「『マシンが悪い！』って、言えるほどの度胸はないんで。多分、細かい点が欠けているんだと思います…きちんとまとめ上げないとね。
うちは全体的に苦戦してるんで…ビンダーは5位だったけど、首位とのギャップが18秒もあったでしょ。何が欠けてるのか突き止めないと。
予選2へ上がれなかったことは僕の責任ですね…色々と、もっと楽にこなせてたら、今、こんな顔してませんよ。」

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）