
『バニャイア:僕は3〜4位になるような選手じゃない…次回は2024年機に変えるだろう』
★3月16日(日)、アルゼンチンGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、決勝4位だった。現在、総合3位(−31ポイント)。
★土曜スプリント後、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、「冬季作業でペッコは思うようにいってなかった」と言っていた。
★日曜決勝後、バニャイア選手が次のように話した。
【今回の決勝については?】
「もっと出来るはずだって思ってたのに、自分のペースをきちんと刻めなくって…。前の2人に大きく引き離されてしまい…1周に付き0.1〜0.15秒ぐらいだったけど、でも、引き離されるには充分なギャップでした。
あと、ザルコやモルビデッリとの競り合いのせいで、少しタイムロスしてしまい…とにかく、今日は4位が精一杯だったと思います。」
【どんなレース展開だったの?】
「スタートは良かったけど、リアタイヤのマネージメントがイマイチでした。モルビデッリに接近することができず…彼はソフトだったのにプッシュしまくっていて、でも、コンスタントだったんです。
どうにかしないと…きちんと理解すべき点がいくつかあるんです。いつも通りの操縦ができないんですよ…去年のような信頼感が掴めないんです。
トラックに出たら、常に全力で頑張ってはいます。今日は4位だったけど、いつもの感触を取り戻したら、また僕らしい順位を…優勝争いをしていきますよ。僕は3〜4位になってる選手じゃないんだから。
今週末は何歩か前進できたけど、まだ足りないんです。もっと時間が必要で…今回は確かに僕向きのトラックではなかったけど、それでも4位で良いって話にはならないんで。
自分はこんなスピードの選手じゃないんだってメンタリティにしていかないと…努力しないとなりません。自分の戦闘力の高さは良く分かってるんだから。」
【現在、何が足りないの…?】
「去年のような感触です。一歩前進できたけど、リアタイヤを上手く操作する力が出てこないんです。ちょっと変な話で…去年とほぼ同じマシンに乗ってるんですからねぇ。
多分、次のレースでは2024年機の完全版に戻すことになるでしょう…今は変な感触なんで。」
【最悪なシーズン開始になってしまった…?】
「去年の方が厄介でした。完全に間違った道に進んでしまい、ヘレスでやっと軌道修正できたんですから。カタール開幕戦で優勝できたのは、単純に好きなトラックだったからです。
今のところ、それほど悪い状態ではないんですよ…ただ、既に首位と31ポイント差になってしまってるんで、歩みを変えていかないと。
マルクみたいな選手とのギャップを縮めていくなんて、難しいことだから…ミスをしないタイプだし、そのうえ、次は彼の得意のオースティンなんですからね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
COTA兄マルケスの大好きコースなので勝ちは厳しいと思うが、その後のカタールから欧州へと調子を取り戻したバニャイアの走りを観たい。
うーん。胸中お察しします
マルクにだけ負けるならまだしも、今まで格下扱いの弟にまで水をあけられて、おまけにモルビデリにも・・・
たった二戦で白旗あげてるようなコメントに・・・。
もしかしたら、一度ドカティを離れてみるのもスキルアップの方法かもね。
マルクのチームメイトはみんな引退してるんだから、とっとと別のメーカーに逃げちゃおう。光を失わないためにも、それも一つの選択だとおもう。
まだ二戦しかしてないけど・・・。
応援する側も気持ちを察してしまって心痛い。
これがレースだからね。しかたないんだけど。
残り20戦40レース(まだまだ先は長い)マルクとのデッドヒート期待しています。
がんばれペッコ。
「俺の作った最高のマシンを最強のライダーに与えてみたら案の定無双してるぜ、ご機嫌だぜー」って感じでエンジニア冥利に尽きるんでしょうけど競技として観てる側からするとちょいシラけてくる。
ザルコが「マルクと同じマシンに乗ると自分が能無しのように見えちゃうから移籍したのさ」って言ってたのがわかるね
ザルコの評判は今や苦境のHONDAの救世主ですけど
同じ順位をデスモセディチに乗って出していたらそう思われちゃう
マシンだから勝ってたんだよね
これが実力、頑張って弟と2位争いをしてください
単純にタイGPのQ2で比較すると去年よりペッコのタイムは悪くなってるから、GP24に戻してみたいというのもわかる。
スッキリ出来ると思うので一回やってみるのはアリですね。
ただ、これでも変わらなかったら精神的に落ち込むことが予想されるなぁ。
マルケスには多少マシンが乗り辛くても、コースが走り辛くてもかっ飛ばしていける能力があるからね
青木宣篤はビビりセンサーがそもそも付いてないと評したが、その辺に関しては正に唯一無二
過去にロレンソと組み今はペッコのチーフメカニックであるガバッリーニが二人の走りはよく似ていると言った
ロレンソも仕上がった状態ではハンマータイムで速かったけどそうじゃないと…だったので、ペッコもマルケスには苦労しそう
自分がチームのエースという自負がある中、同じマシンに乗るチームメイトは現在首位でその差はすでに31ポイント。おまけに他チームのドカライダーまで絶好調という始末。
ピットに戻れば慰めを受ける傍らでドンチャン騒ぎ。
常人なら、なかなかメンタルやられる状況ですね。
ただ、この状況を糧にして頑張って欲しいところ。
バニャイアに足りないのはスキルではなくマルケスや師匠のような強靭なメンタルなのかもしれませんね。
ぬぬ より:
2025-03-18 11:04
マシンだから勝ってたんだよね
これが実力、頑張って弟と2位争いをしてください
↑人の努力の結晶(ペッコの過去の実績)を馬鹿にして楽しいですか?
あなたの私見を批判する気はありませんが、本当にMotoGPのファンならすべてのライダーに敬意を示して欲しいものです。
ぬぬ より:
同じマシンで昨年チャンピオンのマルティンの成績と比べてみますね。
ペッコ スプリント 7勝 マルティン 7勝
決勝
ペッコ 11勝 マルティン 3勝
おかしいですね?マシンのお陰で勝ってただけなら、マルティンの方が圧勝のハズでしょう?何故ですかね?
次戦から24マシンに替えると益々25マルクと差ができる。そして24では勝てないとなって25に戻した時にはマルク仕様になっててさらに扱いにくくなってる。ペッコの契約年数は分からないけど、また兄弟ファクトリーって事もあるかも。
マルケス、ヴァレだけではなく誰にでも一定のアンチファンはいるからねぇ
結果で見返すしかないわな
取り敢えず、GP24で良かった頃の感触を取り戻すのは悪くないオプションだと思う。しかし、そうするとマシンが同じアレックスとも何かと比較されそう。元チャンプの宿命だけど、中々キビシイ状況の中で雑音を跳ね返して意地を見せて欲しいところ。アレックスの方が速い状況が続いたら、マルクがアレをファクトリーに引っ張ろうと画策しても不思議じゃないし。気が早い話だけどね。
直接関係ないんだけど、昨年ペッコと共に優勝を争ったホルヘの復帰が待たれる。仮にホルヘがマルクに勝つようなことがあれば、結果としてペッコの自信につながるかと。ペッコが去年と比較して失っているものの一つは自信。ドゥカティのエースとして、勝つべきポジションにいて実際に勝った。ペッコはこのままでは絶対に終わらない。ホルヘは他チームのファクトリーライダーで最大のライバルだが、盟友という意味でのつながりは、対マルクより強いはず。気のせいだとは思うけど、ホルヘの欠場もペッコの不調に影響しているような気がする。まあ不調と言っても4戦中3戦表彰台に上がっているので、長いシーズンを考えれば全く問題ないんだけど。