
『アレイシ・エスパルガロ感想:マルティン現状について、チャントラについて』
★6月27〜29日、オランダGPが行われ、モトGPクラスのアレイシ・エスパルガロ(ホンダ・テストライダー、マリーニ代役)が予選21位、スプリント18位、決勝16位だった。
★決勝後、エスパルガロ選手が次のように話した。
【友人であるホルヘ・マルティンが、アプリリアとの契約問題で揉めているが…】
「あれはキツいですよねぇ…どちらの側も本当に辛いでしょう。
どちらの気持ちも分かるけど、契約に早期離脱の条項が付いていて、本人が離脱を望んでるなら…僕には相手側の立ち位置が理解できないんですよねぇ。(アプリリアは)出て行きたがってる選手を引き留めようとしてるわけでしょ。
まぁ、どちらの側にとっても、簡単にどうこうできる状況ではないんじゃないんですか。ホルヘには優秀なマネージャーが付いてるから、そう単純に話は進まないと思いますよ。」

【今週末、ホンダ選手らは苦戦していたが…決勝でソムキャット・チャントラが貴方の前でゴールし、初ポイントを獲得していたのが唯一のポジティブ面なのでは?】
「僕は悪夢みたいなレースで…とにかく、振動が凄まじかったんですよ。最終ラップでチャントラを抜かせて、その後、第12コーナーで膨らんでしまったんですが…その時、チャントラは15位で走ってましたね。
1ポイント獲得でしょ…良かったですよ。モトGPに昇格し、けっこう厳しい状況ですからね。もともと大変なクラスなのに、乗ってるマシンもルーキーには楽なものではないんだから。
本当に伸びていけると良いんですけどねぇ…モト2出身の若手選手にとって、いつだって厳しいシーズンになるものだから。」
【モトGP参戦するのに相応しい選手だと思う?】
「思いますよ(即答)…モト2時代に実力は証明していたでしょう。レース優勝も何度かしてたし、表彰台争いにも加わってたんだから。
ほんの1年前は誰もがセルヒオ・ガルシアをモトGP昇格させようとしてたけど、今は世界選手権に参戦さえしてないんですからね。選手の実力を判断するのは難しいことなんですよ。
現在、モトGPで好リザルトを出してる選手らだって、そこまで辿り着くのにけっこう時間がかかってるわけでしょ。
僕だってモトGP昇格する前のクラスで、それほど上手くもなく、ものすごく遅い期間があったんだから…でも、その後、レース優勝もしたし、タイトル争いだってしましたからね。
(実力を)判断するのって、本当に難しいことなんです…とにかく、ソムキャットはけっこう難しい立場にいると思いますよ。プライベートチームでホンダ機に乗ってるんだから。
まだ若く、経験も浅いから大変ですよ。」
※今シーズン、セルヒオ・ガルシアは『MSi Racing Team』からモト2参戦していたが、イタリアGP(6/20〜22)直前に放出が決まった。
昨年、ガルシア選手は同チームからモト2参戦し、チームメイトだったアイ・オグラとタイトル争いをしたが、最終的に総合4位で終わった。
今シーズンは冬季テストで負傷し、開幕から3GP欠場となり、その後も3ポイントしか獲得できなかった。
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
中上くんも色々キビシイこと言われてたけどね。チャントラもポイント獲れたことだし、気分を変えて頑張ってほしいわ。出光的にも今はチャントラを地道に育てるしかないだろう
アレイシのチャントラ評はなるほどと思えるね
でもモタスポでよくあるのは1ポイント取れたんで区切りとすることがあることで
残り欠場、来季は出光ごとSBKに行くのでは?
残りは出光枠でASB1000のランキングトップのライダー(アズロイとかシャリーンとか)を起用するとか
昨シーズンのASB覇者国井や今全日本で走ってる野左根を起用するとかして凌いだら
野左根はMoto2、スーパーバイクで走って思ったように結果が出ず、シャーリンもMoto2、MotoGPで結果出ずだったので引っ張ってくるにも材料が足りないのでは。
それならまだタイ市場見越してチャントラを少なくとも今シーズンは乗せた方がよさそう。
MOTOGPルーキーを1年で切るっていうのは余りにも酷というものでしょう。最低でも3年乗せてみないと実力判断できないと思う。
今年のタイトル争いしてる、アレックスやワークスドカに乗ってるデッジャだって1年目は苦労してたからね。
まぁ、確かに歴代のチャンプたちケーシーやロッシ、マルクなんかは1年目からケタ違いの適応をみせるけどね。