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2025チェコGP【モトGP:決勝リザルト&トピックス】

『2025 チェコGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』

★7月20日(日)、チェコGP モトGPクラスの決勝が行われた。次戦は夏季休暇明け、8月15日からのオーストリアGP。

★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(381ポイント)、2位アレックス・マルケス(-120ポイント)、3位バニャイア(-168ポイント)、4位ベッツェッキ(-225ポイント)、5位ディ・ジャンナントニオ(-239ポイント)、6位モルビデッリ(-242ポイント)

★トップ10内はドゥカティ2名、アプリリア3名、ヤマハ1名、KTM3名。

★ルーキー陣は11位アルデゲル、14位オグラ。チャントラ欠場。

★ドゥカティ

首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。今シーズン12GP(24レース)で19勝目。決勝8勝目(現在、5連勝)。土日ダブル優勝5回目。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは4位(VR46ライダーズアカデミー)。好スタートで第1ラップは首位だった。

11位フェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ、昨年はモト2総合5位))。8位でゴールしたが、第4ラップでオリヴェイラ選手に接触したため、3秒加算ペナルティを科せられた。
チームメイトのアレックス・マルケスはリタイア。ミール選手を巻き込んで転倒。次戦でLLP実行の処分を科せられた。

16位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。今週末は2レースとも0ポイント。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは欠場(VR46ライダーズアカデミー)。ドイツGPでの転倒で左肩を負傷。ピットボックス入りはしている。

★アプリリア

2位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。総合4位(ドゥカティ以外メーカー首位)。第2〜8ラップまで首位だった。
チームメイトのホルヘ・マルティンは7位(昨年はドゥカティ機)。4月初めカタールGPでの負傷で長期欠場し、今回が復帰戦。

5位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。モトGP自己ベストのタイ記録(2023ヴァレンシアも5位)。
チームメイトのアイ・オグラは14位(昨年はモト2総合首位)。

★KTM

3位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは8位。

9位ポル・エスパルガロ(KTMテック3、テストライダー)。土曜スプリントも9位。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。最後のレース参戦は2024年9月。なお、ヴィニャーレス選手はドイツGPで左肩脱臼/靭帯損傷/軽度の骨折を負い、7月13日に手術を受け、自宅療養中。
チームメイトのエネア・バスティアニーニはリタイア(昨年はドゥカティ機)。第8ラップ第3コーナーで4位走行中に転倒。前回の欠場は虫垂炎ではなく、チキンサラダによる重度の胃腸炎で、体重が3kg減少した。

★ヤマハ

6位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは18位(テストライダー)。最下位。ワイルドカード参戦。

10位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは17位(昨年はアプリリア機)。

★ホンダ

12位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア。弟マルケス選手の転倒に巻き込まれた。

13位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。他の選手らがミディアムタイヤ選択するなか、唯一、ソフトタイヤを選んだが報われなかった。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは負傷・棄権(テストライダー)。ソムキャット・チャントラ代役。

『2025 チェコGP モトGP 決勝リザルト』



『2025 チェコGP モトGP 総合順位』




(Photo:Motogp.com

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POSTED COMMENT

  1. ハスクバーナ より:

    マルケスが勝ったのね。
    ベッツェッキが抜かれてつまらなくなって選挙番組に変えてしまった。

  2. maxtu より:

    マルケスが別格とはいえトップ10でDUCATIファクトリー2台のみなのも久しぶりだよね
    これで風向きが少しでも変われば

    しかし、ミルはもう冗談抜きでお祓い案件
    マルティンはひとまずダブル完走、ポイント獲得で復帰おめでとう
    ベスがここまで仕上げてくれたことに感謝しないとね

  3. 日野飛揚 より:

    マルクが勝つのもチャンピオンを取るのもいい。問題は終盤までバトルに持ち込めるライダーがいないということだ。
    正直、ここ1.2戦でレースへの期待感が薄れてしまった。どうせまたマルクが勝つんだろうなぁ、みたいな。実際スペインですらTV視聴率が下降気味らしいし。まぁレースの見方は人それぞれだろうけど。
    夏休み明けからはマルク独走の流れを変えて欲しいね。

  4. dai-34 より:

    これがリアルスポーツのシビアで難しいところで、最後は一番強い選手が勝つ
    プロレスとMMAやボクシングとの違い
    興行や視聴率を考えたら群雄割拠な状態になった方が良いが、リアルの場合は圧倒的に強い選手が出てくるとどうしようもなくなる
    現在のMotoGPは強いマルケスの存在以外にも機械を使うスポーツであるが故の当たりはずれ、ライバル達の不甲斐なさも手伝っているけど
    そうは言ってもマルケスがいなくなると今度はスターの不在問題が出てきそうな気もする

  5. GPファンファン大佐 より:

    弟マルケスは悪い流れから抜け出せないなぁ。
    この流れからぬけないとランキング2位も危ういな。

    ミルは・・・気の毒。転倒巻き込まれ回数はもう何回目だろう?

  6. バリー#7 より:

    >問題は終盤までバトルに持ち込めるライダーがいないということだ

    ヴァケイション明けに復調して来たホルへ+アプリリアがどこまで絡めるか(ちょっとだけ)期待。過剰な期待はしない。

    しかし勝者が毎回ほぼ同じというのは彼のファンには最高でも、それ以外には、ね

  7. 鯖通り より:

    マルティン騒動に始まった契約関連のざわつきが落着した事がアプリリアとKTMのライダー、チームとも良い方に働いたようですね(バスティアニーニは残念でしたが)

    その一方最近復調傾向に見えていた日本メーカー勢が沈んでしまったのは心配です…サマーブレーク中の開発に期待しましょう。

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