MotoGP

クアルタラロ『毎晩、寝る前にホンダ初乗りを思い描いている』

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『クアルタラロ:毎晩、寝る前にホンダ初乗りを思い描いている』

★9月11〜13日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロ(ヤマハファクトリー)が予選13位、スプリント21位、決勝10位だった。総合15位(−213ポイント)。

★クアルタラロ選手は現行機に不満を抱いており、かなり前からヤマハ側と険悪な空気になっていたが、サンマリノGP直前に和解した。

★同GP中、クアルタラロー選手が次のような内容を話した。

寝る前にホンダでのマシン初乗りを思い描いてる
(タイヤテストについて)僕がヤマハの立場でも、同じようにするかも
僕の牙は、いまだ健在だ

“寝る前にホンダでのマシン初乗りを思い描いてる”

【今年末にヤマハを離脱し、来年はホンダファクトリーから参戦するが…】
「正直な話、毎晩、寝る前にホンダでのマシン初乗りのことを思い描いてるんです…(最終戦後の)ヴァレンシアテストだけじゃなくね。
ちょっと不思議な感じでしょうねぇ…(モトGPでの)キャリアはずっとヤマハだったから、大きな変化になるでしょ。くらくらするとかじゃなく、意欲とか緊張感とかね。
とにかく、移るって決めたんだから、全力で頑張りますよ。」

【長年、苦労してきたのだから、乗り換えるなら戦闘力の高いドゥカティ機の方が良かったのでは?】
「ホンダを信じたからです…ホンダはまた勝てるようになりたいって思いながら、この何年かを過ごして全力を注いでるじゃないですか。
レギュレーション変更によりマシンもタイヤも新しくなるんだし、ホンダは戦闘力の高いマシンを作り出してびっくりさせてくれると思うんですよ。」

【しかし、マルク・マルケスは貴方と似たような理由でホンダから離脱しているが…】
「(ホンダは)それで痛感したと思うんですよ…ベストライダーを失った時、マルクの望みが何だったのか痛感したはずでしょう。
もっと攻めた作業をしなければならないって気づいたんじゃないんですか…実際、この2年間は大きく前進してるようだし。」

【そう言うことについて、マルク選手と話し合ったことはある?】
「いえ、全くありません。」

“(タイヤテストについて)僕がヤマハの立場でも、同じようにするかも”

【来年から導入されるピレッリタイヤに関し、貴方の場合は試す時間があまりないが…】
「テストではフィーリングを掴むことはできるけど、でも、『開幕戦で優勝を目指す』とは言えませんからね…そんなの非常識でしょ。
まぁ、2日間のテストで物凄く乗り心地が良い…なんてことがあるかもしれないけど、でも、シーズン序盤の実戦で学んでいかないとね。
もし表彰台や優勝争いができそうな状態になったら、頑張りますよ…でも、そんなに急いで物事を進めることはできないでしょ。
ホンダに移ったからって、すぐにベストマシンに乗れるわけじゃないんだから…。きちんと調整察業をして、少しづつ仕上げていかないと…少しづつ、でも、てきぱきとね。」

【ヤマハはオーストリアテスト(2027年機テスト)に、貴方を参加させないそうで…】
「問題を起こしたくないんで、これ以上詳しい話はしません。まぁ、僕がヤマハの立場でも、やっぱり同じようにするかもね。」

【ヤマハと貴方の関係は、何が原因で緊張してしまったの?】
「本来の順位じゃないポジションで走っていた期間がねぇ…2021年はタイトルを取り、2022年もその辺で戦い…まぁ、タイトルは取れなかったけど。
ところが、その後は3年連続で思ってもいなかった順位で戦わねばならず…デリケートな局面がいくつかあって…多分、そのせいでこう言う風になってしまったんだと思います。」

【現在の関係を穏便に終わらせることはできそう…?】
「複雑な問題ですよね…でも、双方ともできるだけ良い形で終わらせようと努力するでしょう。
けっこうピリピリすることもあるけど…メディアが大げさに報道するんで、まるで最悪な状態になってるように見えしまってね。
もちろん、以前は上手く行ってたけど…だからと言って、今、戦争状態になってるわけじゃないんで。
恋愛関係と一緒で、こじれる時もあるんですよ…普通のことでしょ。もう8年も一緒にいるんだから。」

“僕の牙は、いまだ健在だ”

【貴方から見て、ヤマハ機の弱点はどこだと思う?】
「今年、バルセロナで初テストをした時は、良い意味で驚いたんですよ。ところが、全体的に前進することができなかったんです。
新マシンを投入したら、調整しなければならない点も多く…でも、スピード面やマシンを曲げること、グリップ、パワーに関して進歩が見られないんです。」

【最後のレース優勝は2022年ドイツGPだが…長いこと優勝争いができないと、どうやって闘志を保つものなの?】
「(自分の胸を指しながら)それは、ここにあるんで。3日間、飲まず食わずの犬と一緒で…エサを前にした途端、飛びついてゆくでしょ。
今、僕はそんな感じなんです。もし優勝や上位争いのチャンスが巡ってきたら、僕も飛びついて行きますよ。実際、去年のブリティッシュGPでそうしたでしょ。
色々な条件が重なったおかげで、あの時は優勝争いができたんです。僕の牙は、いまだ健在ですよ。」

[ 完 ]

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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